心の拠り所が無いなら、オンオフの切り替えで心の安定をはかる。
時々このくだらないブログのコメントに、
「ひとり税理士応援しています。」
という感想をいただくことがあります。
えっ?ひとり税理士?
僕はブログでも事務所HPの投稿でも、
ひとり税理士という表現を用いたことはありません。
特段の独立開業はなく、ひとりで仕事をする事は、
どちらかといえば嫌いだからです。
ひとりで仕事をする事は、会社員の時と比較して、
心よりどころの確保が圧倒的に困難だからです。
自由が利くデメリット
あなたはもう、会社員には戻れないですね。
とある方から褒められました。
平日に県内に出かけたり、サイクリングしたり、
土日に仕事して平日休んだりなどは、
時間的拘束がある会社員では叶わないからのようです、
僕の顧問契約は現状で6件です。
他は経理指導等の短期契約、
税務相談や単発の決算があるだけです。
日々忙しく仕事をするわけではありません。
周辺の税理士さんと比較すると、
圧倒的に僕は時間があるのだと自負しています。
ひとりで時間がある時のメリットは言うまでもありません。
しかし、このコロナの時代、そのデメリットは強く働きます。
ひとりフリータイムが増えると(集中するものがない暇な時間)、
人間は余計な事を考える習性があるからです。
ひとり自由時間のデメリット
コロナの影響により自宅に引きこり、
悲観的になったという方が沢山いるようです。
仕事を失ったり、仕事が無い何もしない時間は、
苦痛極まりないのですよね。
与えられた仕事であっても、仕事に集中している時間は、
余計なことを考える事はありません。
しかし、ひとりで引きこもる時間が増えると、
ネガティブな事を考えがちです。
とりわけ滋賀県へ転居した2年前は大いに悲観的でしたが、
今でもひとりの時間には、余計な事を考える事が多々あります。
心のよりどころとするものがないと、
自ずと不安定になってきます。
何だかんだで会社員は同僚がいて楽しい
会社員のメリットというと、給与だけでなく同僚がいることです。
職場には高圧的な人間もおり、そりが合わない人は悩みの種に。
しかし、何だかんだで職場には同僚がおり、
こんな僕でも普通に日々会話をしていました。
上の人間から打撃を受けた時や、ピンチに陥った時は、
大抵の同僚はヘルプしてくれるものです。
そういうのが日々の心のよりどころになっていたのですが、
ひとりで仕事をするようになってから、
心のよりどころはありません。
嫁さん(家族)、数少ない同僚も、
よりどころというには、少し違うような。
だから会社員っていいなあと、常々考えています。
オンオフでバランスをとる
ずっと1人で仕事をすると嫌になるので、
バランスをとるようにしています。
例えば昨日までのスケジュールは、
月 → 10時まで仕事 10時以降は近江八幡へ遊びに行く
火 → 1日仕事
水 → 1日ロードバイクでサイクリング
木 → 1日仕事
金 → 1日お勉強タイム
土 → 午前・午後、ZOOMで個別税務相談
日 → 午前お客さんとオンラインで打ち合わせ、午後はHP投稿作成
こうやって書き出すと、
稼働時間が少ない事に気付きます。
滋賀県へ転居した当初は知り合いがいない事もあり、
かなり不安定な状態でした。
しかし、今もハッキリとした形はないものの、
オンオフのバランスをとる事で、何かしらの拠り所ができました。
ハッキリしたオフをとることで、
僕は次第に精神が安定していきました。
(思いっきり遊んでいるだけなのですが。。)
でもやっぱり、会社の同僚と、
他愛もない話をしている嫁さんが羨ましいと感じます。
まとめ
というわけで、明後日は再び朝からサイクリングへ。
草津から長浜の湖北水上公園まで往復約150キロルートです。
平日ニコニコしながら自転車の用意をしていると、
嫁さんの機嫌が悪くなるので、最近はサイクリングする事を黙っています。