税金は金銭一括納付が原則。でもキャッシュレス納付にしてね。って一体何なんのよ?
先日、期限後申告の納付書を税務署に取りに行きました。
税務署まで自転車で10分ですので、
それくらい僕は何とも思いません。
そして、法人決算が3社ほどあったため、
さっそく納付書の封筒を開くと。。。
なんと3社とも封筒の書面から、
「税務ソフトから出力した納付書読み取れない。使わないでよ。」
的な文言がお知らせが。。。
だったらさ、納付書のダウンロード公開すればいいじゃん。
と思った僕は、アナログ人間でしょうか。
個別税務相談報酬11,000円をいただき、
久しぶりにビワマス3,000円を食べる。
納付書の作成は難しい
法人税の市役所の納付書って、
市によって異なるからビビリます。
よりによって大津市の納付書がやけにお洒落。
イレギュラー対応が求められます。
静岡にいた時も、なぜか焼津市とかお洒落な納付書だから、
初めて作成する時は、間違ってしまったものです。
東京の申告なんて、納付書が洋風だから、
本当に大嫌いでした。
間違ってしまった時は、
市役所からダウンロード等していましたが、
県や市はダウンロードできて本当に便利です。
法人県民税の納付書なんて、
会計事務所新人時代、よく間違ったものです。
当時いた会計事務所は、納付書を間違えたら、
その都度、県財務事務所まで取りに行け!っという方針。
新人のオレ「えっ!?県から納付書の予備を予めもらっておけばいいんじゃないの?」
わだかまりのある職員「今までみんな取りに行っていたから、あなたもそうして。」
新人のオレ「馬鹿馬鹿しいのでやなこったい。」
新人のオレ「県に電話して10枚ほど郵送してもらいます。」
こうして僕は、財務事務所から納付書を送ってもらいました。
会計事務所で新人職員とわだかまりのある職員が対立すると、
その日の午後は、ロクな事がありませんよね。
若い頃、こういうやり取りがあったので、
僕は納付書にうるさいです。
「税務ソフトから出力した納付書読み取れない。使わないでよ。」
なんていうならさ、ダウンロードできるようにしてよ。
現金納付が一番安心で楽
納付書のダウンロードがない理由はわかっています。
アホな僕でもわかっていますよ。
キャッシュレス納付を進めたいのですよね。
QR納付は僕にも納付完了の通知が来るので、
確かに便利ですよね。
ダイレクト納付を一層進めたいのでしょうね。
来年から所得税の確定申告時にダイレクト納付できるので、
これは確かに非常に便利なのかもしれません。
しかし、だからといって、現金納付を締め出す方針は、
やはりどこか感覚がずれているように感じます。
今年の2月、所得税の確定申告当番の時、
会場で明らかに70歳以上のご老人に対し、
スマホ納付の説明を永遠としている国の方が。。。
また、QRコード納付の説明をガッツリしている方も。
僕が逆の立場だったら、例え上司に推進しろと指示されても、
恐らく適正な対象者を自分で選出すると思います。
年齢を重ねるとさ、みんな楽をしたくなるのよ。
現金ではい。とできるところ、
わざわざスマホ取り出して読み込んで。。。。
めんどくさくて嫌になるでしょう。
金銭一括納付を要求するくせに、
現ナマで支払うな!という方針が、
僕は甚だ理解できません。
イライラしていたら、
事業税の納付書を間違ってしまいました。
なんで県民税の納付書って、
あんなに複雑なのかしら?
誰も変えよう!と思わないのかしら?
僕もまだまだ修行が足りません。
まとめ
ダイレクト納付が進まない現状は、
効率化の観点は別として、
結局は納付書が楽だからだと思います。
しかし来年は、東京の法人申告があるので、
何か嫌だなあ~と思っています。
こういう時、ダイレクト納付してもらおうかな。
と思っています。