無申告の方にはルールを守る意味についてまず考えてもらうようにしています。
今年も「税務署からのお尋ね」に関するご相談がありました。
結果的に、アイムソーリーと返答しました。
適正に申告している方にも到達するので、
一概にその内容はよくわかりませんが。。。
多くは無申告の方に届くものだと実感しています。
開業して2,3年目の頃、まだコロナ渦の頃、
その「お尋ね」が届き、驚いた方のご相談や申告をお手伝いしましたが、
「納めるべきもの(税金)はしっかり納めたい。」という方が殆どでした。
僕は非常に性格が悪いオカマなので、
じゃあ、なにゆえ無申告なのよ?と思ってしまいます。
その意志があるのなら、自発的に申告するのでは?
と正論を振りかざしそうになりますが、
大人ですので喧嘩ゴシはよくありません。
オカマが得意とする抑制の意志を働かせています。
しかし、それらのご相談をお断りした理由は、
やはりどこか引っ掛かるものがあるのです。
無申告であっても、なおも首尾よく事を進めたい、
という意向が解せないのです。
こういった感情は、僕の職業が税理士だからなのか、
それとも単なる一市民としてなのかは定かではありません。
何となく感じることは、ルールを守る意味を考えたことがないからでしょうね。
僕もルールを守る意味は実際のところよくわかりません。
しかし、僕自身はズルをしたくなった時には、
ルールを守る意味について、しばしば考慮するようにしています。
例えば、「税務署からのお尋ね。」の書面について。
これは、純然たる国の予算から捻出されているのでしょう。
きっと、それなりの費用を要しているのだと思います。
しかし、万が一、100%すべての方が申告していたとしたら、
それらの費用負担は不要なのではないのか?
即ち、ルールを守らない人に対して、
僕らがその「税務署からのお尋ね。」の発送作成費用を、
支払っているということです。
その見地から鑑みると、不公平感極まりありません。
だから、ルールを事が必要なのだと思います
そういうわけで、無申告の方に対しては、
ルールを守る意味について、まず考えてもらうようにしています。
それを受け入れてもらえないのであれば、
アイムソーリーなのでしょう。
ルールを守る意味を考慮しなかった18歳のころ。
一人暮らしのための準備の際、
貯めこんだゲイのH本(男同士の行為が多数だから焦る。。)の処分に困り、
浜に捨ててしまったことがあります。
当時(今でも)、男同士の裸体の本を親に見られたら驚愕でしょう。
(一人暮らしの際の実家のHな本の処分って、みんなどうしたのかしら?)
ああ、許してください。
まだ時代のお許しがなかったです。
僕は深く深く反省しています。