おいしい佐賀 in 大川内山。伊万里焼の最高献上品である色鍋島を求めるのなら大川内山。素敵な色鍋島の窯元を巡回できる。
焼き物(磁器)好きと言えば、
佐賀県は最高の旅行先。
唐津焼、有田焼、伊万里焼。
陶器にはない、磁器独特の美しさが素晴らしい。
そして、僕は伊万里焼が大好き、
色鍋島は献上品だけあって美しい。。。
シンプルで美しく磁器好きなら、
色鍋島が有名な大川内山け行くべきです。
お店の中の作品は投稿しませんが、
ここで買うべきといったお店を投稿します。
それなりの値段はします。
大川内山を巡る
大川内山は、伊万里駅からバスで15分程度。
伊万里駅発のバスは、10時、12時、14時のみ。
大川内山発のバス、10時20分、12時20分、14時20分。
佐賀駅から伊万里駅に向かうには、
有田で乗り換えて1時間半。
関西のような新快速はありませんので、
時間はかかります。
伊万里駅の温泉宿に宿泊するのがお薦めです。
その方が、時間制限なく、ゆっくり大川内山を巡回できます。
バスで15分。
どんどん山の中に向かっていくと、
青々した風景が美しくて感激。
人がいなくて静かで最適。
5月の連休明けに大川内山を訪問した理由、
また佐賀旅行にした理由は、
GW中に伊万里と有田で、
恒例の陶器市が開催されていたからです。
陶器市が終わったGW明けは、
人がいないだろうと予測していましたが、
案の定、静かで落ち着きます。
ああ、本当に良い。
(注意事項は飲食店は古民家カフェ1件のみです。)
伊万里焼らしいオブジェが素敵。
取って持って帰りたい。
大川内山は、窯元が並ぶ通り以外にも、
散策する歩道やコースが沢山。
至る所に、色鍋島の装飾があり素敵。
ただ歩くだけでワクワク感が溜まりません。
とあるお店の色鍋島。
窯元さんによって、絵付けの印象が異なります。
そこがいい。
だから、ゆっくり窯元さんを巡回するのがいい。
有名な大川内山の風景です。
大川内山に来たのなら、色鍋島を購入したい!
思わず買ってしまいたい!
素敵な色鍋島のお店です。
大川内山に行く前から、
ここで買おうと決めていた市川冬山窯。
いわゆる、窯元が並ぶ通りとは、
逆方向ですので、知らないと見落とします。
ここのデザインが好きで、楽しみにしていました。
ちょうど絵付け作業中だったので、
少しだけレクチャーしていただきました。
2代目冬山がダンディーでカッコいい。
や、やばい。。
お皿とお茶碗、8,800円×3枚を購入しました。
紅茶用のカップも買おうか迷ったのですが、
前日に有田の深川製磁で紅茶カップを購入してしまい。。。
今回は予算上の断念!
しかし、市川冬山窯の紅茶、コーヒーカップは、
非常にシンプルで色遣いも素敵。
年末年始に買ってしまおう。
市川冬山の色遣いはシンプルですが、
非常に濃く力強い絵付けです。
畑萬陶苑です。
ここでも1時間ほど迷っていました。
(展示品の画像は載せません。)
2階の(価格が高い)コーナーのカップが。。。
33,000円のカップが。。。
黄色の色鍋島が。。。。
紅茶やコーヒカップを探しているのなら、
畑萬陶苑の2Fショールームが絶対にいい!
1Fは日常用の美しい器が並びます。
日常用ですが、そこそこのお値段です。
畑萬陶苑は磁器の白さが引き立つよう、
気品がある上品な絵付けです。
小笠原藤右衛門窯です。
ここにも黄色の柄の色鍋島が!
お茶碗、湯飲み、カップ等など並びます。
ここのお茶碗も良かったのよね。
カップは丸みが上品で素敵でした。
湯のみを求めるのなら、小笠原藤右衛門窯がベスト。
小笠原藤右衛門窯の絵付けは、
非常に暖かみがあります。
伊万里陶房大林です。
筒型グラス、丸型グラスならここがお薦めです。
市川光山窯です。
窓を開けて入ってきます。
黒鍋島はここだけ。
パスタにあう磁器を探すなら、
黒鍋島がお薦めです。
青磁好きなら長春窯。
あまり青磁に興味はありませんが、
側でみると、青い釉薬も美しいですね。
大川内山の伊万里焼は本当に素敵です。
春、秋には陶器市が開催。
また、市川冬山をはじめ、
窯元さんは、デパート等に期間限定出店することが。。。
8月2日からは、大阪高島屋で、
市川冬山の作品展があります。
これは行くしかありません。
楽しみにしています。