時間を奪うのはお互い様。過度な電話嫌いはやめよう。

来月から新年度となり、新社会人となる方も大勢。

新社会人の悩みというと、会社での電話応対が挙げられるようです。

 

ええ、僕も銀行に就職した4月、会計事務所に転職した数カ月間は、

本当に電話に出るのが嫌でした。

 

しかし、その場合の「電話嫌い」は、

時間が解決してくれることが殆ど。

 

1人で仕事をされている方の中には、電話を嫌う人もいます。

 

地元で商売をしている友人や、士業に限らずフリーランスの方では、

そもそも電話番号を記載をしない人も。。。

 

営業電話はイラつくこともあります。

気分が悪くなる電話は定期的にかかってきます。

 

会社員の時、電話応対等に追われると、

仕事が1日滞ったこともしばしば。。。

 

確かに電話というツールは厄介な存在かもしれませんが、

過度な電話嫌いになる事も禁物です。

 

 

 

 

長々したメールも時間を奪う

相手に連絡する手段といえば、電話、メール、SNS、FAX等、

4つが挙げられますが、おそらく電話は一番嫌われます。

 

しばしば、電話は相手の時間を奪うものと定義されます。

同意できる部分もあり、仕方ない部分もあり、何とも言えませんが。。

 

僕は特に電話嫌いではなく、電話をとれる状態であれば、

どんな電話でも対応するタイプです。

 

知らない番号からだと、

えっ?誰かしら?って、ワクワクしませんか?

 

実際はメールでのやり取りの方が多く、

電話はあまり使いません。

外出中だと、電話応対ができない事もしばしば。

 

しかし、電話だけでなく、メールも他人の時間を奪います。

 

既に顔見知りであるにも関わらず、

電話すれば数分で済む事なのに、

永遠とメールやラインによるやり取りが多々あります。

 

それに手でPCを打つのであれば、声に出した方が早いことも。

 

電話すれば一度で済みますが、メールの返信を待っていると、

それだけで時間が経過します。

 

確かに電話は他人の時間を奪うツールなのかもしれません。

 

しかし、数分の会話で済む事を、一度のダイアルで済む事を、

幾度となくメールをする事も、確実に相手の時間を奪います。

時間を奪う事はお互い様

僕は当初からHPに電話番号を記載しています。

ただ、何となく嫌だなあという思いは今も。

(FAXはもっていないので、記載してませんが。。。)

 

営業電話も多いです。

税務の質問について、突然電話がかかってきたことも。。。

 

それでも、通信手段としての電話番号を記載しています。

その理由は、僕自身も外部へ電話をかける事があるからです。

 

役所に勤務する友人から、以前こんな話がありました。

「電話をかけてくるくせに、自分の番号を知らせない人がいる」

 

僕は会社員の時、よく役所へ電話をかけました。

不明な事、自信がない事は、バンバン電話しちゃう古い人間です。

 

勿論、仕事やプライベートの所用により、

必要に迫られて役所、税務署、お客様に電話する事も。

 

しかし、例えどんな事情があっても、電話を使用している以上、

僕が相手の時間を奪っている事実には変わりありません。

 

僕の友人が言いたかった事は、時間を奪うのは、お互い様だろという事です。

(電話も持たなければいいという意見は、やや言い過ぎだと思いますが。。。)

 

どんな事情があったとしても、自分も外部へ電話するのであれば、

過度な電話嫌いは、単なる我ままと見なされることもあります。

大切なお言葉は電子媒体ではダメ

最近の若者は、付き合おうだの別れようだの、

メールやSNSで行い、自分の声で伝えないと言われます。

 

しかし、それは「最近の若者」だけではありません。

 

僕も大学1年の時、当時付き合っていた彼女に対して、

メールで別れようと送ってしまった事があります。

 

ええ、だって煩わしいお別れというイベントは、

メールで伝えた方が嫌な思いをしないからです。

 

仲間内からは大変ヒンシュクを買いましたが、

当時、僕はその意味がよくわかりませんでした。

 

時が経過して、僕が拒絶された立場になった時にわかりました。

 

嫌な思いをしないのは自分だけであり、

相手には相当な思いをさせてました。

そして自分の声を直接伝える事は、

お相手を喜ばせる事もできるのだと感じました。

 

だから本当に大切な事は、電子媒体ではだめです。

血が通った自分が発する声で伝えないと、

相手には何も伝わりません。

理解できない電話の応対

とはいうものの、電話がかかってきたときに、

常に対応できるわけでもありません。

 

何かをしている時には、やっぱり電話応対できない時も。

 

しかし地元にいたときから、周囲の税理士さんをみていると、

不思議に感じる光景がありました。

 

顧客との接客中、僕と話している最中、研修中など、

かかってきた電話をとる人が多いこと。

 

僕は研修中に電話がかかってきても、出ません。

まして、顧客と接客中に電話がきたら、絶対に出ません。

友人と話をしていても、相手がいる時は出ません。

(もちろん、子供や家族の命の危険がある電話は除きます。)

 

逆の立場だったら、なんでオレと話しているのに、

電話でるかな?と絶対に感じます。

 

顧客であれ、友人であれ、家族であれ、

誰かと対面をしている最中、電話をとることは理解できません。

まとめ

電話って、本当は嫌われるものではありません。

携帯電話がない時代、自宅にかかってきた電話は、

みんな何も思わずとっていたはずです。

 

でも知らない番号からスマホにかかってると、

えっ!誰?

と、僕も思う時があります。

 

それだけ便利さに慣れてしまった証拠です。

過度な電話嫌いには、ならないよう心がけましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です