当事務所の報酬設定料金の信念。価格設定は税理士さんそれぞれの信念がある。
最近、数件の令和6年分の単発の所得税確定申告を見積もりました。
単発の所得税申告のみ場合、66,000円。(記帳代行込)
消費税ありの場合は77,000円。(記帳代行込)
(もっと欲しい!と思うことはありますが)、一応は満足しています。
もっと安い会計事務所もワンサカあるので、
決して僕の価格は安いとは言えませんが。。。
価格設定に対して心ない声をいただくこともあります。
オカマの僕でも嫌なことを言われると、落ち込むことがあるのですが。。。。
先日、コワーキングで5年ぶりに対面する方がおり、
僕はその当時(開業時)、こんな事を話していました。
僕の実家の家業も安い報酬で税理士に(手書き)帳面見てもらっていたから、
その恩恵を受けた僕が高額報酬を請求できないでしょう。
故に、受注価格はあまり気にしてない。
そんなことはすっかり忘れてしまっていました。
価格設定は税理士さんそれぞれの信念があるので、
誰にも批判する権利はありません。
これぞ台湾パイナップル。
この熟れた黄色こそ台湾パイナップル。
台湾パイナップルは現地で食べてこそ台湾パイナップルです。
高額報酬設定をしていない理由
僕の提示価格は、その内容を考慮すると決して高額ではありません。
個別税務相談は、3時間まで11,000円です。
単発の所得税確定申告は、記帳代行込で66,000円ですし、
消費税申告がある方は77,000円です。
記帳代行は常識的な量を想定していますが、
今まで大量のレシート記帳依頼はありません。
(例えば年イチで1000枚以上など。。。)
顧問料も基本は記帳代行込(するしないは自由)、
年末調整、合計表、償却資産、消費税申告等、
必要なもの全て込みで22,000円ですし、
記帳代行も仕訳制限等は設けていません。
それ程高い価格設定はしていませんし、
お手頃だと自分でも感じます。
お問い合わせには、それなりに「高い!」という声もあります。
でも11,000円では、少々やる気が起こらないですからね。
基本顧問料は22,000円に設定しています。
(それより高い方もいます。)
単発の確定申告で最も高額な方は、売上高2億円程で88,000円です。
毎年一発で資料を揃えてくれる優良先様です。
法人の確定申告も、顧問or単発を含めて、
110,000円以上請求したことがありません。
一方で、安すぎるからこれから開業する税理士さんに迷惑。
あなた(オレ)が価格低水準を後押ししていてワロタ。
というお褒めの言葉をいただくことがあります。
確かに開業して5年が経過し、作業量と見合わないから、
ああ、料金アップしようかなあ。。。
契約解除しようかな。。と思うこともあります。
本則課税で売上高が年々上昇している年イチ先の場合、
ちょっと大変だなあと思うことも。。。
売上高が1年おきに5,000万円超え、5,000万円以下になる先は、
ヒヤヒヤするなあと思うことも。
しかし、実家の確定申告について、一昨年廃業するまで、
税理士さんに非常に安い報酬で面倒見てもらっていたこともあり、
その恩恵を別の形で返すべく、今の報酬設定をしています。
価格設定はそれぞれの信念がある
業務量に見合った報酬という論点は必要なのでしょうね。
高額報酬は僕も欲しいですし、旅行も行きたいから。
やる気はありませんが、もし相続税を受注したら、
フィンランドに行ってしまうでしょうね。(行きたい!)
本当は所得税の確定申告を事業の場合、
最低でも100,000円いただければ、
本当にやる気がでて今よりも沢山引き受けるでしょう。
でもそれでは税理士なんて、ある程度のお金の余裕がないと、
利用できないということになってしまいます。
いやいや、税理士報酬を支払えないのなら、
税理士を使う規模ではないんですよ。という考え方もわかります。
専門家に依頼するには、それなりのお金がかかるのですよ。
税理士さんは全ての責任を背負うのだから、
それなりの対価は必要なのですよ。
という論理は僕にもよく理解できます。
しかし、一方で、一定のお金の余裕がないと、
税理士を利用できないのも、おかしな仕組みだなあと。
それでは、気軽に税理士さんなんで利用できないじゃない。
と所属税理士の頃に考えていました。
売上高や所得の増加、顧客数増加、業容拡大とか、
それだけではないと思うのですよね。
自分の実家が安価な報酬で申告してもらっていたのに、
僕が所得税の確定申告で110,000円請求できないでしょう。
だから報酬や料金にいちゃもんをつけられても、
僕はこのままの報酬で行くのです。
報酬にはその人それぞれの信念があり、
みな悩んで価格設定をしているのだと思います。
高額であっても低額であっても、
そんなことは経営者である税理士さんの自由ですし、
みな何らかの意図があるのでしょう。
その信念にいちゃもんをつける権利はないのだと思います。
そして仕事をしてお金を貰ったら、
そのお金を消費して自由に旅行へ行くのです。
今年はあと5件の法人決算があるので、(少な!)
どこへ行こうかなあ?
ああ、でも年明けに弥生会計の支払いがあるんだっけ。。。
経済循環として、僕は非常に正常なサーキュレーターそのものです。
まとめ
いちゃもんをつけるのなら、正々堂々といちゃもんをつけるべきです。
そういう人は大抵の場合、ペニスが軟弱で持続性もありません。
ペニスは長さや太さではなく、勃起時の堅さが重要。
まあ、腰をふるだけのノーマル男子には理解できないでしょうね。
いちゃもんをつける人間は、
フニャフニャのペニスと相場は決まっています。
僕は下半身の硬度なら自信があるオカマだから、
他人にいちゃもんをつけることはしません。