技術を学習したら実践で可能な場を探そう
台湾のリゾート地と最南端の墾丁を訪れた時、
意外と英語を使う機会がありました。
僕は中国語ができないので、使用するのであれば英語だけです。
日常生活で英語を使用することはまずない為、
1人での旅行で英語を使う事が楽しみでもあります。
しかし、毎回感じますが、あまり英語の能力が伸びません。
今回は、思い切って知っているフレーズをたくさん使いました。
やっぱり学んだ知識は、実際に活用してみないと、
身につかない事を再認識しています。
覚えるという事は身につける事
某テレビ番組で、僕が尊敬する英語の◯西先生は、しばしば、
声に出して発してみないと、絶対に身につかないと言っていました。
語学全般に言える事だと感じますが、
声に出して、そして相手の声を聞かない限り、
生の言語って、上達のしようがないのですよね。
そこで今回は、思い切って「塊で覚えるフレーズ」
をいくつか使用してみました。
Is this seat taken?を皮切りに、以前習った塊フレーズを発した所、
意外としっかり相手に通じました。
また、あまり相手の反応が良くないフレーズもありました。
発音やイントネーションの問題だと感じますが、
実際に使ってみると、何が良くないのかがはっきりします。
さて、今回は◯西先生のいう、塊フレーズを覚えていました。
よく、暗記は良くないといいますよね?
ええ、税理士試験も暗記が辛いと言われています。
ただ、僕は全ての学習において、覚えるという事は、
暗記だとは感じません。
覚えるという事は、学習=勉強ではなく、学ぶ=身につけるものだと感じています。
暗記をするから辛くなる
確かに、世の中には、暗記をしなくてはいけない事が沢山。
簿記で言えば、右が財産が増えれば左側、負債が増えれば右側。
費用が発生すれば左側等は、最低限、
覚えなくてはいけないルールなのかも。
しかし、それを暗記という人はまずいません。
簿記はルールを身に付けてこそ、学習の成果が発揮出来るのものです。
簿記だけではありませんが、覚える!覚えなくてはいけない!
というと、即座に暗記!と思いがちです。
しかし、大抵の場合は暗記ではなく、本番で真価を発揮するため、
練習や訓練を重ね、知識や技量を身につけるものです。
歌詞をそのまま暗記だと、どうしてもやらされている感があり、
人間辛くなります。
よって、受験であれ、技術の取得であれ、資格試験であれ、
教科書を暗記するのではなく、皆何かしら、
テキストの内容を自分なりに反芻しているはずです。
実践の場で真価を発揮するのであれば、
練習や訓練を通して覚えることは、どうしても避ける事ができません。
訓練したら実践しよう
とはいうものの、訓練して得た知識や技量については、
やはり実践が大切だと、今は大いに実感しています。
僕も一応は、毎年変わる税法、今流行している税務関係、
自分が興味ある分野については、学ぶようにしています。
しかし、独立して気づきましたが、それらを学んでも、
会社員の時と比較し、格段に実践できる場が少なくなりました。
というより、今はほぼ実践可能な場はゼロです。
語学同様に実践をし、その後何かを感じてみて、
初めて学んだ技量は身につくものです。
当然、独立後は、実践の場は自分で用意するしかないのですが、
そこまで深く考えなかったなーと、ちょっと反省しています。
実践の場って、僕はとってもワクワクしました。
少し古い話ですが、調整対象資産購入3年目の課税事業者の判定は、
基本的な項目であり、結構な有名な話です。
ただし、じっくり学んで実践を経験していないと、
コロッと通り過ぎてしまう大穴でもあります。
知識のアップデートは、どんな業種でも必要ですが、
それを実践で活かす場の確保が必要です。
僕はやっぱり、学んだ事は実際に生かしたいと感じています。
所得税や法人税などの細かく難しい論点も、
できれば経験したいと思います。
今後、どうしていこうか?
台東の知本温泉に入りながら、そう考えています。
まとめ
「実践で成功して初めて覚えた証拠なんだよ!」
と初めて言われたのは、学生時代のピザーラのバイトでした。
メイキングは楽しくて、すぐに覚えましたが、
コーンとマッシュルームを意外と間違えやすいんですよね。
そういえば、台湾のドリンクて店の数あるレシピ。
覚えるの、大変そうです。
今日は、高雄から台東の知本温泉へ。
台湾での温泉は水着が多いのですが、知本温泉は水着を着用せず、
日本同様の裸の付き合いで、本当に解放感があります。
明日は台東市の鹿野のパイナップル畑へ。
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