僕が借入をしたくない理由

開業前に、銀行勤務の時の友人から「創業資金借りないの?」と言われた事がありました。

先日は金融機関の方からも、公庫の融資のパンフレットをもらい。。。

 

確かに公庫や市の制度資金って、固定金利で安いですよね。

また、創業融資の審査って、僕が銀行マンだった時は結構緩かった記憶があります。

 

必要がないので借りるつもりはないのですが、

おそらく僕は借入を起こすことはおそらくありません。

 

理由は、僕自身や親族が借入に苦しんだり、苦しむ人の姿を見て来たからです。

 

 

かつて自分が借入に苦しむ

僕は20代の時、自転車操業をしていた時がありました。

(ヤミ金ではありません。キャッシングです)

 

銀行マンから会計事務所へ転職した数年間でしたが、

給与と家賃、税理士試験の教材費や、実家の支援に困っていた時期でした。

(残念ながら、派手に豪遊したり、散財などはしていません。)

 

奨学金の返済や、1人暮らしの家賃、給与と生活費の兼ね合いは、全て自分の責任です。

また、僕は資料通信で勉強していた為、直前期にはT○Cの直前コースも資料通信で受講していました。

 

そういう時は、病気になったりと、人生いろいろ悪い事が重なります。

そこで数年間のキャッシング迷宮に陥りました。

大学時代や銀行マンの時に、もっとお金を貯めておかない僕が悪かったのですが。。。

 

キャッシングは、事業性の借り入れとは趣が全くことなりますが、

常習性では非常にやっかいな部類に入ります。

 

毎月の給与が、返済で消えてしまうって、本当につらいですよね。

事情があったとはいえ、一体何のために働いていいるのかわからなくなります。

そんでもって、試験不合格の年はメンタルが崩れます。

 

当時は様々な事情がありましたが、全ては自分の責任であり、

だからこそ、僕はもう借入をしたくありません。

実家や親族の商売が大変だったのを見ていた

実家は自営業だったので、常に父親が働く姿をみていました。

僕は子供をもてないので、働く父親の姿を見せることはできませんが、

子供は親が働く姿をじっと見ています。

 

あまり父親と話すタイプの子供ではなかったのですが、

家業が危機的状況であることは、実は子供は把握しています。

親が隠そうとしても、子供にはわかっています。

 

もちろん借入には設備資金などの正統な借り入れもありますが、

借入の殆どは、借入理由と資金使途がフワフワっとした運転資金です。

運転資金ってやっかいですよね。

 

借入返済を資金繰りの中で償還できればいいのですが、

利益償還!となると、その為に再度借りなくてはいけない時もありまし。

 

また、不運にも親族が借入に苦しむ姿を子供の時に目にしました。

お金の問題って、家族に波及してしまいますよね。

転校したり、馴染みの土地を離れたり、借用書に判子を押しあったり。

 

それを思い出すと、借入をしたいと思えません。

銀行マンだっと時の融資先が苦しむ姿

僕は2年半の銀行員時代、短期間ながら、本当に良い巡りあわせで、

比較的事業性の融資を多く経験しました。

 

上司からは、「融資とは、回収するまでが融資だ。」

と非常に暑苦しい説教を受けました。

当初は「うるせーな」と思っていた僕も、顧客の状況を不信に思う事がありました。

 

個人事業にはよくありがちですが、事業性の借入とプライベート支出が混在している事が。

混在しちゃいかんのか!と怒られた事もありますが、

良いわけがありません。

もちろん、そんなのわかりゃしませんが、道義的にはダメですよね。

 

1度借入を行い、借入返済の為の借入をする方もチラホラ。

僕が見たのは単なる一部の事業者であり、しっかり返済計画を実行されている方も沢山います。

ただ、事業が軌道に乗らず、創業融資を返済できなくなってしまったり、

家庭の事情により、個人の住宅ローンの償還が不可能となったり。

 

そんな光景を目にしていたら、すっかり自分が借入をする気はありません。

まとめ

とはいうものの、事業を営む上で、運転資金は欠かせません。

また、事業の発展の為、大型設備を導入する為には、設備性資金の借り入れは必須です。

資金計画や返済計画が必要な事はもちろんですが、

多くの事業主は、既存の借り入れとのバランスを気にかけていると思います。

 

借入を起こした事がない僕は、返済を気に掛ける事業主の本当の思いは一生わかりません。

本当の意味では、事業主に寄り添うことはできないのかもしれません。

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