3児のオヤジでも昔のドラゴンボールが好き。

この3連休みは地元のゲストハウスやイン、ホテルに宿泊し、

毎日夜更けまで漫画を読んでいました。

ええ、たまたまですが、漫画をたっくさん保有してる宿でした。

 

漫画って面白いですよね。

僕はジャンプやガンガン、なかよし、サンデーを保育園から中学2年くらいまで読んでいました。

 

ドラゴンボールや幽遊白書、セーラームーン、ダイの大冒険、ロトの紋章、ヱヴァンゲリヲンなど、

今更がっつり深夜、明け方まで寝不足になり読破。

 

そして僕同様に、ガッツリ集中しているオヤジと目が合い。。。

得体の知れないオヤジはなかなかの強者で、僕がピッコロ大魔王を読んでいた時、

既にフリーザとの戦いを終える時でした。

 

ええ、彼もビビビッと来たのでしょう。

「今の時代の漫画やアニメって、悪い意味で規制されてつまらんよね。」

と、いい歳した僕らはドラゴンボールを手にして語り合います。

 

「悪い意味で規制」

そうか!

ドラゴンボール改、ちびまる子ちゃん、ヱヴァンゲリヲン劇場版を見ていた時の違和感は、

これだったんですね。

 

本当は残忍なドラゴンボール

ドラゴンボールを1巻から37巻まで、2日間かけて深夜読んでいました。

ええ、僕はその昔、ドラゴンボールを全巻持っていました。

一体どこへ消えたんでしょう?

 

男って、ああいう生き方や冒険に憧れますよね。

暗くネガティブな僕ですら、ここぞ!という時に役立つヤジロベーが大好き。

ええ、ベジータから地球を救ったのはヤジロベーです。。。

 

そして21時から午前3時まで、読む読むレッドリボン軍、ピッコロ大魔王、天下一武道会。

ここらを読んでいた時、僕は確かイヤイヤ野球をやらされていた小学4年でした。

 

そしてベジータ編で遂に悟ってしまいます。

 

ナッパによって、てっ、天さんの腕がもがかれます。(←衝撃的!)

ヤムチャとチャオズはどんどん死んでいきます。

怒ったフリーザ編では、クリリンがわずか半ページの間に殺されます。

 

ベジータ編からセル編にかけては、どんどん残忍なシーンが増加。

もちろん、その間にコメディタッチな部分も含まれており、

またそのギャップが面白いのですが。。。

 

あれ?ドラゴンボールって、こんな漫画だっけ?

 

人の記憶とはふがいないもので、全く記憶から抜けていました。

それとも、僕が平和ボケしているだけでしょうか?

 

しかし、一緒にドラゴンボールを読んでいた得体の知れない親父も声を言及します。

3児の父親らしいのですが、そんな人の親であっても、まさかの少年のような眼差しで言い放ちます。

「今の時代の漫画やアニメって、悪い意味で規制されてちょーつまんねっ!」

今のアニメに感じる違和感

以前日曜の9時ころから、ドラゴンボール改を目にしていましたが、

何なく違和感がありました。

 

ええ、ザ・バトル!というよりかは、コメディ要素が強く。。

復活したフリーザなんて、クリリンを自爆させた残忍さがなく、何だかちょっとバカっぽい。。。

ベジータもすっかり丸くなっちゃって。。。。

 

時々、テレビでちびまる子ちゃんを見ていた時も、

何となく平坦でメリハリがなく。。

あの静岡弁独特の、柔らかく大らかだけど大いなる嫌味口調がありません。。。

そして結構な割合で、いい話が多いような。。。。

 

そういえば、7年前の映画、新ヱヴァンゲリヲンQも、

あのアニメ特有の暗ーく、絶望的な感じがイマイチ感じられませんでした。

何となく感じられる空虚感が、あのアニメの魅力だったんですが。。。。

 

ええ、忘れていました。

ドラゴンボールって、結構激しい暴力シーンがありましたよね。

フリーザに自爆させられてしまうクリリンは、確かに当時衝撃的でした。

 

静岡県清水市出身のさくら大先生のちびまる子ちゃんも、

僕がりぼんで読んでいた1巻から7巻の頃は、

アニメでもかなりドスが効いた内容でした。

 

15歳の時、大好きだったヱヴァンゲリヲンは、

救いようがない人間の汚い部分の表現に魅力的でした。

明確な答えや正解がなく、あらすじを想像する所から始まるのがとても斬新で。

 

そんな事を永遠と夜中の3時に語り合った僕は、どこの誰だかわからない3児の親父と、

「悪い意味で規制」について考えていました。

規制は当然だけどつまらない

暴力シーンや無意味な血や性を連想させる表現は、

随分前から規制の方向ですよね。

 

コンビニの本売り場からは、いわゆるビニール本やピンク本は消滅しつつあります。

(とはいうものの、ネットで何でも手に入りますが。。。)

 

それらの規制がどの程度の効果があるのかは知りません。

血がブンブン飛ぶ暴力シーン、性を連想される表現を、

子供に見せなくない親御さんもいるのでしょう。

 

発達段階にある小学生や、思春期を迎える年齢であれば、

尚更かもしれません。

 

もちろん僕自身や上の世代の方達も、それらを目にし、反芻することにより、

精神的に成熟してきた事は間違いありません。

女性はどうかはわかりませんが、年ごろの男性にとっては、必要不可欠な要素です。

 

しかし、既にそれが過去の慣習になりつつある事も事実。

特にネットでは無数の情報が手に入るため、表現の規制は必要なのでしょう。

 

ただ、エンターテインメントとしては、つまらない事は確かです。

3人も子供がいる得体の知れない親父がそう言うんだから、きっと正解なのでしょう。

 

時代と共に作風や、許されるべき表現が変化することは当然ですが、

みんな一緒に仲良くという表現も、実は不自然な表現に感じます。

まとめ

そういえば、コンビニからもそーゆー本が消えました。

(ネットでいくらでも閲覧できるので、関係ないのかもしれませんが。)

 

本心では、子供をもつ親はどう感じるかの?

小学生や中学生の子供がいる友人にインタビューしてみた所、

「男なら普通じゃね?だって、みんなそうしてきたんだし。」という返答がありました。

 

みんな違和感を覚えつつも、時代の流れに沿っていくしかないのですね。

今日の言葉

regulate:規制する

果物が好き:我喜欢吃水果 ピンインはWǒ xǐhuan chī shuǐguǒ.

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