2025年仕事の納め。In the name of ゲイ税理士。
今日は2025年の仕事の納め。
国際相続 with 同性間の個別税務相談で今年の業務を終えました。
そういえば、昨年の仕事納めも同様の内容の個別税務相談でした。
同性間カップルやLGBTの方の相談の際は正に自分そのものであり、
自分自身を俯瞰するようにしています。
改めて「婚姻」という制度って、凄いなあと。。。
例え表面上だけの関係であっても、婚姻をするだけで、
あらゆる権利義務を掌握することができるので、
婚姻がもつ力って凄まじいものですね。
婚姻することがないと自覚していた20代のころ、
友人の結婚式に呼ばれて卑屈になった時期がありました。
自分は絶対に婚姻制度を利用できないから、
他人の婚姻なんて喜び祝うはずありません。
僕は生きている以上、卑屈になることを否定しません。
むしろ、卑屈にならない人間なんて信用できません。
卑屈になる(なった)時期があるからこそ、
他人に優しくもなれるのだと感じています。
異性を排除してしまう同性婚という言葉がおかしいのでしょうね。
言うのなら、婚姻の平等でしょう。
婚姻の平等のために戦うことって、
必ずしも「エイエイオー」と唱えることだけではないと思うのですよね。
LGBTカップルがお互い一途に仲良く笑顔で幸せに暮らすことだって、
婚姻の平等の獲得のために立派に戦うことです。
国際相続に関する相談は初めてではありませんが、
従前の専門書がやや古く、アップデートの意味で専門書を2冊購入しました。

相方「原価割れで意味がないね!」
オレ「専門書は売上原価ではない。」
相方「AIに聞けばいいのに。。。」
相談にのぞむ時は、背景を取り巻く正確な制度を全て頭に叩き込みたいのです。
全体像を正確に捉えないと、怖くて仕方ありません。
相方はそういうことをわかってくれません。
ざっくりとした入り口となる相談は、
個別税務相談が最適だと思います。
しかし、実際の業務請負は、僕では規模的にも重量的にも、
不適格であることを自負しています。
こういった案件は、国際税務・相続を掲げるマンパワー事務所が、
お客様にとっても有益だと思うからです。
地域の診療所では、高度先進医療ができないことと同様ですから、
自分の立場って、非常にツマラナイですよね。
何だか仕事納めの日にちょっと寂しくなってしまいました。
でも人にはそれぞれの役割があると思っていますから、
自分がその単なる導入の入り口であっても良いと思っています。
僕も戦っているのだ!(都合よく。)
婚姻の平等獲得のために、僕はデカデカとゲイ税理士と名乗っています。
