初めての台北旅行のおすすめスポット!白色恐怖景美紀念園区だよね!
先日、唯一、同業者で時々連絡をする税理士さんが、
台北旅行を計画しているというブログを閲覧。
なんと!
僕はあまり台北を旅行したことがないので、
台北のおすすめスポットをあまり知らない。。。。
いや!あった!
台北に来たのなら、まず先に行くべき場所はここでしょう!
ここに行かなくては、日本人として、大人として情けない。
台北旅行なら、真っ先にここへ向かうべきでしょう。
相方は、「いや、そこ確実に違うでしょ。」というのですが、
台北に行ったらここしかありません。
おすすめのスポットは、台湾の戒厳令を肌で感じることができる、
白色恐怖景美紀念園区です。
戒厳令時代の刑務所です。
大人なら、歴史を学んで帰りましょう。
わざわざ台湾に来て、上海料理である小籠湯包を食べている場合ではありません。
正確には新北市ですが、台北から地下鉄で25分程。
歩いて20分程です。
非常に寂しい雰囲気が漂っています。
雰囲気が怖いのですよね。
画像は一部ですが、施設は広大です。
しっかり見学するのであれば、3時間程は必要です。
無実の罪で裁かれるための法廷です。
僕が生まれた1982年にはまだ戒厳令があったので、
そんな法令があったのかと、イマイチ信じられません。
展示物は非常に興味深いです。
中国語と英語表記です。
ただ、その英語の使い方(単語の使い方とニュアンス)がよく工夫されています。
寂しい雰囲気が漂います。
戒厳令時代は、政府に対する反論は言葉にしてはいけない。
言葉にすると逮捕。政府の弾圧の時代です。
一口はいくつかあります。
広大ですので、迷路みたいに迷ってしまいます。
2024年1月訪問時の画像ですが、この時は戒厳令で収監され、
その後、解放された方のインタビュー映像などもありました。
今でもよくイベント等が行われています。
1人だったので、怖かったです。
音もしないし、何だか不気味ですし。
それだけで、戒厳令の悲しさと虚しさが表れています。
超!怖いです。
何か出てきそう。。。
無機質なデザインがまた寂しい雰囲気を醸します。
体温が全く感じられない建物です。
僕にとっては考えられない時代です。
広大な施設ですので、このような迷路みたいに迷ってしまいます。
1人だと怖いから注意した方が良いです。
収監者の作業場です。
やっぱり、ジメっとして寂しい。
戒厳令の1949年から1987年まで継続した戒厳令解除の直後。
僕はXなどをやっていません。
この発信はこのブログだけです。
きっと安易に発信できればできるほど、
言論の自由をはき違えてしまうからです。
もう25年も前ですが、僕の大学受験のセンター試験では、
世界史で大問で台湾の歴史が出題されました。
大問がまるまる台湾ですからね。
センター試験至上、初めてでした。
その理由は、2001年当時、台湾の外貨準備高は日本を超えて、
経済成長が著しかったからです。
しかし、そこで戒厳令は学んだ記憶がありません。
だから学校の勉強って、恐ろしいですね。
大切な事実は(当時)学ばないのですから。
戒厳令交付の要因となった二・二八博物館と合わせて訪問がベストです。
しかし、その雰囲気をナマで感じるのなら、
白色恐怖景美紀念園区がベストです。
そして、2024年8月には、もう1つの白色恐怖景美紀念園区、
台東から船にのって、緑島へ行きました。
緑島の白色恐怖景美紀念園区は大きくありませんが、
離島ですからね。
考えられないくらいの絶望だったと思います。
こんな美しい島に、悲しい施設があるなんて。
緑島の白色恐怖景美紀念園区もオススメデス。
そういうわけで、初めての台北旅行なら、
白色恐怖景美紀念園区がおすすめです。
相方は、「絶対そこじゃない。」といいますが、
旅行では必ず歴史館に訪問することがオススメデス。
本当は台北の軍事博物館が良かったのですが。。。。
コロナ後に閉店してしまいました。
いわゆる、日本の植民地時代のことが展示された博物館です。
内容としては、日本人として非常に衝撃的なことが描かれていたのです。
その他、台湾各地には、いわゆる抗日運動の博物館がいくつかあります。
そりゃ、突然他の国の人がやってきて、
これから日本語で生活しなさい。と強制されたら、
普通に考えたら嫌ですよね。
今年の5月、ランユー島を訪問して暑くて休憩していた際、
たまたま80歳?90歳?のおばあさんが、
日本語でいろいろ話をしてくれましたが、
どういう時代を生きてきたのか考えてしまいます。
だたの旅行ですが、そういう事実を見ていると、
現代に生まれて本当に良かったと思います。