税理士事務所の事業承継について考える その3

税理士事務所の事業承継のデメリットについて今まで6つあげました。

今日は僕が思った最大のデメリットについての考案です。

その前にメリットについて少し触れます。

メリットについては言うまでもないだろうと思いましたが、一応あげておきます。

税理士事務所を承継するメリットとは何でしょうか。

承継のメリットについて

それは自由度が高い、即ち様々な選択を眼中にいれることが出来ることだと考えます。

取りあえず収入は確保されている。
6つのデメリットについては改善すべき点と捉えれば、全く対処できないというわけではないと思います。

それらを乗り越えることが出来れば、さらに自由度は増すように思えます。
となれば基本的に自分が思うよう、自由に仕事ができます。

なんだ!いいことばかりじゃないか!

と一見感じます。
しかし、僕は個人的に自由というのもまた制約の1つのように感じます。

そしてそれは同時にデメリットのように思えます。

やっぱりやめたという選択ができない

これは自分自身に当てはめた場合です。
どのような業種であっても、事業を引き継ぐのであればそこに留まるというのが前提にあると思います。

「海外で暮らす予定なんだー」

「県外へ引っ越すんだー」

事業承継を考えている方で、上記のよう人はまずいないでしょう。
取りあえずは、そこにずっと身をおくことが前提のように感じます。

僕は県外へ引っ越す事を希望しています。
また例えそうでなくても、一度承継しておきながら気が変わるかもしれません。
そんな時、

やっぱりやーめた

という軽い感じにはいかないでしょう。
実際はできるとは思います。

それも自由ですからね。
しかしそれではあまりにも責任感がありません。

僕が思う最大のデメリットは、一度乗り出してしまうと、簡単にやめることができないということです。

社員がいたら突然の失業は大変ですよね。
顧問先に対しても失礼ですよね。

そう考えると、退職、転職というのはサラリーマンの大きな特権ですね。

まとめ

税理士事務所に限らず、事業の承継というのは難しいと感じます。

家族経営、同族会社であれば比較的容易なように感じますが、赤の他人となれば容易じゃないでしょう。

後継者の思い、先代の思いというのもありますしね。

AIが浸透すれば、効率的で成功可能な承継方法を迅速に割り出してくれると思います。

AI時代の到来とも言われていますし。

しかし、そこには後継者の思い、先代の思いがあるのでしょうか?

 

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