文章は自分の言葉でストレートに表現しよう

今年の世間の仕事初め、僕はまだ台湾にいて、

ウハウハと観光真っ盛りでした。

 

ちょうど台中滞在中にお仕事のメールをいただき、

帰国後は、毎日コンスタントにメールを返す機会が増えました。

 

確定申告の依頼や、税務相談、顧問契約の依頼など、

初めて関わる方へ文章を送る時、

僕は30分以上も考え込んでしまいます。

 

まもなくブログを毎日更新してから2年が経過。

 

というのに、一向に誤字脱字が多く、

自分で読み返してみても、うまい文章とは言えず。。。

 

人間って、継続すれば上達するとはいいますが、

必ずしもそんな事が(←×正しくは「は」)ないということは、

僕が立証しています。

 

カチッとした機械的な美しい言葉やで文章を書くか、

僕自身の自分の言葉で文章を書くか、

この1か月は、ネガティブにクヨクヨ悩んでいました。

 

 

 

僕は文章を書く事が下手

僕はメールを送る時、しばしば嫁に添削してもらうことがあります。

ええ、大企業の小さな歯車の1つでしかない嫁は、

そういうネチネチが好きです。

 

管理職って、重箱の隅をたたく(←× つつく〇)のが得意っすからね。

 

僕が事務所HPを作った昨年4月末、

嫁に全て添削をしてもらいました。

 

添削後の文章は、あれよあれよという間に美しい日本語に。

確かに、世の中のコーポレートサイトは、

非常に美しい言葉や文章で装飾されています。

 

個人間であっても、美しくシャキッとした文章であた方が、

ビジネスとしては大正解のようです。

 

事務所HPもメールの文章も、

嫁が添削してくれたものは美しく、

読み返してみると、しっかりしてる感あるなーと感じます。

 

いやきっと、ビジネスマンとしては、

正しい日本語や、適正な文章が常識なのでしょう。

 

嫁はよく、僕が書く文章にダメ出しをします。

きっと相当下手なんすよね。

(こういう人が上司だったら、オレ絶対飲みに行かないよね)

 

美しい文章は確かに読みやすく、

「フンフン」と、違和感無く読み進めることができます。

 

しかし、1つ心に曇りが広がります。

 

添削後の文章は、僕の言葉ではないのです。

ビジネスは常識的で正しい言葉を使うべき

今までも、文章はどうあった方がいいのか、

しばしば考えた事があります。

 

ビジネスサイトでは、主語は「僕」ではなく、

「私」と使用する事がベター。

 

「~します」や「~です」よりも、

「~いたします」や「~ございます」の方が印象がいいなど。

 

税理士のみならず、士業関係の方のサイトをみると、(←× 拝見すると 〇)

確かに、「~ございます」「~いたします」「私」となっています。

 

ええ、「僕」という一人称はないような。。。。

 

一先ずは常識的な敬語を使用した文章、

また正しい日本語を、勉強した方がよいか?

 

思った事をそのまま文章化するのではなく、

美しい日本語に変換した方が良いのか、

実は随分と悩んできました。

 

さて、ここ数週間メールの文章を書く中で、僕は今まで通り、

自分が思ったり、感じた言葉で文章を書いたり、メールを送る事にしました。

 

悩んだ時は、同じフリーランスの人が、

お手本になってくれます。

ストレートな言葉や文章はぐっとくる

以前も書きましたが、僕は毎月自転車で45分かけて、

自宅から離れた床屋へ通っています。

 

草津市であれば、近くに沢山の美容院や床屋はあるのに、

ざわざわ丘を越え、狼川と田んぼと高速道路を超え、

自転車を走らせます。

 

草津市へ引っ越す前、どこの床屋へ行こうか検索していたら、

・1人だけで床屋を経営していること

・明らかにワードプレスで自作のHPであること

・今どき予約は電話のみであること

この3点に、僕は深く魅了されてしまいました。

 

そしてwebサイト上では、あまり文章自体は多くないけれど、

「かっこいい髪形を提供したい」といったストレートな言葉が。。。

 

美容院や床屋というと、綺麗でイケテルサイトばかりだったので、

何となく、素直でシンプルな言葉に惹かれました。

 

そんな重箱の隅のような部分が気になったのは、

もしかしたら、僕だけかもしれません。

 

しかし、人間がぐっとくる言葉や文章って、

整然とした、美しいものだけではないと感じます。

 

少し幼い表現であっても、サラッと自分の言葉で書いた方が、

相手にはより深く伝わることだってあるんだと。。。

 

逆に、カチッとした言葉使いは、

社交辞令や武装にように感じる事もあります。

 

僕自身は、他のブログを読んでいても、

自分の言葉で、ストレートに描かれた文章の方が好きです。

 

ガチガチに強張った文章も、

僕らしくありません。

 

だから文章を書く時は、例え幼稚で下手であっても、

今の自分の言葉や思いを、ストレートにぶつける事にしました。

まとめ

そういえば、思わず恋しちゃう時って、

案外、相手の平凡な部分を垣間見た瞬間だった事が多いような。

 

バリバリに外装した状態では、

相手に思いも届きませんよね。

 

嫁は、その僕というのを止めろ!と言います。

 

日本語って、ああ、メンドクサっ!と、

つくづく実感しています。

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