勤務税理士の独立準備8。引っ越しブルーに陥る。

あとちょうど1カ月程で、人生で3度目の引っ越しをします。

引っ越しに伴う必要事項は、ほぼ把握済みです。

しかし、仕事帰りや通勤途中、普段通い慣れた店や道を歩くと、

ふと寂しくなります。

 

毎年桜が咲く季節は、意外と物悲しくなりますが、

それとは少し違った寂しさが。。。

これってもしかして、「引っ越しブルー」?

 

 

引っ越しブルーに陥る

これから住み慣れた静岡県から滋賀県へ。

今までの同じ市内の引っ越しと違い、県外への引っ越しです。

転居先では知り合いもいなく、通い慣れた店もなく。。。

 

気がおけない友人や、リラックス出来る環境を一から探していくのって、

何だかとっても不安でめんどくさ。

 

気候も全く違いますし、言葉のイントネーションも。

そういえば、テレビ番組も違うんでしたよね。

レインボーレッドキウイも、桜エビのかき揚げも滋賀にはないし。

 

これが引っ越しブルーなのか?

と実感していますが、ポッカリ寂しく思う気持ちはそれだけではないようです。

ブルーの正体は何?

見えない不安を感じた時、その不安の正体を明らかにして、

自分で認識したり、把握することにより、不安は和らぐと言われます。

正体が見えないからこそ、不安に感じるという理屈です。

 

さて僕は仕事を辞めた後の事は、既に考えてあります。

・年金、市民税、国保の公的支出

・健康診断

・一応税理士と名乗るためのランニング費用

・一応仕事する為に購入しなくてはいけないもの

・転居に伴う必要な家財

・毎月の医療保険や電話料金

・自分のおこづかい

・台湾旅行(余計な支出)

多分きっと他にもお金かかるんでしょうが、

取りあえずはざっくり100万かかります。

生きるのって、大変ですよね。

 

お金の計算は試算済のため、お金の不安は見えています。

 

お仕事の方も、「そりゃ、あんた無理だよ」的な事を、

散々言われ放題です。

しかもあんまり考えていませんし。

 

見えない不安がお金でもない、お仕事でもないとすると、

見えてくる不安は、地元を離れる寂しさです。

不安は人間関係の一からの構築

見知らぬ土地で、人間関係を一から築かなくてはいけないことに、

今更気づいてしまいました。

しまった!鈍感だった!

 

居心地がよく、顔なじみのお店もありませんからね。

 

人間関係を一から作る不安は、今まであまり感じませんでした。

小中学校、高校、大学、就職、転職と、それぞれの過程では、

一度人間関係はリセットされ、その度に新しくするチャンスがありました。

 

不安というよりかは、どこか期待やワクワク感の方が強かったと思います。

それらの過程とは状況がやや異なるかもしれませんが、

人間関係構築を躊躇う理由は、おそらくそれだけ年をとったからです。

(元々人見知りなとこもありますが。。。)

 

新しいことはエネルギーが必要

新しく何かを始めるのって、エネルギーが必要ですよね?

ガツガツ動くのにも、エネルギーを要します。

若い頃、そのエネルギーがあったのは、将来への期待感があったからです。

 

既に形成された枠がないからこそ、何かに期待や光を求めたものです。

しかし、社会人14年ともなると、それなりの鎧を手に入れており、

装備を解除するには勇気や根性が必要。

 

何か始めるのであれば、若い方がいいと言いますが、

何だかその意味がよくわかります。

 

でも一度、身の回りすべてゼロもいいのかもしれません。

そしてそれが嫌になったら、あっさりまた鎧をまとってみようと思います。

まとめ

結局不安を解消するには、積極的に動け!

なんですが、少々面倒くさいですよね。

引っ越しブルーは少し続きそうですが、

新しい土地での楽しみもまた同様にあります。

でももう少し、早く決断すればよかったなあと感じます。

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