罪悪感すら自分の血や肉にしていこう

今年の5月に引き続き、8月も5日から本日19日まで15日間、

1人で旅行をしていました。

(内、3日間は嫁と一緒です。)

これから帰国しますが、この8月の15日間の旅行は、

5月の16日間とは、やや趣が異なる旅行でした。

 

前回は一度やってみたかった台湾1周。

今回は、会社員の休みではなかなか行けなかった、

屏東以南の屏東、恒春、東港、墾丁、台東の知本や金針山など。

 

プランが異なるので趣も異なりましたが、

一番大きかったのは、旅行に対する罪悪感が全くなかった事です。

 

罪悪感があって普通です

会社を辞めて、初めての16日間の1人旅は今年の5月。

連休明けの8日の飛行機は、全く人がいなくガラガラ。

フルキャリアでしたが、価格は30,000円。

 

そんなんで、行きの飛行機から何だか気分はソワソワ。

「俺、こんな事しててよかったの?」

って、そんな思いがモワモワ。

旅行先を訪問しても、ふとした瞬間にモワモワ。

 

何だか自分の存在が世の中に認知されていないようで、

消えてなくなりそうな怖さがありました。

旅行先でも、引っ越し先でも、自分の事を知る人が居なく、

不安と寂しさが混じり合っていたのかも。

 

ええ、仕事もなく知り合いもいなく、

そういう状況って、人間誰しも同じだと感じます。

(今も、あまり状況は変わっていません。)

 

でも暫くして気づきました。

 

約14年間、会社員をやってきた人間が、

いざ独立して自由に旅したら、そりゃ罪悪感を持つでしょうよ。

 

とりあえずは、組織に出向けば席があったのに、

今は誰からも求められていないのでは?

そんな思いを持つのが普通です。

 

人間、そんな即座に変われるものではない。

罪悪感があって普通です。

今を苦しみ楽しむ事だって普通

この8月の15日間の1人旅は、全く罪悪感がありませんでした。

(正確には、その内4日間は嫁と一緒でしたが。。。)

 

5月の旅行から帰国した直後、生まれて初めて

「これからどうしよう?」

って、難題を考え始めました。

 

えっ!今更、しかも独立しちゃった後に何言ってんの?

って、感じですが。。。

 

正確には、他人と自分を比べまくった結果、グサリグサリと、

自分で自分を勝手に苦しめていました。

 

でも7月末くらいに、初めてお客さんと接した時、

はっと気付かされたことがありました。

誰にだって、苦しみ悩んできた時期があったです。

 

人生どうなるのかは、わからない。

今の選択が、負の方向に働くのかもしれませんし、

一発逆転なのかもしれないし。

 

旅行中、毎回博物館へ行き、戦争関係の展示をみて感じます。

どんな状況になっても、楽しまなきゃ損です。

将来どうなろうが、苦しみながら楽しむ事が普通なのかもしれません。

ずっと悩み続ける事が普通

会社員の頃は、組織人だけが人生ではない!

といった文章がよく目に止まりました。

当時の自分の境遇が、そうさせていたのでしょう。

 

しかし、会社員だけが人生だけじゃないのと同様に、

フリーランスである事だけが、人生や自由ではない。

 

自分自身では、一旦独立してまた会社員になったら、

「ああ、自分って何だか情けないな。カッコ悪いな。」

と、勝手に考えていました。

 

きっと誰しもがバカにしたり、笑うに違いないと、

くよくよ考えていました。

 

「他者と比べる必要はない」

そんな大いなる悟りは、きっと正解かもしれません。

しかし僕は、そんな仙人のような悟りを今持てません。

 

それはこれからも、続いてく悩みだろうし、

今は今の思いのままで、悩んで苦しみ、今を楽しめばいい。

 

それが普通なのだと感じます。

だから僕が想い抱く感情は、ごくごく普通であり、

それが発覚した今、罪悪感などありませんでした。

 

この15日間は、なぜか僕が居た地域は、台風や雨を逃れ天気もよく、

そしてここ数年の内で、最も充実した1人旅でした。

 

仕事もロクにないセクに、罪悪感など微塵もありません。

今回の旅のコース

さて、今回の台湾コースは南部の屏東からでした。

訪問した先は順に、屏東、潮州、竹田、里港、東港、恒春、墾丁、

旗山、美濃、高雄、知本、太麻里(金針山)、鹿野、台東、

池上、成功、新竹。

 

高雄以南は列車は通っていないので、

会社員として旅行するには、今まで時間がなくできませんでした。

 

屏東県内は殆ど初めていく場所ばかりでした。

後半の台東県の知本、金針山、新竹市は初めて。

 

15日間の中で最も良かった場所は、恒春鎮。

鉄道が通っていない為、会社員の休みでは中々訪問が大変ですが、

現存する城壁と東西南北の門が見事。

街全体がのんびりしていて、本当に素晴らしい場所でした。

 

17日は1日台北で買い物をして、再度感じています。

やはり台湾を旅するなら、のんびりとした南国の屏東以南、

また自然豊かな台東が一番だと感じます。

まとめ

今自分が抱える悩みや負の感情は、今後もずっとあるのでしょう。

今後また会社員に戻ったとしても、格好悪いとは感じません。

 

その選択を含めてこその自由だからです。

それもまた1つの人生であり、普通のことなのかもしれません。

 

さて今日はパッションフルーツとドラゴンフルーツを食べたら、

空港へ向かい、空港を味わったら午後の便で帰国します。

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