フリーランスと自己責任のジレンマ

3月中以降、都道府県や市町村独自の補助金の情報を目にします。

現在はやや情報量が多すぎて、正式なリリースは待ち状態の為、

少しわかりにくい部分も。

 

そんな中、しばしばフリーランス=自己責任論といった情報を目にします。

 

契約を切られてしまった多くのフリーランスの方が困っている中、

「フリーランスは自己責任だから当然だ」

といった、当然の正論がはびこります。

 

正論は美しい日本語で、芯が通っていて真っすぐで、

法令解釈基本通達のように、反論のしようがありません。

 

しかし、結局日本の社会は、僕が18歳、19歳の時に暗い闇に落ちてしまった頃と同様、

未だ不寛容な社会であることが、残念でなりません。

 

↓仕事を放りだし、自己責任で絶賛原案作成中です。

 

何でもかんでも自己責任

「言った者勝ち」という正論は、

僕が小学生の時から唱えられています。

 

・イジメられて嫌だったら反抗しない方が悪い

・精神的に辛いなら仕事を辞めない方が悪い

 

・借金と分かっている奨学金を借りる方が悪い

・シングルマザー(ファーザー)になるから悪い

 

・性欲に任せて妊娠するから悪い

・脱サラするのは自己責任

 

・風邪をひくのは自己管理できてない

・同性婚を望む理由がわからない

 

そういえば、10年程前に派遣切りが社会問題になった時、

正社員を選ばない方が悪いと言った人もいたような。。。

 

よく聞かれる正論です。

 

正論を平気でさらりと投げかける事ができる人を、

僕は本当に羨ましく感じます。

 

ええ、僕は頭があまり良くなく、国語も苦手なので、

正論を言うことなど、間違ってもできません。

 

自分の気分次第で、他人の感情を壊せる事を認識していれば、

言葉を受け取る立場の思いを、推し量ることなど容易だからです。

サラリーマンはコスパ最高

僕は一生会社員でいるつもりでした。

 

サラリーマンという職業ほどに、

総合的なコストパフォーマンスに優れた職業はないからです。

 

集団から個になった時、あらゆる面で不利な事は、

知らず知らずのうちに、みんな理解しているはずです

 

だからこそ、個人事業VSサラリーマンを天秤にかけた時、

思い悩んだり、自分の中に動揺が沸き上がるはずです。

 

個人事業主になって失敗したら、

「ほら見たことか。」ときっと言われるんだろうな。。。

他人の失敗には、不寛容な国ですよね。

 

僕は個人事業主の魅力は1つだけしか感じません。

何をするにも自由という事です。

 

社会保険の手厚さもなければ、補償も完備されていない。

収入の補償もなく、仕事の保証もない。

 

組織内の対人的なストレスは確かにないけれど、

労働や対価がない精神的な辛さの方が、勝っているかもしれません。

 

そんな事だったら、サラリーマンでいた方が全然ましです。

 

何より、日本の社会で元気よく健全に生きるのであれば、

サラリーマンが最も賢明な選択です。

 

ええ、僕なんかチンケな個人事業主です。

ちょっと風速が強い風が吹けば、さらっと消滅してしまいます。

 

お金も欲しいし、美味しいものも食べたいし、

まだまだいろんな国にも行きたいし、

台湾の知らない山間部にも行きたい。

 

だからサラリーマンで地道にやっていこかと、

4月に入っても、クヨクヨ考えていました。

 

しかし、Yes,sirという人生で性欲が乏しくなっていく事も嫌だったので、

自己責任を選択している最中です。

安易な自己責任は禁物

会社員の時、勤務先の顧問先のお医者さんから、

病気をして、初めて患者の気持ちが分かったと仰った方がいました。

 

僕は銀行マンを辞めて会計事務所に転職した後、

各段に給与が下がり、病気をしたり、税理士の教材費等が払えなく、

いわゆる自転車操業に走ったことが数年間。(遊ぶ金じゃないぞ!)

 

ちょっと事情は異なりますが、

初めて借金をする人の思いがわかりました。

 

転職してからは、転職先でのゴタゴタ。

家族が病気になったり、自分が体調不良になったり。

 

開業してみたら、1人は確かに自由だけど、

全てを1人で意思決定する難しさも知りました。

 

自己責任、自業自得と言ってしまえばそれまでですが、

みんなで社会生活を送っている以上、安易に自己責任と切り捨てるべきではない。

 

10代であっても、70代であっても、

自分が経験してみなければ、相手の事情などわからないからです。

 

相手の事情、思い、背景を鑑みず、推し量ろうともせず、

うわべだけで自己責任と発する事は止めましょう。

 

発した本人はせーせーするかもしれませんが、

口に出そうになった時は、ぐっと堪えて相手の気持ちを推し量りましょう。

まとめ

僕も一応は個人事業主なので、自己責任です。

ええ、失敗したら全てが僕の責任。

大した志もないくせに自己責任。

 

しかし、それを受け入れる器や度量くらい、

暗くてネガティブなオレでさえ備え付けています。

 

だから自己責任で、コツコツと旅行記を書いています。

 

税務ソフトも持っていないくせに、

フォトショップをマジで購入しようか迷っています。

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