独立開業6年目は機会的 or 時期的ミスマッチにブルーだった1年。不成約が最多の1年。
本日から開業7年目になりました。
この6年間、馬鹿真面目にネット集客100%営業しています。
昨年1年間(この確定申告まで)は、
事務所HPの投稿内容からのお問い合わせ等が、
以前よりも比較的多かったような気がします。
それもそのはずです。
仕事に繋がるように投稿する内容を考えたからです。
ところが。。。
機会的 or 時期的ミスマッチがこの1年間は非常に多く、
開業以来、自分の不甲斐なさに最もブルーだった1年でした。
また、自分からお断りをした数を含めて、
不成約が最多だった1年でした。
この1年間のブルーな事情を述べます。
も★く★じ
投稿内容からのお問い合わせを増やす
ちょうど2年前の今の時期から、
法人の清算や海外出国帰国に関する投稿を増やしました。
2020年の年末年始の旅行の帰国の際、
台湾の空港ではコロナの影響もあり、チェックがやや厳しかったのですが、
帰国した日本の空港では当時はまだまだスルー。
きっと今後、日本から出国or帰国できない方が増えるだろうと思い、
簡単な出国・入国・短期免税等の給与課税関係を投稿したところ、
それなりにややビンゴしました。
そこで、マスクを外そうキャンペーンになった2年前の3月から、
今後は小規模な会社清算や海外出国帰国の大規模な復活も増えると思い、
それらの投稿を増やしておきました。
そして、昨年1年間はそれらの投稿内容から、
それなりにお問い合わせがありました。
自分なりに考えて投稿していると、
一定数の効果はあるものだと実感しています。
しかし、結局の所、個別税務相談以外、
その殆どをお断りすることにしました。
機会的 or 時期的にミスマッチが起きてしまい、
自分が甘かったなあと反省しています。
会社清算等はオンラインで対応しない
この1年で、小規模な法人の清算結了の依頼がしばしばありました。
資産超過 or 債務超過、期限切れ欠損院、簡単な適格合併など、
基本的な内容で、全て県外からのお問い合わせでした。
つまり、オンラインでの対応依頼でした。
県外の顧問先や確定申告依頼も毎年ありますので、
特段、オンラインがネックになっていたわけではありません。
どうしても引っかかってしまったことは、
法人の清算結了を一度も対面せず、
オンラインのみで完結するということです。
期限切れ欠損金に不安に感じるのであれば、
遡って申告書を徴求すればいいですし、
法人の再編に???と思ったのなら、全部事項証明書も確認すればいいですが。
これらの案件は、僕の考え方では、
ンライン完結で対応するようなことではないと思ったのですよね。
万が一、何かが発覚した時に備えて、
近隣の税理士に依頼すべきだと思いました。
結局、個別税務相談で対応した先以外、
せっかく何件かお問い合わせいただいたにもかかわらず、
実際の申告は全てお断りをすることとしました。
今でもオンラインで対応すべだった案件だと思っていません。
最終的にお断りした自分が悪いのですが、
ミスマッチしてしまったなあと感じます。
1月下旬以降の申告依頼は時期的に慎重になる
今年の1月下旬から2月下旬には、
非居住者の方からのお問い合わせがドドっと来ました。
なぜ1月(後半)・2月の今ごろ?という思いが非常に強く、
やや悩みましたが、結局全てお断りしました。
以前、3月になり非居住者の方からお問い合わせがあり、
簡単な内容だったので気軽に受注したところ。。。
蓋を開いてみたところ、お問い合わせ内容と全然違いじゃない!
といったことがあったため、
申告期限間際にやや焦ったことがありました。
全ての安直に考えた僕の対応の仕方が甘かったのです。
一見さんの個人の所得税の確定申告は、
蓋を開けてみないと実際は何が隠れてるのか分からない。
そんなことは、15年も会計事務所に勤務していたので、
わかっていたつもりでしたが、脇が甘かったのでしょうね。
そういうこともあり、非居住者の方に関しては、
年内にお問い合わせがいただいた1件のみ受注しました。
年を明けてからのお問い合わせは、結局お断りすることにしました。
僕の勝手な都合ですが、まだ余裕がある年内にお問い合わせをいただき、
じっくり話を聞いて落ち着いて準備して、
漏れがないようにしたいという、自分の勝手でワガママな都合です。
しかし、やっぱり受注すれば良かったかなあと、
それなりに後悔の想いも襲ってくるのです。
今年はやや立て込んでいましたが、
特段、朝から晩までフル回転はしていません。
常にフルな状態で仕事をすれば、きっとどうにかなったのでしょうね。
どうせこの時期だけですし、ちょっと我慢したり頑張れば良かったのです。
実は割とスムーズに終了したのかもしれませんし、
何のことも無かったのかもしれません。
せっかくお問い合わせがあったにもかかわらず、
時期的なミスマッチが起きてしまい、
今年の確定申告は、非常に落ち込んでいました。
お断りした件数が多かった1年
それらを含め、その他昨年4月からの1年間は、
お断りした件や単純な不成約が最も多かった1年でした。
遠方の方をお断りをした理由は1つだけです。
住まいの近隣の税理士に依頼した方がいい。という理由だけです。
僕自身も個人3先、法人1先とオンライン100%の顧問契約をしています。
特段、100%オンラインを否定しません。
いずれの先も、オンラインがベスト or オンラインで申し分ないと判断したからです。
しかし、直感的にリアル対面が望ましい案件。
近隣の税理士に依頼する方が、後々、納税者の為にもなる。と感じた場合は、
その理由を説明して、お断りをしています。
自分がそう感じてしまうと、もはや仕方ありません。
オンラインが適する納税者や業務や申告と、
リアル対面・近隣税理士の依頼する方が適する納税者や業務や申告って、
確実にあると思うのですよね。
その微妙な温度とラインは、見逃さないようにしています。
この1年間は、事務所HPの投稿からお問い合わせが来ても、
オンラインでは適さない、近隣の税理士に依頼した方が納税者の為になると思い、
ややミスマッチが起きてしまいました。
単純に相手から選んでもらえず、落選もあったのですが、
ミスマッチに落ち込み、ブルーだった1年でした。
仕事は欲しい 売上は欲しい
よく勘違いされますが、特段、仕事を減らしたい意向はありません。
そんなにバンバン仕事はありませんし。
別に、ワークライフバランスも重視していません。
お金(旅行費用)が欲しいので、売上は沢山あった方がいいでしょう。
旅行へ行くので物理的に対応できない。ということもありますが、
前述のような思いもあり、仕事をお断りしてました。
=結果的に、売上を手放すこともあります。
方針は人それぞれですので、他人がどうこうではなく、
自分が思った通りにする方がいいのだと感じています。
素直に僕はお金が欲しいと思います。
だからさ、自分の許容範囲を定めて(受注件数を確定後)、
正式に受注した方から音信不通になったら、
そりゃ、腹が立ちますわよね。
だったら、他のお問い合わせや非居住者の方を受注すれば良かったと。
まあ、音信不通になるような人から相手にされる僕が悪いのですが、
僕も真面目仕事をしているので、当然、腹が立つわよね。
割と悶々としてブルーだった1年間でした。
またお断りした件数と単純な落選合計し、
不成約が最多だった1年間でした。
悩む時間があるということは、
それだけ僕が暇な証拠なのでしょうね。
まとめ
4月1日を開業日にして良かったと思っています。
年度初めですし、滋賀県に転入した日ですし、
開業時の初心に戻れるので、4月1日開業日で良かったです。
当初、他県から僕が滋賀県でネット集客100%する事に対し、
懐疑的な表情をされた方が多かったので、
6年継続できて生存報告できて何よりです。
この4月から再び税務投稿から仕事を獲得するために、
HPの投稿内容をチョイスするようにしています。
これから半年間、じっくり種を捲き、
吉とでるように心にナイフを忍ばせて置こうと思います。