サラリーマンに向く人と向かない人の違いについて。

先日、銀行勤務時代の同期と会う約束をしました。
独立の事についての相談です。

実はその友人(彼)は、昨年末に税理士試験に合格!

僕が初めて受験したのは大学3年時ですが、彼も偶然3年の時に初受験でした。
途中受験を中断したとはいえ、15年かけての合格はすごいですね。

さて、彼は新卒からずっと金融機関に勤務しています。

税理士になるにはこの先どうすればいいのか?
それは言うまでもありませんが、その場合でも勤め人を希望するようなことを言ってました。

銀行員大変ですよね。
でも彼は続けており、税理士法人等へ転職してもきっとうまくやっていけるでしょう。

勤め人として継続できる人、できない人は何が違うのでしょうか?

嘉義 国立嘉義大学1

仕事に疑問をもってしまう

銀行にいたとき苦手だったことの1つに、上からの命令は絶対ということでした。
今でこそ小さい組織の為、反抗はすることはできます。

しかし、ある程度の大きな組織なると平社員ではまずそれは無理ですね。
おかしいぞ?と思いながら融資を開拓したり。

魅力的じゃない金融商品を営業したり。
金利の引き下げ競争をしたり。
うしろ向きな資金を貸したり。

それらについて疑問があったとしても、そうするしかありません。

サラリーマンを経験すれば、きっとそういった思いは時とともに慣れていくんだと思います。
仕事のなので割り切ることができるのでしょう。

そうでなくては、会社員など勤まらないでしょう。

僕はどうしてもそういったことをぬぐう事が出来ませんでした。
(たかだか2年半なんですがね)

今現在も、仕事の仕方、ハードの問題、顧客への対応など、やはり割り切ることが出来ないことばかりです。
究極をいうと、何をいわれても上の命令に従う度胸があるかどうかですね。

きっと僕はそんな度胸ありません。

居心地がいいと感じることができるか

会社で仕事をしていて、居心地がいいという人もいます。
同じ机、同じ空間、同じ周囲の人間、同じ機器類、同じものに囲まれて、日々仕事ができる人をすごいと思います。

銀行にいたときはあまり覚えていませんが、会計事務所に勤務してからは、事務所内で居心地がいいと感じたことは1度もありません。
今の勤務先はもう7年になりますが、やはり居心地がいいとは感じません。

常にストレスや不安定さと感じながらのような気がします。

ただ、お客さんの所に行くのは別です。

社内の空気から会社の業況を勘ぐることもできます。
電話では話すことが出来ない、混みいった話をすることもあります。

しかし、事務所内で常に監視されながらのようなスタイルは、やはり息がつまります。

そういえば、僕は銀行時代は営業でした。
支店にいるのは大抵昼の1時間。
あとは4時以降でした。

だから息が詰まることはなかったんですね。

自分がいる空間が居心地がよければ、勤め人にとっては最高でしょう。

刺激的な毎日を送れるか

会計事務所ではまずありえませんが、世の企業には異動というものがありますね。
(中小では少ないかもしれませんが。。。)

彼もこの13年で多くの支店を異動したり、出向に行ったりと充実していたようです。
1つの世界に留まらず、数年ごとに新しい環境に身を置くという事は、とても魅力的ですし刺激的。

この刺激的というのは、会計事務所が欠いている大きなことの1つでしょう。
顧問先を毎年シャッフルしたり、顧客自体が毎年変わっていくなら別ですが。

しかし、大抵は1年の流れに慣れてくると、あとはルーティーンになりがちです。
勤め人の場合、そこにやりがいや価値を見出せ!と言われても実際問題は難しいですね。

新しい経験ができ、新しい人や環境と出会い仕事ができ、刺激的な毎日を送ることが出来れば、勤め人はたのしいでしょう。

人脈を広げるセンス

僕はあまりお酒の席は得意ではありません。
今も必要以上は参加しません。

しかし、社交的でお酒の席が得意な人はやはりそれだけで得だと感じます。
同期の中でも積極的に他店舗の人間と知り合い、人脈と自分の名前を広げている人もいました。

それはゴマをするということとは全く別物だと思います。

支店外で横の関係を構築するセンスというのは、僕にはありませんでした。
今でもそういったふれあいは、苦手だなーと感じます。

懇親会とか苦手ですねーーー。

自分の名前を広げる力、人脈を広げるセンスがあれば、どこの組織でもやっていけるでしょう。
それがない僕が、独立して大丈夫か?とよく思います。

同期でまだ銀行に勤務している人達は、入社当初から多くの先輩と関わりがあった人達ばかりです。

もともとそういった能力があったのか、努力したのかはわかりません。

僕には到底できないかったことなので、心からすごいなーと感じます。

まとめ

サラリーマンとして組織で生きていく場合、自分の名前や人脈を広げることが得意な人はいいですよね。

ずっとわかっていましたが、僕にはそれがありません。

なので、ガンガン営業などはできないですし、しないでしょう。

税理士会の懇親会ですら気が進みませんからね。

ガンガン営業に代わるものを日々考えています。

 

 

 

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