自分がかけた制約の正体を暴くために、知らない土地へ1人旅に出てみよう。

独立して以降、比較的長期の旅行へ2回行きました。

ええ、本当は沢山仕事した!!っとなる方が良いのでしょうが。。

8月の日本へ帰国してから、何やらモヤモヤ感の消滅が。

 

学生時代から1人で旅行した為、1人旅は珍しいことではありません。

ただし、今の状況は以前のそれとは異なり、大きな考え方の違いがありました。

 

何か心がモヤモヤしている、その正体がわからない。

自分にブレーキをかけているものの正体がつかめない。

 

そんな状況に陥ったら、どこもでいいので、安宿に身を置きながら

一度自分の事を知る人がいない、言葉が通じない、鉄道も整ってない場所へ、

1人で長期旅行をしてみましょう。

 

きっと僕のように、「税理士資格」が制約となっていることに気づきます。

 

 

 

1人旅はその街で暮らすように

5月の16日間台湾へ行ったときは、罪悪感ホワホワの旅行でした。

環境が大きく変わった為、「こんな事していいの?」的な思いが抜けず。。。

心境の不安定さもあったのですが、旅行プランも今思えばやや失敗でした。

 

一度やってみたかった台湾1周。

出発地点こそ初めての羅東でしたが、そこから鉄道を使い台湾を1周。

各地を数日間ずつ転々としていきました。

 

いえ、充実していました。いい思いもしました。

しかし、鉄道を使っての一周だった為、鉄道を使うという制約を自分で勝手に付していました。

 

ええ、国内旅行でも同様ですが、鉄道が通っていない場所って、非常に美しい地域が沢山。

確かに鉄道を利用できれば便利です。効率よく移動も可能。

 

ただ、交通手段がバス等や車両に限られる地域って、変に観光化されていない部分があります。

そして日本の方の姿は殆ど目にしません。

〇〇らしさが残っているというか。。。

しかしそういった地域って、会社員のバケーション期間では、時間的になかなか訪問できません。

 

だから台湾1週を行うのであれば、普段訪問出来ない地域にすべきだったと反省。

そこでこの8月の15日間は、前半は里港を含む屏東以南、後半は知本、太麻里の金針山等を中心に。

 

前回同様、一軒家やアパートの個室、モーテルを使い、

街に暮らすように宿泊しました。

自分が知らない場所で気づく事

もちろん海外で、鉄道がなくバスのみの1人旅は、今回が初めてではありません。

今まで何度かありますが、今よりももっと若い20代の学生の時と会社員の時。

そして今回は会社を辞めた身分の今。

 

ええ、境遇が全く異なり、以前と日数も思いも金銭的にも異なるのですが、

やっている事は国は違えど同じです。

ただ、毎日の気づきは以前と全く異なるものでした。

 

わからない事は自分で何とかし、身の回りは全て自分1人で行う。

情報がない部分、どうしてもわかない事は、どんな手段で誰に聞いてもいい。

失敗しても、それもまた誰にも迷惑かけない。

 

好きな場所へ行き、好きなものを食べ、好きな時間に起きて寝る。

スリルを味わいたければ、命に危険がない範囲で冒険してもいい。

性欲を満たしたければ、ちょっと遊んでみてもいい。(だって1人だし。)

 

知らない人に話かけたっていい。

INNで他の国の方と語ってもいい。

気が合ったら、一緒に酒を交わしてもいい。

 

僕はこの8月を終えるまで、元々誰もが自由であり、

日常抱える制約とは、単に自分が課しているものだと気づきませんでした。

自分を負荷しているのは自分自身

これが今でも会社員の立場だったら、今のように感じはしなかったのでしょう。

 

立場や状況で人間は変わると言われますが、会社員のままであれば、

様々な制約を抱えたまま、同じ思いを繰り返していたのかもしれません。

 

会社員という制約は、確かに非常に強固で大きな制約です。

ええ、そしてとても分かりやすい、外から圧力がかかる制約。

 

しかし、やっかないなのは、自分でも気づかない、また分かりにくい

自分の中で勝手にかけたまま気づかない制約です。

 

今回はっきりと分かった事ですが、僕は気づかないうちに、

「税理士」制約を自分にかけていました。

 

ええ!とっても今更感ありますが、元々大きな志がなかった為、

その代償としてそれを捨てられず、しかし保持したい気持ちが、また自分に制約を形成しています。

 

本当に新しい場所で、新しい生活を始めるのであれば、税理士としてではなく、

全く違う仕事という方法もあったのですよね。

 

せっかく会社辞めるんだから、税理士試験中は不可能でしかなかった、

海外へ勉強しに行ってみるって選択もあったのです。

 

自分を取り巻く境遇とは恐ろしく、無数の自由な選択は誰にでも与えられているにも関わらず、

それに気づかず、自分に制約をかけてきてしまいました。

完全な自由など存在しない

8月以降、自分の職業について、こうあるべきだという考えは止めました。

「せっかく税理士資格とったのに」

「独立したんだからさ」

といった、自分に制約をかける発想をやめました。

また、年齢的な理由により、新しい事にチャレンジすることを阻む事もやめました。

 

ええ、つまりいい年齢なんだから、定職について仕事して。。。

といった概念は毛頭なくなりました。

 

少し前からこのブログに関しても、人間が本来持っている喜怒哀楽を表現しているつもりです。

カッコいい事や無理な上昇志向、不自然な意識が高い事は書くことはしません。

 

日々の心境の変化、遍歴や変革の過程について、ざっくばらんに表現する方向に変えました。

しかし、だとしても制約を完全にはがす事なんて無理。

誰もが何かしらの制約の中で生きており、それが以外に心地よく、

均衡や秩序を保つに役立っています。

 

ただし、自由に生きていくためには、

外からではなく、自分の中にある最も不要な制約を取り外す事が要だと感じます。

 

20代の若い頃に、もっとたくさんの国へ1人で行けばよかったなーと感じています。

毎回転職後、すぐに就職していましたが、

その都度、長期間の1人旅に出ればよかったと感じます。

まとめ

何か心がモヤモヤしている、その正体がわからない。

自分にブレーキをかけているものの正体がつかめない。

そんな時は、思い切って1人で知らない場所へ行ってみましょう。

 

おそらく根本的な何かが変わるはずです。

 

注意点ですが、20代の時に帰国後、少し病院に通ったことがあります。

ええ、男1人自由だからといって、欲求を満たすお店に行く事はお薦めしません。

今日の言葉

モヤモヤする: feel gloomy

これは何?:是什么? ピンインは Zhè shì shén me

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です