価格改定 for 品質維持 VS 価格維持 for 品質低下。
昨日は役3年ぶりに京都をガッツリ歩きました。
時々好きな和菓子店に行ったり、駅前で打ち合わせしたり、
また専門書を買いにイオンモールに行くこともありますが、
ガッツリ歩いて散策は3年ぶりでした。
イオンモールでささっと専門書や図鑑を買って、
せっかくだから歩いて北野天満宮まで。(割と遠い。。。)
途中、おやつなどを食べたりしたので、
2時間も歩いてしまい疲労。。。。
思っていた以上に疲労疲労疲労。
相方と合流した13時には、かなり疲労していました。
でも、疲労はそれだけではありません。
3年ぶりに、以前よく訪問したお店に行きました。
この3年間で日本の物価は上昇。
食材だけではなく、資材、人件費も増加しており、
その影響は久しぶりに訪問したお店でも色濃く影響していました。
残念だなあと感じてしまったことは2先で。
台湾デザートのお店に行き、
豆花のトッピングが貧相だったことです。
明らかに貧相になっており、ああ、行かなきゃ良かったなあと。。。
台湾で食べる豆花は大好きです。
たっぷりの豆花をたっぷりのトッピングでいただく現地の豆花は本当に美味しい!
でも、3年ぶりに訪問したら貧相になっていて非常に残念。
様々なものが値上がりしており、仕方がないと思います。
最近は全く購入しませんが、アーモンドチョコレートだって、
スーパーで300円ですからね。
仕方がないことだと思いますが、やはり残念な思いでなりません。
個人的な感覚としては、せーせー食いたいよね。
そして、誕生日プレゼントのリュックを買いに!
今使用しているリュックは2018年に購入したのでボロボロ。
有名なブランドで品質も良く気に入っていたので、
再び購入するべく訪問しました。
ここにも物価高が。。。
価格が高いことは正常なことですし良いと思います。
品質維持は大切なことです。
しかし、細かい部分に着目すると、価格を抑えている部分がハッキリ。
チャック、チャックを持つ部分、金具、背負う部分。
ブランドにとって重要なロゴ部分。
細かい部分だと思うのですが、割と重要な部分です。
以前よりも明らかに品質が下がりました。
デザインも、以前より野暮ったく、細かい部分がダサイなあと。。。
(それが今の流行かもしれません。)
価格を抑えるためのデザイン設計ということが、
素人の僕でもよくわかってしまい、非常に残念でした。
台湾のブランドの方がデザインも素敵ですし、
設計も日本製より圧倒的に良い。
何だか色々残念に感じてしまいましたが。。。。。
一方で、さすが!と思えるお店も。
その後、土屋鞄に相方からプレゼントしてもらった(10年使っている)
財布の修理をするため訪問したら。。。
さすがの土屋鞄。
店内を物色したら、以前よりも明らかに洗練されている!
価格は上がっていますが、良い製品が多いですね。
少なくとも、従前のレベルから下がっていなく、
明らかに進化しているとクソの僕でも実感できます。
そして、最後に訪問した大好きな大極殿では、
栗ぜんざい(1,600円)と、琥珀ながし(1,000円)を食らう。
少々価格は上がりましたが、抜かりないおいしさ!
2,000円になっても、僕はここの栗ぜんざいをいただきます。
カステラはなんと!お値段が2倍に上昇!
2倍はちょっとビビル。
しかし、やっぱり美味しい。
京都のお店のカステラの中では、圧倒的に美味しい。
カステラは難しいのですよ。
ここのカステラは、ザ・カステラの定義からそれない、
王道のずっしり+フンワリ+しっとりのカステラで美味しい。
(シャンプーで例えるのなら、サラサラしっとりです。)
変わらないおいしさに納得でした。
品質維持のための値上げは、絶対に正解だと思います。
価格維持のための品質劣化は、経営の点では正解でしょう。
ただ、満足度が下がる傾向にあると感じます。
それは、某コンビニでも明らかだなあと。。。。
品質を下げた場合、どんなに価格を維持or安くしても、
まあ、こんなもんか。という感覚に支配されしまい、
満足とは遠い思いになってしまうのかもしれません。
良い反面教師になった1日でした。
やはり価格を維持して仕事の内容を下げるべきではないと、確信した良き1日でした。
ちなみに、僕のカステラのベスト3は、
1位が長崎の松翁堂。


2位が島原の三勇堂。


いずれも価格改定がありました。
品質維持のための価格改定は正解だと思います。
