ミニシアター愛復活!単館系映画はここが楽しい!
今日は京都アップリンクまで単館映画。
京都のミニシアターと言えば、もう1つ。
東寺駅そばの京都みなみ会館。
どちらかと、みなみ会館の方が、ザ・ミニシアター。
来週以降のみなみ会館のラインナップは、実に素晴らしい。
確定申告もあるけれど、
今年は既に順調に進んでいるので、
合間をぬって見に行く予定です。
単館系映画はここが楽しい!
三浦透子のこの表情がとても好き。
単館映画が大好きだった20代の時
みなみ会館があることは滋賀に転居する前に知っていましたが、
アップリンクが京都にできたのを知ったのは、ここ1年程。
そうか。僕は静岡にいた時は、
ちょうど新風館って、工事中だったのですよね。
アップリンク!といえば、
渋谷のザ・ミニシアター。
単館映画が好きな人間なら、
アップリンク渋谷は誰もが知っています。
アップリンク渋谷は、かなり良作を放映していました。
2005年放映で題名は忘れましたが、
あるゲイ高校生が友人を好きなり、
銭湯で友人の股間をマジマジと見たい!という思春期映画。
ああ!わかるな!その気持ち。
決して、いやらしい意味合いではなく、
好きになったら見たいのよね、股間を。
ノーマル男子が好きな女性の裸を見たい。
と思うことと一緒。
ごくごく自然です。
(ゲイ視点を表現したいい映画でした。)
まだ無名だった時の北川景子初主演「チェリーパイ」を見たり、
非常に思い出深い映画館。
でしたが、一昨年、閉館してしまいました。
アップリンクは現在、吉祥寺と京都のみ。
渋谷の単館映画館は2010年頃から閉館が進み、
当時付き合っていた彼氏と何度か行った、
渋谷シネ・ラ・セット等はもうありません。
新宿にはK’sシネマやテアトル新宿がまだ健在ですが、
三軒茶屋、下北沢、渋谷は閉館した場所も。。
京都の単館映画館はまだまだ元気だから、
映画が見たい!欲望が再燃しました。
単館映画は人気俳優や女優の登竜門
単館映画は本当に面白い。
無名の頃の北川景子「チェリーパイ」は、
かなりの(棒読み)の衝撃作。
まだ売れっ子になる前の遠藤憲一主演、
アザーライフは、僕の単館映画の中で、
最も面白かった傑作。
ゲイにはたまらない青春映画、
初々しい中村蒼にトロケルひゃくはち。
単館映画は、まだ世に出ていない(有名ではない)、
知らない役者がワンサカワンサカ。
単館映画ですが、味があり経歴も長い役者が多く、
非常に見応えがあります。
アザーライフで主演した遠藤憲一が、
今や毎期ドラマに出演しており、
そういう楽しさも単館映画の魅力です。
紀子の食卓(無名の頃の吉高由里子)、
愛のむきだし(満島ひかり)など、
単館映画は有名女優か必ず通る道です。
ここがやっぱり楽しい!
人が少ない事も単館映画の魅力
単館映画は人が少ない。
僕が最も好きな部分です。
全国上映等の有名作やシネコンは、
それだけで人が多い。
だから、館内が10名以下でゆったり見れる
単館映画は本当に僕に最適です。
今日、アップリンクで見たそばかす(主演 三浦透子)も、
10時の回で6名程でした。
人が多い場所が嫌い。
という人は、絶対に単館映画はおすすめです。
エゴイストは必見!
そして2月10日公開の話題作といえば、
エゴイスト!
鈴木亮平と宮沢氷魚が主演の、
いわゆるゲイ映画です。
原作を読んだことがありますが、
よくある馬鹿馬鹿しいゲイドラマとは異なります。
ええ、エンターテインメントとしてBLなんて、
歪んだゲイの世界を世に広めているだけです。
現実のBLは異性間カップルと同様。
もっと雄雄してくて、汚くて、汚らわしくて、
混沌とした人間そのもの。
でもね、男同士のベッドシーンって、
ゴツゴツした肉体が重なり合うから、
本当はとても美しいのよ。
そこを描かないのなら、
だだの子供だましの駄作に過ぎません。
BLが好き。
映画が好き。
という方は、エゴイストは絶対におすすめです!
まとめ
現実の映画はサブスクリプションなんかとは、
圧倒的にその感動が異なります。
単館映画が好きだった当時、
映画の何が面白かったのか、
最近になって、ようやく思い出しました。
当時はわかっていなかったのかも。
今年は毎月定期的に、アップリンクとみなみ会館に、
映画を見に行く年にします。