高望みはしない。あと3年でいいから開業税理士を継続したい。
大した武器がない僕が開業税理士を継続する方法。
税理士になりたかったわけではない自分にとって、
非常に難しいテーマ、かつ常に考える必要があるテーマです。
今年9月までの売上集計をしたところ、
目下、今年も増収増益で開業7年目の12月を終える予定です。
2019年4月に滋賀で開業し、1年目の売上は100,000円。
当然所得はマイナスで、正当に給与所得(退職した会計事務所)と損益通算。
初年度があまりに悲惨過ぎたので、以後今年まで、
毎年当然の増収増益ですが。。。。
昨年、会社員の頃の年収を開業6年目にしてようやく超えたので、
自分としてよく頑張ったと非常に甘く喜んでいました。
実は昨年の今頃は、この令和7年の実績を減収と見込んでいました。
数件の顧問先の契約満了を予期していたからです。
理由は女性のお客様が多く、女性特有のライフステージの変化があったからです。
良くも悪くも、女性は男性よりもライフステージの変化が多い傾向にあります。
結婚、出産、国際結婚、離婚、転居、転職、開業など。
僕は喜ばしいことだと思うのですよね。
フィーリングで結婚して旦那のために海外居住に。
出産の前月まで事業をして1か月休んで、
出産翌月から事業再開をする女性もいます。
一方で、ライフステージの変化を起因として、
それまでの働き方を見直す方もいます。
そういうわけで、今年は数件の顧問先の契約満了を予期していました。
昨年の今頃は、「来年は減収だろうなあ。」と予見していたのです。
しかし、予期していた契約満了は取り敢えずは継続し、
新規の顧問契約、新規の法人決算、その他のお仕事もあり、
結果的に、今年も増収増益に落ち着く予定です。
契約解除は今のところ2件。
言葉は悪いのですが、不良債権先の契約解除や、
お互いに意向が合わない先を契約解除した程度です。
そしていよいよ、来年令和8年は減収を予期しています。
来年こそ数件の契約満了を予見しているからです。
常に顧問先は永続ではないと覚悟していますが、
それはそれ。これはこれ。
例えいかなる理由であっても、契約解除が生じると、
精神的なダメージがあることは事実です。
つい先日も、お互いのために新規契約した先を契約解除しましたが、
それなりに自分の心身に、多大なダメージが。
故に、この1週間は心がざわついてます。
来年に備えて今から早々に、覚悟しておく必要があるのです。
よくHPから集客できるのか?と問われることがありますが、
バカ正直にネット集約100%していると、顧問先はバンバン増加しません。
(知り合いからは、君のそのLGBTという文言が顧客を遠ざけていると指摘される。。。)
さっと記憶しているだけでも、
令和5年は2件、令和6年は1件の増加です。
今年令和7年は3件増加しましたが、
今年は2件契約解除したため、結局純増は1件だけです。
ちょっとずつ過ぎて、すっ、すくな!
知り合いや友人からは、クラウド会計系の紹介サービスがないと、
今は生き残ることは難しいと、かなり前に大きく釘をさされています。
(ちょっとはオレを応援してよ!と思う。。。)
freee、マネーフォワード、弥生からも、営業支援の電話やメールがあり、
紹介系の会社からも電話が来ます。
年間利用料、紹介料を支出をして、
紹介系サービスを利用する方法もベターでしょう。
需要があるからこそ、それらの媒体があるため、
正常な経済活動であることは言うまでもありません。
そんな中、心がざわついた状態で、
将来の減収の見込みを予見してしまうと、
益々、心がざわつかないわけがありません。
でも、やっぱり嫌なのです。
何かに取り込まれないと生き残れないことが大嫌いなのです。
形式的に自由であっても、実質的に全く自由でないような。
一方で、現在の自分の営業方法で生存できるのか問うと、
自ら首を傾げてしまうこともあります。
こんなことを一人で悶々と考えていても、
答えが出ない時は、答えなど出ません。
そこで昨日は、長浜までサイクリング。
帰りに久しぶりに荒神山公園に寄り、1時間ほどセーラームーンを見ていました。
心がざわつくときは、無性に見たくなるのですよね。
シュープリームサンダーを。
ほんと!
武内直子先生って、天才だと思う。
あと3年頑張ると、開業税理士10年になります。
だから少なくとも、あと3年は、開業税理士を頑張りたいと思います。
特段、税理士業にこだわりはありませんが、
あと3年でいいので、あと3年頑張りたいと思います。