「94歳のゲイ」ドキュメンタリー映画を閲覧。もっと相方に優しくしようと思います。
昨日の晩、「94歳のゲイ」というドキュメンタリー映画を閲覧しました。
実は今年、映画館で見る予定だったのですが、
関西地方の上映期間が短く、見逃してしまったのです。
正規の上映料金を支払った上で見たかったので、
一生の不覚であり肝に銘じています。
Amazonプライムで閲覧可能になったので、
感謝と敬意、自分に対する戒めを込めて早速拝見。
映画自体は非常に素晴らしく、ゲイである僕にとっても、
非常に納得できる内容だったと思いますが。。。。
(ただ、終わり方が中途半端だなあと。。。)
しかし、いわゆるノーマルな方には響かない映画かもしれません。
今でこそ、僕らを揶揄批判することは、
社会通念上良くないという概念が一般的ですが、
そこに至るには(必ずしも社会的運動だけではない)多くの方の戦いと犠牲があったのです。
という内容は、非常に理解できますが。。。
ノーマル男女には理解できないようにも感じます。
とりわけ、必ずしも社会的運動だけではないという部分は、
組織再編成税制のように、かみ砕いて読み解かないと、理解が難しいのでしょう。
僕と相方は2010年1月1日から付き合っており、
9年後の2019年4月、
僕が滋賀に転居・独立開業することで一緒に暮らしています。
自分でいうのもなんですが、
非常に優れたゲイ的人生ストーリーだと感じています。
僕らが出会うことができた大きな要因は、
相方と僕の居住地に大きな依存がありました。
エリートコースを歩んだやや嫌味な相方は滋賀に就職しましたが、
東京出身だったので、当時(20代)はよく東京に帰ることが多かったのです。
僕は地元が静岡市のど真ん中ですので、東京⇔名古屋間は非常に便が良い。
静岡という場所は、地方ですが非常に立地が便利。
地方だけど都会に出やすいという立地だったので、
相方にもスムーズに出会うことが可能でしたし、
新宿2丁目にも、在来線3時間半でささっと行くことができたのです。
新幹線ひかりなら1時間ですからね。
若い頃は、今は亡きムーンライトながらを使ったものです。
静岡に住んでいると、割と気楽に東京は行けてしまうのですよね。
高速バスでもそんなに時間を要しませんから。
しかし、これが田舎の山奥だったら、
人生はまた違っていたように思えます。
失礼な表現ですが、例えば、東北地方や中国地方の山間部の田舎だったら、
気楽にちょっと渋谷まで。とはならないでしょう。
東京駅から始発の在来線に乗れば、
昼の(大学の)講義には間に合いますからね。
始発の新幹線なら、仕事にだって間に合います。
だから僕の場合、ゲイとして静岡で性を受けて良かったと感じています。
「94歳のゲイ」というドキュメンタリー映画を見て、
もっと相方に優しくしようと思ったのです。
