もうすぐ43歳の誕生日。誕生日は1年に1度の無事に生存できた記念日。
来月43歳の誕生日を迎えます。
誕生日といえば、誕生日プレゼント。
そこで僕は、相方に何を買ってもらおうか?
この1か月間ずっと悩んでいます。
仕事で使用しているマスターピースのリュックは、
かれこれ丸7年ほど使用しています。
もうサイドポケットがボロボロでみずぼらしい。
ま、いっか。と思いながら使用していますが、
所々がかなりスリ切れており、そろそろ買い替えを考えていました。
そこで都合よく誕生日が到来したので、
今年はリュックを懇願することにしました。
43歳にもなって誕生日なんて。と思う方も多いのでしょう。
しかし、43年間も無事に生存すること、素晴らしいことだと思うのです。
いつ亡くなるかなんて、誰にもわかりません。
事故や病気により亡くなった友人もいますし、
不運にも若くして自ら命を絶ったゲイの友人も。
僕は平和な時代に生まれて、何ら不自由なく生存していますが、
本当は奇跡に近いことのように思えます。
今更誕生日なんて。と思う方も多いのでしょうが、
誕生日は大人こそ、もっとお祝いをしてもいい記念日だと考えています。
だから1年に1度の誕生日は、「無事に生存できた記念日」です。
そういえば、先日、10歳ほど年が離れた集団の、とある会に通りかかりました。
士業?フリーランス?IT系?のような感じでした。
おそらくは30代かと思ったのですが、
男性って本当に可愛いなあと実感します。
30代ということで、仕事にも脂が乗ってきており、
仕事が順調だと楽しいのでしょうね。
仕事の話題があり、そしてあたかも必然的に自然を装い、
自身の年収や業務の話題、いわゆる数字の話題が上がっていました。
ガッツリ盗み聞きをしましたが、
極めてツマラナイのですよね。そういう男性の話って。
でも、(僕にそう見えたのですが)まるで競い合うように、
自身の仕事の話題をする光景が、素直で可愛く感じました。
僕は女性と話をすることの方が多いので、
男性の会話って本当に独特だなあと感じます。
43歳にもなると、年収や顧客数などの数字的実績は、
あまり意味をなさないことがよくわかります。
何でも数的な量で互いをせめぎ合うことって、
非常に幼く感じますし、若いなあとも思えます。
年を取らないとわからないことって、本当に多いです。
だから無事に43歳なることが奇跡だと感じます。