Take the 草津市パートナーシップ宣誓。LGBT当事者だって変わるべきでしょう。
今日は草津市のパートナーシップ宣誓のため、
相方と一緒に市役所職員と面談。
いわゆる、法的拘束力が全くないにもかかわらず、
公的なパートナーシップをしました。
(相方の名前は隠しています。。。)
パートナーシップをしたところで、
僕らの環境は一切変わりません。
これが民法上の男女の結婚だったら、
明らかに何かが変わるのでしょうね。
僕は昨今の世の中の性的少数者奨励キャンペーンについて、
大嫌いな部分があります。
社会や第3者に変化を望むにもかかわらず、
当事者は一切変わろうとしない部分があることが、
僕は全くフェアじゃないと思うのです。
社会や第3者に変化を求めるのなら、
僕らだって、当然に変わるべきでしょう。
ゲイだと知られたくない。
気持ち悪いと思われたら嫌だ。と思う方は、
未だに沢山いらっしゃるのでしょう。
そして、同性カップルは理解できず気持ちるい。
と思う方も、実際は沢山いるのでしょうね。
しかし、だからといって、
ビクビクしているだけでは、何も変わらないでしょう。
他人に理解を要求するのなら、
先ずは自身から心を開かないと、
相手も納得できないでしょう。
と偉そうに感じていましたが、
それは僕も一緒なのでしょうね。
パートナーシップをしたとしても、
法的には何ら変化しないじゃない。。。。
と冷めた心境のままでは、
変化の波も引いていくのでしょうね。
だから自分自身白けているばかりではなく、
せっかく用意されているパートナーシップを結びました。
ゲイだと認識してしまった11歳の頃から、
今でもなお、生きる理由がよくわからなくなることがあります。
17歳の時に初めて男性とセックスをして射精して以降、
自分の体に備わるその生殖機能が何の為の存在するのか、
真面目に考えることがよくあります。
特に若いころは、白い液体を目にしながら、
種の起源について、よく考えたものです。
また、相方と一緒に生活をしていても、
結局僕らは一体、何の為に一緒に生活をしているのか。
よくわからなくなることも、しばしばあります。
新たな戸籍を形成していくわけでもないですし、
自分の遺伝子を遺せるわけでもないからです。
これは当事者にしか分からないのですよね。
生きている意味がわからないですし、
パートナーと一緒に生活をする意味も見出せません。
この2つの論点を描写したボーイズラブドラマが放映されたら、
きっと本物のBLドラマなのでしょうね。
地方公共団体のパートナーシップ制度が、
生きる意味を見出すことができて、
パートナーと一緒に生活する意味が見出せるものになればいいと感じます。
そして、その後は相方と信楽とスイカを買いに近江八幡へ。
自分でいうのもなんですが、
いい表情をしているなあと思います。