本日で43歳。亡き父よ!ゲイに産んでくれてありがとう!
今日は記念すべき43歳の誕生日。
静岡にいた時は物理的な距離があったので、
プレゼントを贈ってもらって済ませていましたが、
取り敢えずは相方と一緒に過ごす誕生日は16回目です。
伊賀の森辻亭で肉を食う!
伊賀の大好きな図書館へ半年ぶりに訪問!
ここの伊賀の図書館(新堂)がスッゴク大好き!
カフェで休憩!
ケーキを買って食う!
ゲイに生まれて良かった!
ゲイライフって、本当に幸せです。
セクシャルマイノリティは生きにくいって?
全然生きにくくありません!
オレを見れてばわかるでしょ!?
父よ!ゲイに産んでくれてありがとう。
そして11月は、その父親の1周忌です。
結局、父親は僕がゲイであることに激怒し、
そのまま音信不通のまま亡くなってしまいました。
記憶している限り、子供の頃から父親とはそれ程仲よく話したことはありません。
親といっても他人ですし、その関係は人それぞれでしょうから、
合う合わないという問題があります。
まして、僕は幼稚園の頃から男性が大好き!だったので、
本能的に何となくわかっていたのでしょうね。
父親とはよく子供の頃からいざこざが。。。
確か温泉?宿?の大浴場で。。。
まだ自分をコントロールできない子供の時のオレは当然大浴場が鬼門。
父「男同士で何恥ずかしがってんだ。おかしな野郎だな。」
オレの心「男同士だから恥ずかしいんだよ。親の目の前で膨張したら万事休す。」
ほんと!大変よね。
ノーマル男子の父親とゲイの息子の関係性って。
映画とかドラマの題材で人気でそう。
しかし、それはそれ。これはこれ。
それなりに、自営業だった父親には感謝をしていました。
田舎の零細畳店の実家は裕福ではなかったので、
バブル崩壊後は、仕事が無く暇でイラツク父親の姿も見てきましたが。
(お寺さんも経費削減のために畳替えとしなくなったんですね。)
宣伝広告することもなく、自身で仕事を取り、
畳をかついでトラックに積む姿は嫌いではありませんでした。
広島産のい草の匂いや、新しいヘリの匂いは、割と好きだったのですよね。
編み立ての畳の匂いって、落ち着けるいい匂いですよ。
世間は簡単に「畳はオワコン」なんて言いますし、
売上〇〇〇万円以下はゴミという人も居ましたし、
まあ人の気も知らないで、ホント、腹立たしいものですよね。
畳は確かにオワコンかもしれませんが、
日本の伝統的な技術であることに間違いはありません。
僕が滋賀に転居する前に、ようやく廃業届を提出したようですが、
中学卒業して15歳から仕事をしてきたので、
概ね65年以上も同じ事業を継続してきたのですよ。
時代だったという事実もあるのでしょうが、65年ですからね。
ずっと仕事をしたかったのでしょうね。
だからトラックも手放さなかったですし、
廃業もしなかったのでしょうね。
開業7年の僕など、チンカスみたいなものでしょう。
この業界でも、高齢の税理士の先輩に対して、
高齢の税理士は早く引退しろ。と発言する人がしばしばいますが。。。
そういう連中は、体力・精神力・知力が確実に衰える中、
彼らがどんな思いで長年事業を継続しているのか、
全く鑑みたことがないのでしょうね。
でもそれは、いつぞやの自分自身だったりするのですよね。
1周忌ですので、時期をみて静岡に帰る予定です。
ゲイとして産んでいただいて、本当に良かったです。
僕は自分が当事者だから、よく理解しているつもりです。
同性パートナーの場合、特段の事情がないのなら、
公正証書遺言は全部包括遺贈一択。
遺留分は敢えて考慮しない。
養子縁組なんて安直なことは望ましくない。
相続時精算課税はもってのほか。
セクシャルマイノリティ支援にふさわしいのはオレだよ。
そして地元静岡で、「ゲイ的税理士」を大々的にアピールしてきます。