「ザ・新しい自分」をはじめる。慣れた環境を変えてみることも重要だと気づく。

人生の中で、「ザ・新しい自分」を始めることが出来る時って、実は何度かあります。

いわゆる学校デビューがそれにあたります。

・中学デビュー

・高校デビュー

・大学デビュー

・新社会人デビュー

・転職デビュー

大抵の場合、誰でも味わう事ができるデビュー。

 

今回知り合いが誰もいない土地で引っ越し&開業デビューしたんですが、

嫌でも今までの生活ツールを変えなくてはなりません。

そこで今回、新しい床屋さんへ行くと、自分の中で風化してしまった若さに気付きました。

○○デビューってしていますか?

 

デビュー

僕の大学デビュー

人生で一番華やかでデビューというと、大学デビューです。

オシャレしてもよし、髪の毛染めてもよし、化粧してもよし。

そして頑張って新しい自分を演じてもよし。

だって偽っても過去の自分しっている人はそうそういませんからね。

 

こんにちわ!新しいわたし!

頑張って!新しいわたし!

って人も少なからずいるはずです。

(そのうち疲れますが。。。)

単位を落とさず犯罪さえ犯さなければ、基本的にデビューに制限はありません。

 

僕の場合はわかりやすく髪型を変えました。

ええ、思いっきり短髪にして金髪にブリーチして、ツンツンヘアーにして。

そういう時期って誰しもあるよね。

 

そして少したって体を鍛えるようになります。

しかし学校の部活のような運動は大嫌いでした。

静岡では、体育の授業で1時間ずっとサッカーというのはいたって通常です。

県外から来た人は驚く人もいましたが。。。

僕はジムやプールで1人で黙々と運動するのが好きでした。

運動が嫌いではなくて、みんなで行うのが苦手だったんですよね。

 

というわけで、大学時代から今まで1カ月に1度は床屋さんへ行き、

週3~4くらいはジムやプールで体を動かしていました。

そして引っ越して問題となるのが、床屋さんとジムです。

 

床屋さんは高校の時からずっと同じところでした。

ジムはここ6年程はずっと変えていません。

嫌ですよねー。通い慣れた所に行けなくなるのって。

でもね、昔なら新しい場所へ行くことって、それを取り巻く全てのことにワクワクしていました。

 

新しい事に面倒さを感じるのって、老化しているんですって!

会社を辞めるとき、お医者さんから言われました。

いけませんよね。そういうの。

というわけで、今回は床屋さんデビューとジムデビューをしました。

hinder

1人で経営している店に行く

引っ越し前からどこの床屋に行こうか探していました。

僕が住んでいる滋賀県草津市は、

住みやすい(住みたい?)街ランキングがかなり上位なんですって!

だからこの間市役所に行ったら、毎月人口が増えている事に驚きました。

(静岡は毎月人口減っていますからね。。。)

 

駅前に限らず道路を歩いていても、美容院や床屋さんって沢山あります。

しかし、どこのお店も店員さんが数名います。

鏡とイスも4、5セットずつあります。

HPも立派です。(絶対自分で作ってないっぽい。)

 

せっかくなんで、

・1人で経営している

・まだ商売初めてそんなに経ってない

・自分でHP作ってるっぽい

ところへ行きました。

わざわざ、自転車で1時間かかりそうなとこまで。

 

そしたら出発しようと思ったら、突然雨が!

知らない場所だし、スマホ見ながらじゃないとわからないし。

そんな不安定な自転車は大変だし。

仕方なく、金もないのにタクシーで行きましたよ。

タクシーで!

 

草津市のタクシー代の高さにびっくりしましたよ!

 

床屋さんに着いたら、店員さんは当然、

「えっ?なんでわざわざここまで?」

って感じでしたよ。

でも、やっぱり選んでよかったと確信しました。

considerateness

通い慣れたお店は変えた方が気づきがある

1人でお店をやるって、大変だなあとつくづく感じました。

電話が鳴ったら1人で出て、予約が入ったら1人で処理して。

しかし、僕が一番驚いたのは電話の応対でした。

 

お客さん(オレ)がいるときは、

電話が鳴っても急がずスマートに受話器に向かい、スマートに会話を始めます。

いかにも急いで受話器まで駆けつけました!

という素振りはありません。

そういえば、予約電話の時も、とっても穏やかでした。

カットはお客さんゼロですが、独立デビュー的な用に。

スマートな方は、お仕事の上手さもいうまでもなく。

 

電話応対に自分色が濃く出ていて、本当に素敵だなあと思いました。

僕はどちらかと言うと、電話は苦手です。

顔も見えないのに、自分のその時の心境や思いが、

声色を通してモロに相手に伝わってしまうからです。

 

でもそれを目の前でスマートな振る舞いをされると、

ただただ今の自分が恥ずかしく感じます。

「電話が嫌い」、「電話が苦手」というもの、

考えなくてはいけないものだと感じます。

praise

自分の中で無くしてしまった若さ

そして若い床屋さんは、流行りにも敏感です。

「新生活のため、かっ、かっこよく。。。」的な事を恐る恐る言いました。

若い床屋さんって、そういうのサクサクっとやってしまうんですね。

30歳頃までは、ヘアスタイルには気を使っていましたが、

ここ5年程は、全く髪型は変えようともしませんでした。

 

「現状が楽だから、変化が嫌い。変化を好まない。」

それがどれほどのマイナス的行為なのかは、自分自身がわかっていたはずです。

そんなこと、普段仕事をしていて、常々ボスに対して思っていたはずなのに。。。。

自分の事、特に日常の生活の事となると、

すっかり脳みそやセンスや意識が、凝り固まってしまっていたのです。

 

笑い事ではなく、これは真摯に受け止めるべきことです。

 

ちょっと髪型を変えただけで、自分の後ろ姿や横顔って、

微妙に変化することすら忘れていました。

そのドキドキ感とかもすっかり忘れていました。

 

何かにドキドキする感情って、どんな時でも前を向く力になります。

その感情は忘れないようにしたいと強く感じます。

flexibility

まとめ

床屋さんへ行っただけなのに、随分と考えされられることがありました。

でもタクシー使って、帰りはバスと電車使いましたが、

それでも選んでよかったと思います。

マンツーマンっていいですね。

ついでに新しいジムデビューもしましたが、それはまた今度にしておきます。

【今日の言葉】

quit :辞める

仕事を辞めるはquit a job。

resignよりもquit。

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