勤務税理士の思案3。耐用年数がわからない。耐用年数表がよくわからない。

先日後輩から、
「仮想化サーバーネットワーク構築システムの耐用年数がわかりません。」

という、とてつもなく面倒な相談をされました。

 

ボスに聞いてよ、ボスに。

 

他の担当者のこういった相談って、面倒なだーと思ってしまいます。

減価償却資産の振り分け、耐用年数の判定って、難しいですよね。

 

新人の時、こんな原始的な方法で分けるのかと、

がっかりした事を覚えています。

 

どうして耐用年数表って、あんなに難解なんでしょう。

僕だけかな?

さて今回は減価償却資産の判定が困難な件について書きます。

 

 

耐用年数表がよくわからない

新人の頃、レジの耐用年数を調べていました。

 

備品であることは勿論わかりますが、耐用年数が見当たりません。

ネットでみたら、レジとは金銭登録機というとのこと。

 

金銭登録機?

 

当時25年程生きてきて、金銭登録機と初めて聞きました。

多くの飲食店でアルバイトしましたが、

金銭登録機とは一度も聞いた覚えはなく。。

 

「レジ打ってー」とは言いますが、

「金銭登録機打ってー」とは言わんがな。

 

僕が知らないだけですが、その後もシャッターが自動開閉装置だったり。

 

備品と付属設備両方にクーラーがあったり。

タイプライターという時代錯誤の言葉があったり。

 

なんだかよくわからない日々が続きました。

 

耐用年数表の細目って、どうしてあんなにわかりにくいんでしょう。

そして非常にザックリしています。

 

そうかと思うと、「その他のもの」を用いる際には、

細かい通達があったりします。

 

パーソナルコンピューター(サーバーを除く)という記載も、

なんだかイライラしますよね。

 

耐用年数表の記載事項や、表現の方法が、

時代とマッチしていないように感じます。

 

しかしそれ以外にも、難しいなと思う要因があります。

目で見て確認する重要性

10年前、新人の時、初めての仕事が資産の振り分けでした。

たまたまお客さんが店舗を新築したんですね。

 

新築というと、

・工場や工場内機械設備

・事務所および事務所内設備

 

・それらに付随するトイレや空調などの設備

・敷地内舗装

 

・看板やサインポール

・その他の周辺機器や備品

 

・よくわからない工事費

などが一般的に存在します。

 

今となっては、こういったものの振り分けは好きな方です。

 

しかし、当時は請求書をみても、その工事の用語すらよくわかりません。

今でもそういったことはよくあります。

 

導入した機械1つとってみても、

いまいちピンとこない事の方が多いような気が。

(僕だけかも。。。)

 

当時は転職して3日目くらいに、工事の請求書をもって、

先輩とお客さんの元へ行きました。

 

実際に自分の目で確かめるという事ですね。

どんな仕事をする上でも、基本な事です。

 

勿論、訪問したからといっても何だかよくわかりませんでした。

 

ただしそれが経験となり、こういったケースの場合、

何を確認して把握すればよいのか、自分で構築することができます。

 

なので、自分の目で見るということは、非常に重要なんですよね。

机上での判定は難しい

さて、以前の勤務先では基本的のお客さんの元へ伺うスタイルでした。

 

記帳でも、自計化でも、決算報告でも、

お客さんに訪問していただくことは殆どありませんでした。

 

現勤務先のスタイルはその真逆です。

(なので余計にフラストレーションなんですが。。。)

 

僕はそれがよくないと思うので、

必要な時は外出するんですがね。

 

ただ、基本的に日々の業務での中で、

実際に自分の目でみるという機会が殆どありません。

 

会社の空気、社員の様子、人の顔つき、全体的な雰囲気など、

目にしなくてはいけない事は沢山あるんでしょう。

 

購入した資産については、できる限り正確な処理をしたいものです。

 

複雑な設備や、資本的支出などは、

100%正確とはいかないかもしれません。

 

しかし、とりわけ資本的支出などは、

実際目にしてみないとわからないことがあります。

 

請求書の紙やネットだけをみていても、

純然たる机上の空論となってしまいます。

 

こういった部分は、勤務中に変化できればなあと感じます。

1つの資産でもいろいろある

よくわからない設備というと、

看板の問い合わせがあります。

 

看板っていってもこんなにありますからね。

実際目でみないとわかりませんよね。

 

台湾旅行も少しは役立ちます。

 

建物付属設備18年

 

 

備品3年

 

 

 

 

構築物20年

 

 

 

建物付属設備18年

 

 

備品3年

まとめ

工場や事務所など建物内新築といった場合、

中の内装や付属設備はよくわかりません。

 

特に、修繕関係などはよくわからない事が多いです。

出来れば目でみて判断をしたいものですね。

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