災害時は情報弱者に寄り添う。税理士としても情報弱者に寄り添える。

地元を離れるゲイは多いとよく聞きます。

理解されない事情があり、

家族と不通になるゲイの方も多い。

(今の若い方はわかりません。)

 

僕もカミングアウトが上手くいかず、

今年5月以来、もう連絡など取るものか。

と思っていましたが。。。

 

両親は運転免許返納済。

高齢で重たいもの(給水)は運べない。

ネット環境なし。

携帯はスマホじゃない。

そもそもネット利用できない。

 

災害時、大いに困ることを実感しました。

 

 

 

 

どうかご無事でいて欲しい。。。

 

見慣れた場所の被害が言葉になりません

昨日夜のニュースで、

高橋4丁目は胸まで水に浸かったという中継が。。。

 

なぜそんな大事なニュースを、

4日も経ってから報道するのよ。。。

 

高橋というと、新卒の金融機関勤務時代、

営業で毎日回っていた地域。

 

2年半の間でしたが、

下野、永楽町、押切、天王、高橋など。。。

 

当時働いた思い入れがある地域の被害の画像を目にすると、

言葉になりません。

 

確か土曜のNHKニュースでは、

氾濫危険水位まで達したと報道されましたが。。。

 

Twitterなどや地元のニュースを確認する限り、

思いっきり氾濫していてビックリ。

 

滋賀県ではこれとって報道されず、

中々状況がよくわかりませんでした。

 

地元の友人に連絡すると、案の定、

全国ニュースでもあまり報道されないことに

非常に怒っているようで。。。

 

逆の立場だったら、

僕もきっとそう感じるでしょうね。

 

泥掃除をすることができず、

広く様々な地区で乾いた泥埃が凄いようです。

 

両親から給水用のポリタンクを送って欲しいという電話があり、

事態は重大なのだと初めて知りました。

 

情報弱者の意味をもっと考えるべきだった

情報弱者という言葉は聞き慣れていましたが、

今まで真面目にとらえていませんでした。

 

税理士の仕事をしていても、

ネットやスマホを使えないのなら、

書面で申告しましょうね。程度です。

 

しかし、情報弱者の意味がよくわかりました。

Twitterでは給水情報が散見しています。

 

飲み水が販売されている場所。

イオンでは大量の水が入荷されている。

 

大学で食料や飲み水を配っている情報。

施設で無料入浴・生活用水情報。

 

沢山情報が上がってくるのですが、

ネットを使えなければ、仕方ありません。

 

スマホを利用できない高齢者は、

それらの情報を入手することは不可能なのですね。

 

ポリタンクの入荷情報や、

水の入荷情報がTwitterで飛び交いますが、

ネットの利用方法を知らないからこそ、

電話がかかってきたのですね。

 

この感覚は僕を含めて、

日常ネットを当たり前のように

利用する人間には理解できないのでしょう。

 

そんな当然の事を考慮していませんでした。

 

これでは僕も、危機管理が全くなく、

地元の恥さらしである静岡市長や静岡県知事と同様です。

 

そもそも、免許証を返納した場合、

重たいペットボトルの水を運ぶこともできません。

 

10ℓタンクをもって歩くことは無理ですし、

歩いて長距離行動は不可能でしょう。

 

清水から富士まで歩くわけにもいかないですし。

 

情報弱者の意味することを、

もっとよく考えるべきだったなあと感じます。

 

自分から家族に歩み寄るべき

ゲイだからに関わらず、様々な事情により、

両親と音信不通になる方も多いでしょう。

 

100%両親と分かり得合えることは無いと思います。

しかし、音信不通は災害時に確実に困ります。

 

例え軋轢があったとしても、

知らんぷりはできません。

 

ネットを駆使できない高齢者の場合、

救援情報はじっと待つしかなのですね。

 

LGBTというカテゴリーの方で、

家族と音信不通という方をよく耳にします。

 

しかし、例え両親からゲイなんて理解不能。

帰ってくるな。と遮断されたとしても、

自分自身は不通になるべきではないでしょう。

 

もしも事情により音信不通になっていても、

今からでも自分から歩み寄るべきです。

 

情報弱者に寄り添えるように

開業前から事業の方針を考えていませんでした。

この3年間も、実はあまり考えてもいません。

 

効率化。DX。相続専門。クラウド会計特化。スマート化。

組織再編専門。外国語対応。国際税務。海外取引専門。

 

これらはトレンドであり、カッコイイ。

 

〇〇経済、エコ〇〇〇にも記載されている、

これから生き残る税理士像であり、

本当にカッコイイ。

 

カッコイイことに対応できない士業は淘汰され、

また、淘汰される(べき)であろうという同業の方も沢山。

 

普段、ある地元のひとり税理士さんのブログ読んでいます。

綺麗事がなくストレートで非常にクセがあり、

とっても好きなタイプです。

 

先日のブログでは税理士として、

地元の災害に貢献するという内容がありました。

 

内容はシンプルでしたが、

どんな美しいトレンドよりも、

圧倒的にカッコイイと思います。

 

失くしてはいけない事を切り捨てたからこそ、

税理士という職業は若い人に魅力が無く、

形骸化してしまったのかもしれません。

 

僕も情報弱者を助けることができる職業人になろうと思います。

 

まとめ

来月長崎旅行を予定していましたが、

その資金は地元の為に使うことにしました。

 

雀の涙にもならないい微々たる軍資金ですが、

たまにはそういうのもいいかなと思います。

 

水、ポリタンク、Twitter。

絶対に常備が必要だと実感しています。

 

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