日本の歯科事情から顧客との対応を考える。

現在4月の末より歯医者へ通ってるのですが、今日は以前の通院していた歯医者(4月中まで通院)で

「異常ないよ。虫歯じゃないよ」

と言われた部分の治療でした。

痛みがあり以前から気になっていたため、治療をお願いしましたが、結果として神経を抜くことに!

今日はショックでほとんど仕事になりませんでした。

以前通院していた歯医者では、3カ月に一回の健診を欠かしたことはなかったのですが。

歯ブラシも2週に1度は交換し、朝と夜は丁寧に磨いています。

フロスもつかっていましたが、散々たる結果に!

さて、今回の反省と仕事につながる気づきを書きたいと思います。

(やっぱりお医者さんは、先生!というのが合いますね)

日本の歯科事情

この10年程で大きく変わったことが、歯医者は予防のために通院するという事です。

よく言われていますが、日本は長らく歯医者へは悪くなってから通うというのが一般的でした。

仕事中に歯科検診にいくなんざ考えられなかったでしょう。

しかし、海外では歯医者へは予防のために通うというのが一般的です。

歯=一生の財産という意識が強いんですね。

加えて歯が悪かったり、歯の見た目が悪いと就職にも影響すると言われています。

今でこそ日本でもフロスが一般的になりましたが、僕が大学生のころはまだ一般的ではありませんでした。

また虫歯菌や歯周病が、心臓病や脳の病気に影響すると言われるようになったのもこの10年程です。

さてそれでも、定期健診を実施していない人もいるようです。
(実施した僕がこんな結果ですが。。。)

詰め物や被せ物も保険適用のものではなく、自費になりますがセラミックどの方が虫歯になりにくいなどの利点があります。

でもかなりの高額であり、10万以上が通常のため、なかなか一般のサラリーマンでは簡単に支出とはいきません。

そんなんが保険適用になったら、医療費大変ですからね。

日本はまだまだ歯科に対する意識が遅れているらしいです。

定期健診の目的とは

今回、神経を取った部分は、先週レントゲンで

「これは相当です。神経とると思います」

と言われてました。

覚悟はしていましたが。。。

脳裏に浮かんだのは、

「健診で痛みがあるって言ったのに!(2回程いいました)健診なんて意味ないじゃん!」

しかし、自分自身、意識が足りなかったのだと思います。

もっと訴えればよかったのですね。

言うべきことは、強くいうべきだったのでしょう。

どうやら歯科検診というのは、そもそも虫歯予防のためのものではないらしいです。

金属の詰め物の下は肉眼では見えませんし、レントゲンでもわからないことが多いみたいですね。

歯と歯の間などは自分でもセルフケアが重要であり、金属の詰め物の下は症状があればとにかく早く正確に歯科医師に告げることが重要らしいです。

さて、この失敗で感じたことがあります。

先生が対応することの重要性

以前通っていた歯医者は、健診は歯科衛生士がやってくれました。

歯科医師は最後に確認する程度です。

歯科医師自身に見てもらったことは、いつも2,3分です。

「そんなんでわかるのか?」

正直なところ毎回そう思っていました。と

なんだか会計事務所と似ていますね。

担当者が処理をして、税理士先生はさくっと確認・署名する程度。

担当者 → 税理士先生というシステムが悪いとは思いません。

一般的ですし、出来具合に関しては、税理士が何をどこまで確認するかに委ねられていると感じます。

しかし、最初から最後まですべて税理士自身が手をかける事が望ましいと改めて感じました。

税理士の力量がものいうことになります。

だからこそ、税理士自身がすべて手をかけることの意味があると感じます。

顧客の不安に真摯に向き合う

あの時ちゃんと見ていてくれれば。

もっと詳しくレントゲン撮って、検査してくれていれば。

やっぱりそう感じてしまいます。

当たり前のことですが、顧客の不安や質問には、どんなことでも真摯に丁寧に向き合おうと改めて思いました。

時に、「そんなことにわざわざ聞くなよ」

と思う事も日々の業務で多々あります。

取り込み中で、顧客の質問の対応が遅れることもあります。

しかし、お客さんにとっては一大事なんですね。

幸いな事に、今まで大事に至ったことはありません。

普段はできるだけゆとりをもって仕事をしていますが、それでもセカセカしてしまうときがあります。

心を忘れている事があるかもしれません。

人間なんで仕方ありませんが、その度に、真摯に向き合うという事を忘れないようにします。

まとめ

歯の定期健診は保険適用になっていますが、本来おかしいですよね?

健診ですから。

ただ、これが自費なったら?と恐ろしく感じます。

歯に限らず、自己で体を気遣う事が、医療費の削減につながると言われています。

定期健診、健康診断、ジム会費、フロス・歯間ブラシなど、セルフケアに要した料金の所得控除とする法令が創設されてほしいものですね。

 

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