報酬を後払いにしている理由。信頼 gains 信頼。

今年も新規様の所得税の確定申告を数件受付けました。

 

特段、HPでは公表しませんが、想定件数に達したので、

自分の中では締め切りを考えています。

 

そして、なんだカンだ言いながらも。。。

 

現在そして今後も、個別税務相談、法人決算、顧問料、そして所得税の確定申告も、

後払いでいただくようにしています。

 

今年の令和6年の確定申告は、開業以来、

初めて支払っていただけない事案が発生。

 

そして、個別税務相談では相談終了後も、

なかなか支払っていただけないことが時々あります。

 

売上代金回収の焦げ付きはは初めてでしたが、

知り合いの税理士さんや地元の税理士さんに聞くと、

1件なんて可愛いものだと。。。

 

それでも、申告・製本して代金未回収って、落ち込みます。

イライラするというより、

そういう人間性の方と仕事をしてしまった自分に腹が立ちます。

 

ヤキモキイライラしていると、相方は、

「前払いにしない君が悪いよ!君がアホだよ。ビジネスの基本だ。」

「君は大馬鹿だ。」

と僕の心の火に油を注ぐような言い方をします。

 

確かにビジネス的には前払金にすべきでしょうね。

 

そこで前払いにしようかとも考えたのです。

前払いにすれば、きっと相手も本気になるでしょう。

 

前払いにしたら、きっと僕もヤル気2倍でしょう。

前払いだったら、回収について懸念することもないでしょう。

前払いなら、モヤモヤもないでしょう。

 

前払い前払い。

ああ、なんて自分のことばかりしか考えていないのでしょう!

 

結局、全ての報酬は、仕事を終えてから請求する方針に変わりありません。

ええ、僕は全てを終えてからせーせーして請求したいのです。

 

税理士業にかかかわらず、いかなる仕事も、

相手との信頼関係で成立するものだと思っています。

 

信頼関係の構築にはそれなりの時間がかかりますし、

何をもって信頼になり得るのか、イマイチわかりません。

 

信頼関係がなければ、相手の懐や真意もわかりかねますし。

自分が信頼していても、相手からは信頼されていないのかも。

 

でも、相手に信頼してもらいたいのであれば、

まずは自分から相手を信頼することが筋ではないのかと僕は思います。

 

世の中に対して、いわゆるLGBTQを理解して欲しい!と望むのなら、

怖がって隠して自分を誤魔化してばかりいるのではなく、

まずは自分から心を開くべきことと同様です。

 

僕のゲイ魂は、理解されたい!認めてもらいたい!と思うのなら、

まずは自分からカミングアウトせよ派です。

 

そして、ビジネスの場合、信頼の最たるものというと売上代金となる金銭。

金銭とは、わかりやすい信頼の形だと感じます。

 

相手を信頼している(信頼したい)からこそ、後払いにしています。

まずは僕から相手を信頼してスタートします。

 

僕から相手を信頼することで、きっと相手にもその思いが通じると、

甘ーいー甘ーい考えを抱いています。

 

恋愛だって同じような気がします。

 

相手に好かれたい、気に入ってもらいたいのであれば、

相手から信頼されないと、恋愛開始はあり得ませんし、

相手に気に入られたければ、自ら進んで相手の信頼を得ようと努力するでしょう。

 

だから今後も後払いの方針は変化ありません。

 

業務の方針って、ああすべき!こうすべき!と、

人によって様々なのでしょうね。

 

しかし、きっと正解不正解はなく、

自分がこうしたいからこうする!という信念があれば、

きっと認め合ってもらえるものだと感じています。

 

僕が最も嫌いなパターンは、

みんながこうしているから自分もこうするといった思考です。

 

後払いにしている理由には、僕なりの理由が思いがあります。

 

そういうわけで貸倒が発生したら、

また相方に大いに愚痴を言おうと思っています。

 

山羊だって、自分から信頼しなければ逃げていきます。

信頼すればこんな近くにいても逃げない。

 

 

 

 

確定申告の売上代金は、

来年5月の旅行に充当する予定です。

 

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