和尚さんは教えてくれる。通夜や葬儀に参列する意味。

昨日は親族のお通夜へ行きました。

この年齢になると、親戚の方と会うのは通夜や葬儀です。

彼らの子供達が成長を目にすると、葬儀の場であってもどこか和やかになります。

 

さて、親族が亡くなった場合、そんな和やかな状況ばかりでありません。

昔の家族は兄弟の人数が多い為、親族間のトラブルがある事もしばしば。

弔いの場でそういった声を聞くのは、何だか淋しいですよね?

今日はお通夜でいただいた、和尚さんの教えについて書きます。

funeral

通夜での和尚さんの教え

不謹慎かもしれませんが、葬儀や通夜の会場は嫌いではありません。

線香や花の香、静かな空間も好きですが、必ず和尚さんお話しがあります。

 

日常の生活では、仏教の話や教えなどまず考えたり、学んだりはしません。

通夜で聞く和尚さんの教えは、毎回自分自身を正すきっかけをくれます。

 

今回の和尚さんのお話は、

「人は言葉や文字では気持ちを全て表す事はできない。

その為にこの通夜という場が存在する。」

 

いつも礼拝の後の話を聞くと、ハッとする事があります。

宗教的な事って、若い頃は全く気にも留めず、考えたりしませんでした。

 

非常にシンプルな表現ですが、解釈は物凄く難しいお話ですよね?

僕は通夜や葬儀の場においては、参加者それぞれが故人と向き合い、

話をするということと解釈をしました。

shrine

年配者は全てを洗い流す強さを

相続税の申告をしていると、親族でもめていることって多々あります。

人間みな大人になると、それなりにしがらみがありますが、

親族や兄弟間のいざこざほど、解決法が難しく、根が深い部分があります。

 

赤の他人なら諦めはつきますが、親族だからこそ厄介なんですよね。

ずっと中がこじれて元通りにならない事も。

 

しかし、例え過去に拭い切れないイザコザがあったとしても、

弔いの場では、もうそんな事いいじゃない、チャラにしようよと思います。

 

お通夜や葬儀って、遠くに散らばった親族や血縁関係が集う場でもあります。

小さい頃に度々会っていた親戚の人も、大人になればそれぞれの人生があり、

そうそう定期的に会うわけにはいきません。

 

だからこそ、もう過去の事は水に流して、和やかな雰囲気で、

次の世代に家系を繋いでいく強さを、年配の方にはもっていただきたいと願います。

まとめ

自分が死ぬ時には、ジメーっとした雰囲気で通夜や葬儀はしてほしくありません。

通夜や葬儀って、せっかく親族や血縁関係者が集まるんですよね?

例え家族葬であっても。

 

だったら世間話でもいいので、賑やかな通夜や葬儀にしてもらいたいですね。

細かいマナーや堅苦しい服装なんて気にしないで、

みんな仲良く笑い溢れるセレモニーの方が、絶対にいいと思います。

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