言語と文章は心そのもの。言葉遣いが下手・貧相でもAIに頼らない依存しない。
本日は9月1日のため、顧問先にメール・ラインで請求書送付日。
毎月月末に請求書とメール文面を用意して、
翌1日に送信するようにしています。
14先の顧問先に請求書を送付しますが、
請求書作成+メール文面作成は、それなりの時間がかかります。
ザ・会計事務所を比較すると僕の顧問件数は少ないですが、
1人で全てを行うと、そこそこ面倒くさいです。
単調作業のミス回避の為に、2日間分けて準備しています。
非常に非効率・面倒ですが、
メール等に添える文章は、定型やコピー等をしません。
一人一人毎回キーボードを打っています。
そして、会社員の相方は言う。
毎月の定型ルーティンこそ、自動機能を利用すべきだ。
文章はAIを利用すれば適正だから楽。
その方が効率化+的確でベター。
新しく購入したレノボPCにも当然AIがセットされています。
AIが文章を構築してくれるので、
僕が考える日本語よりも、的確なことは間違いありません。
実際、毎月の定型やルーティン作業は、AIを使う企業も多いでしょう。
相方も会社の業務でAIを利用することは、
もはや特別ではなく普通だとよく話しています。
しかし、僕は毎度非効率に一人一人文章や請求書を作成し送信します。
昨日は請求書発行や文章書いて1時間。
今日は確認してメールラインして1時間。
この2時間って。。。。
でも、これには理由があるのです。
その理由は、自分自身の言葉遣いが下手であり、
文章を装飾できる言葉の引き出しがないからです。
美しい日本語、深みが彩り、含蓄のある言葉遣いや言い回しができません。
にもかかわらず、AIに文章を作ってもらったらのなら、
添削能力がない僕は、これでいいや。にしてしまうでしょう。
一層自分の文章力は下がり、
間抜けな言葉遣い、文面になってしまうと予見できます。
そういうわけで、否応なしに文章を書く機会は、
自分で文章を起こすことにしています。
今年は戦後80年ということで、
お盆旅行の訪問先で、戦時下の展示物を多く拝見しました。
その中には、戦火から家族に宛てた手紙、
戦時下の日記のような展示物も多く目にしました。
それらをじっくり読んでいると、ため息がでる言葉遣いなのですよね。
僕では到底起こすことができない、非常に知性と深みがある文章なのですよね。
個人のものですので、おそらく推敲等はないと思います。
現在のように、スマホで簡単に文章作成ではないでしょう。
知性や深みがある文章は、それだけで温度や雰囲気が伝わります。
ただの文章なのですが、温度差の質感が圧倒的なのですよね。
激励する内容の文章であっても、
雰囲気から悲しさや寂しさが感じられますし。
子供家族宛ての手紙は、引き締まった硬い文面であったとしても、
柔らかで温かい温度が感じられます。
好きな人宛ての文章は、キチっとした文章でも、
色気がある雰囲気なのですよね。
一個人であるにもかかわらず、凄い文章力だなあと。。。
国語力、日本語力が、豊かで便利に時代に過ごす自分とは比べ物にならないのです。
戦後80年、明治や大正時代から100年以上経て、
圧倒的に便利になる一方、
確実に退化した人間の能力もあるのでしょう。
少なくとも、僕は書く知性と品性を兼ね備えた文章を書くことができません。
明治、大正、昭和時代の方のように、
雰囲気や温度が感じられる文章を書けたらいいと。。。
自分の脳みそで考えるべきことを回避すればするほど、
退化していくことは事実でしょうね。
ただ、退化していくことを理解していながら、
わざわざ退化を許容し促進することはしたくありません。
仕事をしていて少なからず人と接していると、
多くの方がAIを利用していることがわかります。
特に外国語の文章作成をAIに作成してもらう方が多いと聞きます。
僕も時々、英語でメールを打つことがあります。
感謝したい時には、ありがとうございます。と打ちますが、
ありがとうございます。には、様々な表現があるのでしょう。
大学卒業をしていれば、ありがとうございます。の表現方法は、
一般的に10程度のフレーズを知っているのでしょう。
僕はネイティブの方と仕事をしていませんし、
留学経験もないので、英語を胸を張って表現できません。
だから実際の所、(英語)言葉が持つ正確なニュアンスはわかりません。
本当にその場に適した表現だったのは、真実はわかりません。
しかし、NHK英語で有名な大西先生は、
英語は心だとよく言うのですよね。
きっとそれは、英語だけではなくて、
あらゆる言語に共通しているのだと思います。
だからその時々で、自分が知っている「ありがとうございます。」の表現方法は、
自分自身の思いで遣いわけたいと思います。
そして、非効率なルーティンであっても、
相手に文章を送付する時は、自分で考えるにようにしています。
横手市増田町漫画美術館より。。。
ああ!横手市増田町漫画美術館にまた行きたい!
藤子不二雄の1970年の短編集が読みたい!