開業税理士するなら法人メインがお薦め!今更その事実に気付く!
今月、たまたま法人の決算が4社ありました。
現役の税理士事務所職員からすると何でもない件数ですし、
一般的なひとりの税理士としても、少ない件数でしょう。
しかし、個人中心の僕にとって、1か月で4社は初めてでした。
開業7年目にして初めてだったのです。
全然恥ずかしくないと思ってしまうので、
毎年毎年ちょっとずつ程度の増収なのです。
会計事務所勤務を離れて7年。
まもなく完了予定ですので、まだ僕の事務能力は大きく劣化していないでしょう。
平時の月であれば、今のアホな自分であっても、
調査対象法人規模でなければ、1か月6社程度の法人決算は可能です。
そして、今回今更気付いてしまいました。
今頃気付いてしまいました。
開業年に悟るべきだったのです。
法人決算っていいわね。
収入的にいいわね。
個人顧問や個人の所得税の確定申告は引き受けない。
という税理士さんも割といるようですが。。。。
その考えがよーくよーくわかったのです。
実に納得です。
確かに、単発や顧問を含んだ法人をメインとして、
個人は一切遮断した方が、収入的に正解。
また、個人の税務顧問特有のストレスもありません。
ましてや旅行資金の捻出であれば、法人メインの方が圧倒的に良い。
なぜ今までこの事実に気付かなかったのか。
地元のあまり好きではない友人の税理士さんは、(本当は仲いいです。)
開業時(or今でも)には、いわゆる紹介会社を利用し、
法人決算(または顧問)をメインしてきたと聞いていましたが。。。
それ正解。
そうか!
だから彼は僕の方法では生き残れないぞと言っていたのか。
人の意見には耳を傾けるものですね。
法人メイン、法人決算メイン。
これは魅力的だ。
そもそも僕は法人税の方が得意だ。
実に利に適っている。
もう紹介会社でもなんでも便利なものは利用して、
法人メインor法人決算メインにして旅行資金を稼ぎ、
旅行をする月は全く仕事を受けない。
これも悪くはない。
旅行が好きなら、これが本当の正解だったのでしょうね。
法人決算料の方が圧倒的に魅力的だ。
チマチマした個別税務相談が馬鹿馬鹿しく思えます。
法人メインや法人決算メイン、法人顧問を軸として、
個人は一切引き受けない方が、収入的・ストレス・事務量的に大正解でしょう。
今回、切にその事実を実感しました。
首尾よくいかないことがありイライラしていると、
あー、もうやめだ!やめだ!と匙を投げ、
僕はこういった安直なことを考える人間です。
所得税、特に個人の方は、しばしば人の善意を利用しようとする人も多く、
失礼な電話やイラッとする内容もあります。
つい先日は、ペニスを握り潰してやろうかと思ったことも。。。
(その後、プンプンしながら平和堂で買い物をする。。。)
無償奉仕こそ良いこと、有料は不親切と認識されることも多く、
時に馬鹿馬鹿しいと思うことが多々あります。
法人メインの税理士さんは、凄いなあと感じます。
法人メインが正解だったなあと実感しています。
しかし、税法体系的に面白いものはやはり所得税であり、
奥が深く難しいことも、所得税なのですよね。
何だかんだ言っても、
税理士試験で選択しなかった所得税が大好きです。
