言葉は言霊。自分が受け取りたくない言葉を相手に投げかけてはいけない。

本日定期の最後の給与を貰い、今週末でサラリーマンとしては、一区切りとなります。

もしかしたら、また会社務めをするかもしれません。

その時は、全く違った業種だと思いますが。。。

 

さて会社務めというと、誰しもが人間関係のストレスがあります。

人間関係のストレスは、いつの時代も、また所属する組織の大小問わず。

 

いざこざの1つの要因として、相手に投げかける言葉や言葉遣いがあります。

人間関係は、言葉1つで絡み合うこともあり、言葉1つでほどける事もしばしば。

 

14年間の会社勤務を通して、相手に投げる言葉について、考えてみます。

 

 

目下の人間には言葉選びに注意する

目上の人間には、言葉遣いを注意しなさいと、社会人になった時に注意されました。

その理由は、失礼にあたるからのようです。

噛み砕いて言うと、目上には敬いなさいと、いうことだと感じます。

 

しかし、僕はむしろ年下の後輩や部下に対して、言葉や言葉遣いを注意した方がいいと考えています。

 

例えば、ある仕事を依頼して、自分が想定した期限を超過した時、

その理由を問う事があると思います。

 

・どうして間に合わなかったのか?

・なぜ間に合わなことを告げなかったのか?

・遅れてしまった原因は何?

 

・期限を超過しているけど、何か難しい事あった?

・指示の仕方悪かったかな?

・今まで何やってたの?

 

・間に合わないなら残ってやってけよ!

・まず遅れた要因を教えてください。

 

様々な言い方があると思います。

どれも間違いではありませんが、人によってはカチンとくる言い方もあります。

 

その逆で、相手に落ち度を把握させる言い方もあります。

 

相手に理由を問いただす事は、ごくごく自然な事です。

だからといって、どんな言い方をして言いわけはありません。

 

しかし実際の職場では、相手に少なからずの非がある場合、

凄い嫌な言い方をする人がしばしばいます。

 

でも相手は自分と異なる1つの個体なので、

言い方1つでそっぽ向く事もあります。

 

どの方法をとるかは上司や先輩の自由ですが、

後輩や部下を如何にして上手く扱い、伸ばしてあげるかどうかも、

その上司や先輩の言葉1つ次第です。

カチン!と反応されたらその理由を考える

僕もこの年になると、指導をする事もありました。

そして、相手から「はあ?」的な態度をされる事も。。。

 

注意や指導して、相手から「はあ?」なんて言われたり、態度されたら、

イラッとするかもしれません。

そんな時、自分の発言をぐっと考えるようにしています。

 

半年程前ですが、引継を兼ねて仕事の完成を依頼した際、

2日以上の超過がありました。

事前にスキーム等を説明し、入念に準備してあったにも関わらずだった為、

僕は思わず、「なんでこんなに遅れるかな?」

と言ってしまいました。

 

自分自身、なかなか成長がないと反省しました。

 

言葉は言霊と言われるように、こちらが高圧的な言葉を投げると、

相手からも圧が高い反応が返ってきます。

 

案の定、「はあ?」的な返答でしたが、

僕がもっとその場で適した言い方をすればよかったのです。

 

「なぜ?」ではなく、今現在遅れている事実の根本を、

落ち着いて紐解いていった方が、相手も把握しやすかったと思います。

 

僕の方が目線が高いので、相手の言い分を、

聞き出す事が必要だった事は言うまでもありません。

 

相手からカチン!とした反応があった時、

ぐっと堪えて、自分の発言をすぐさま省みる必要性を感じます。

カチン!とした相手の反応は、自分の言葉選びの明らかな失敗です。

カチン!とするには理由がある

さて逆に、僕自身がカチン!きた事もあります。

誰にでもあると思います。

・自分の失敗を変に咎められた時

・高圧的な言葉を投げかけられた時

・明らかに理不尽な状況の時

・わざわざ悪意がある言葉をもらった時

 

自分が目下の立場であっても、何となく相手から、

意地悪な言い方されているって、気づくことがあります。

特に、高圧的な言葉の場合などは、僕もカチン!ときて、

×××!と言い返してしまいます。

 

また、失敗した場合など、自分に原因がある場合でも、

変に意地悪で、性格悪い言い方をされると、カチン!ときたことも。

(根本は僕が悪かったのですが。。。)

 

言葉は言霊って、やっぱし本当で、

嫌な言葉を受け取ると、嫌な言葉で返してしまいます。

 

カチン!と返答すると、その言い方はなんだ!と、

しばしば咎められることも。

しかし、カチン!とくる方にもそれなりの理由があります。

 

そんな誰しもがカチン!ときた経験があるからこそ、

最初に言葉を投げかける方は、相手の受け取り方を考えた投げかけが必要です。

 

自分が受け取りたくない言葉は、

相手に投げてはいけません。

 

まとめ

1つの組織の中で、言葉の選び方って本当に難しいです。

自分がそのつもりがなくても、相手をカチン!とさせてしまったり、

また相手がそのつもりがなくても、自分がカチン!としてしまったり。

 

自分が上の立場の時の方が、言葉選びは雑になっているのかもしれません。

だからこそ、状況はどうであれ、言葉を発する方は、

その遣い方や選び方に慎重になった方がいいと感じます。

 

そんな僕も、ボスにカチン!ときた時、

またボスをカチン!とさせた時は、

グッと堪える事ができず、相当な事を発したようです。

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