旅行は大都市と地方都市、どちらが魅力的だろう?

台湾旅行をする時の楽しみの1つが、本屋へ行く事です。

台湾を旅行する時には、日本の旅行本ではなく、

現地でのガイド本が非常に参考になります。

また、文化や歴史の本も非常に興味深い物もあります。

 

その他でいつも気になる事が、台湾で販売されている

日本の観光旅行本の内容です。

どんな内容が記載されているか、気になりますよね。

 

東京をはじめとした主要都市に訪日する観光客は、

未だに年々増加しています。

海外の人は、日本を旅行する前に、日本の都市の中で

どこへ行こうと考えるのでしょうか?

 

1人が好きな人が1人旅するなら

まず昨日の事を書いておきます。

昨日は南投県の日月潭に一泊しました。

台湾最大の湖です。

ええ、日月潭紅玉紅茶を買うためだけにきました。

 

で、自然も堪能しようと思ったのですが、すっかり忘れていました。

日月潭は、思いっきり観光地です。

伊豆や箱根のような場所ですかね。。。

 

雷雨になったり、日がさしたりを繰り返し、

それもまた、日月潭のさまざまな表情が見れて趣があります。

しかし、確かに湖は美しいのですが遊覧船など人の手が入っています。

 

そして観光客もそれなりにいます。

僕は1人での行動が好きなタイプなので、

いわゆる観光地があまり得意ではありません。

 

人が少なくて、静かな自然の方が好きです。

今回花蓮や台東で訪問した、鳳林の林田山、寿豊の鯉魚譚、

太麻里は、殆ど人がいなくて楽しかったのですが。。。

 

多分、1人での行動が好きな人は、そういう人もいると思います。

僕は、観光地!や主要都市ではなく、

地方都市の方が落ち着けて好きです。

(お金も使いませんしね)

初日本はやっぱり都会

さて、外国の方が始めて日本へ行くと言ったら、

大体予想がつきますよね?

 

旅行中、マッサージ屋さんや焼菓子やフランス菓子店、

雑貨屋さんの店主と会話をすると、日本へ来た事がある人が多いです。

で、皆さんよく口にするのが、

「東京若しくは京都、大阪へ行った!」

という内容です。

 

そりゃそうでしょうよ。

初!日本旅行で、「静岡!」とか「滋賀!」

という人はまずいないでしょうよ。

 

日本人でも台湾に初めて旅行へ行くというと、

まずほぼ台北へ行くのだと言われています。

それと同様ですよね。

 

東京ならなんでもありますもんね。

文化や流行や最新を取り揃えたデパート、飲食店、

華やかなストリートだって東京ならワンサカですから。

立派なホテルからお安い宿やドミトリーまで何でも。

 

僕は大阪へ行ったことは1度だけ、今年の4月だったのですが、

梅田のデッカい駅ビルにかなりビビりました。

たこ焼きを食べるつもりだったのですが、

そういう場所ではなかったんですね。梅田って。

 

大阪ってすごい都会なんだと思いました

外国の方が大阪へ来る理由がわかります。

 

京都なんかはいつ行っても人で一杯です。

宿なんてビックリする金額です。

歴史的な建造物って、万国共通人気なんですね。

 

その他には、北海道もとても人気がありますよね。

大自然が満載で、魚介類もおいしいですから。

また、2度目の日本旅行は体験型を希望する人も多く、

金沢や九州へ行く方も多いようです。

地方都市へはあまり足が向かない

以前、花蓮や台東の市場で果物を買っていた時、日本語ができる方が、

「日本の旅行者は、あまり東部へは来ない。」

「東部の自然は綺麗なのに。」

とおっしゃっていました。

 

確かにそうですよね。

花蓮や台東の自然というのは、怖くなるくらいの美しさです。

(観光地であるタロコは除きます)

おそらくは、休暇の日数的に難しいのかもしれません。

 

ただ、逆の立場になると、日本でも地方の都市からすると、

せっかく日本へ来るのだから、地方都市へも来て欲しいと思います。

都会でお金使うよりも、お茶摘みでもして畳部屋で寝転んだ方が、

よっぽどロハスですよ!

 

ああ、そうか、花蓮の市場の人が言っていた意味がよくわかります。

都会は楽しいに決まっています。

なんでも不自由なく揃っていますから。

でも雄大を感じる事ができる、静かで孤独な自然がありません。

 

なんとなく、地方都市も見てほしい、知ってほしい、

という思いは何だかわかるような気がします。

 

台湾の書店で日本の観光本を見ていると、

東京、横浜、大阪、京都、奈良、神戸、九州、沖縄、金沢、

北海道などなど、僕でも行きたい所が並んでいます。

 

よく見ていたら、「滋賀!」もありました。

でも、「大阪・京都・滋賀」の本でした。

「滋賀」単体ではないのですね。

 

東北地方も厳しい自然や美しい場所が沢山あるので、

地方都市の観光本も、もっと増えてほしいいと感じます。

富士山は知っていても静岡は知らない

さてお店の店員さんと話していて、「富士山」というと、

大抵の場合、知っている人が多いようです。

凄いですね。富士山の知名度って。

でも「静岡」を知っている人は、

台東の洋菓子屋さんの方だけでした。

 

ええ!富士山を知っていて、「静岡」を知らないなんて!

ええ、静岡を通過する外国人観光客って、結構いるんですよ。

だって、富士山があるから。

 

蒲原から新富士間って、とっても美しい富士山が見れます。

静岡は冬は乾燥した晴天が多いので、

気温が低い真冬はとっても綺麗です。

 

東京から京都、若しくは京都から大阪へ向かう新幹線で、

パシャパシャ写真撮っている人も多いですよ。

ただ通過するだけでは、勿体無いですよね。

 

地方都市ってあまり知る機会がありませんし、

滞在日数を考慮すると、主要都市の観光で精一杯です。

 

ただ、盆栽が人気の街があるように、地方には地方の良さがあります。

日本にも美しい自然が存在する地方があるので、

ぜひ海外でももっと地方都市が取り上げられるといいと感じます。

まとめ

さてそんな僕は今、日月潭でこのブログを書いています。

今日はバスを乗るのに四苦八苦。

昨日時間を調べておいたのに。

 

台中駅にでっかく立派なバスターミナルが新設されていたので、

てっきりそこで乗車するのだと思いきや。。。

違うんかい!

だって、そう思っちゃいますよね。

 

地方へ行くにはそれなりの困難がある事も事実です。

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