予定調和は望まない。アレコレ考えるより、取りあえずやってみる!

新規設立された法人さんと打ち合わせをしている最中、

「取りあえずやってみようで始めたもので。。」という一言がありました。

 

個人・法人問わず、事業を始めたばかりの方の帳面や書類の整備は、

アナログ派やオンライン派に関わらず、グシャっとしている傾向が。。。

 

「取りあえず始める。取りあえずやってみよう。」

僕はこのフレーズが大好き。

 

僕自身も、基本的にはアレコレ考えるより、取りあえずやってみる派です。

面倒な事を考えるより、「好きです、付き合ってください」を突然路上で言う派です。

 

ごちゃごちゃ難しい事を考えるよりも、行き当たりばったりでも、

取りあえず行動にしてみる事は、予定調和を望む人間よりも圧倒的に魅力的です。

 

新しい事を始めるときは2パターン

何か新しい事を始める時は、大抵2パターンの思考があるよう。

 

・入念な準備、シミュレーションをして始める人

・取りあえずやってみよう派の人

 

何かを始めた場合、多かれ少なかれ、やがて困難な事や迷いが到来。

後者の方の場合は、「その時になったら考えればいいじゃん。」という人が多い傾向が。

 

新しい事を始める場合、入念な準備をした人の方が、

しっかり考えて、様々な状況にも対応できそうな感じがします。

入念な準備をした人の方が、圧倒的に優れていて、立派である事は間違いない。

 

でも僕個人的には、

「アレコレ考えるんだったら、取りあえずやってみよう」

と思える人間性の方が、圧倒的に魅力的に感じます。

 

税理士のくせに、ぜんぜんリスク管理できてないじゃんなんですが、

準備していざせスタート!では、性欲が減退する年齢になってしまいます。

 

新しい事を始めるのであれば、「何かあったらその時はその時!」

といった軽いタッチの方が、新しく一歩を踏み出すことに億劫になりません。

 

予定調和はつまらない

子供の時、RPGをやっていると、必ずと言っていいほど、

攻略本等を参考にしたり、友人に攻略法を聞きながら進める人がいました。

 

隈なくお宝を獲得したり、到達レベルを参考にしたり、

十分なレベルを上げて、中間ボスに挑んだりなどなど。

 

そんなんで楽しいの?ぜんぜん自分の冒険の書じゃないじゃんよ。

予定調和を好む人間は、どんな集団の中にも、必ず存在するものです。

 

どんどん冒険を進めるよりも、堅実に進める友人が多かったことは事実。

 

実社会でも、職場でも、そういったタイプの人間は必ずいます。

予定調和を好む=失敗したくない人です。

 

リスク管理に優れた人である事は間違いなく、

一緒に仕事をする上では、重宝されて必ず必要とされる素晴らしい人材。

 

しかし、それが人生というステージに置き換わった時、

予定調和を好む人生であったら、僕はツマンナイ人間だなーと思います。

 

確かに、堅実に予定したスケジュール通り進む楽しみだってあります。

安定性があれば、人生がより豊かになるのかも。

でもそれでは、せっかく新しい事を始めても、精神的な勢いがのってきません。

 

最初からガチガチなリスク管理に徹底されたチャレンジなんて、

僕は楽しいそうだなんて感じません。

 

行き当たりばったりくらいが丁度いい

何かを新しく始める時には、行き当たりばったりくらいが丁度いいと思います。

 

社会人であれば、おそらく多くの人が悟っていますが、

アレコレ考えたって、大抵はロクなことがありません。

 

僕自身は、「取りあえず転居して開業してみよう。」と思う事ができず、

5年間もアレコレ考えていました。

そしてやっぱり、その5年間はロクな事がありませんでした。

 

全く何も考えず、何も準備をしないまま開業した後の僕の悲劇は、

このブログに綴っている通り。

 

取りあえずやってみた後には、当然ながら、行き当たりばったりで行き詰ったり、

たった1年半なのに、困難に直面してしまいました。

 

ただ、その悩みの解決方法は非常にシンプル。

困難に直面したその都度、対処していけばいいだけの事だと知りました。

 

解消しない深い悩みがあったら、自分の好きな方法で発散するか、

悩みながらもトコトン向き合ったり、自分のやり方を信じたり。

 

「取りあえず始めてみよう」というフレーズが美しく感じる理由は、

最初の1歩を踏み出せるかどうかに依存しているように思えます。

 

大抵の人は、その一歩を踏み出さないとも。

踏み出しても、最初から予定調和ありきで踏み出す人も。

 

「取りあえずやってみた」系の人間は、所々危なっかしい部分がありますが、

話をしていると、雰囲気の抑揚が著しく豊かです。

 

何かを新しい事を始めるのなら、準備は程々にして予定調和は望まない。

取りあえずやってみる人間の方が丁度いいのかもしれません。

まとめ

取りあえずやってみる心意気のその時は、

大抵の場合、既に心の準備ができている時。

 

だから僕も、心の準備ができていたはずだったのですが、

税理士業よりも割がよい求人やアルバイを見ると、心が揺さぶられます。

 

いつか取りあえずサラリーマンに戻ってみようという事態が到来する事に、

ビクビクしながらもワクワク感が隠せない自分が居ます。

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