鬱陶しい信念や熱意
僕は国内、国外問わず、旅行をする時には目的地を定めず、
当てもなく歩いたり、自転車で走る事が好きです。
何処にも所属していないと、
日常自分が少なからず抱いている思いから解放されます。
自分の思いや方向性を信念や熱意というのであれば、
僕は会社員を辞めてからの方が、それらが強くなったのかもしれません。
一歩何処にも所属しない海外へ1人で行くと、
それは時に鬱陶しいほど煩わしく、
自分自身を縛り付けている事に気づかされます。
外注を引き受けるか否か?
先日、知り合いの税理士さんと話していた時、
繁忙期の確定申告のお手伝いの話があがりました。
実は今までに、数回ですが、いわゆる外注の話を受けた事があります。
会社員を辞める前は、想像もできなかったことですが、
そういう話って、本当にあるものなんだなと。。。
ええ、今の僕は、お仕事をえり好みしている場合ではありません。
例え外注であっても、やらされてる感があっても、
食っていかなくてはならなし、腕も錆び付いていきます。
なおかつ、独立1年目でHPとブログ経由からしか仕事をいただいていない僕は、
こういうお仕事はちょっと。。。などど、わがままを言っている場合ではなく。
こういう仕事は自分はしませんって、バリバリ稼いでいるのならともかく、
草津支部最下級かもしれない僕は、偉そうに言っている場合ではありません。
しかし、こんな僕でも抱えている鬱陶しい信念が、
またそれを阻もうとしています。
こんな僕だって抱いている信念
多くの方が同様であるように、僕も自分1人で仕事をするのであれば、
自分の顧客の仕事は、自分が全て仕事をこなすつもりです。
仕事のスタイルには様々な考えがあり、
社員が処理をして、ボスが最終確認といった方法も、
決して悪い方法ではありません。
僕もそういった会計事務所で11年経験を積んだ為、
良い側面もあるし、悪い側面もあると知っています。
ただ、自分が顧客の立場であるとしたら、
全ての処理をボス直々にしてもらいたいと考えていました。
ええ、だから一人で仕事をするのであれば、
全ての処理は、僕が全て行う事としました。
1人で業務を行っている方の間では、
よく聞かれるフレーズだと思います。
自分の思いとの矛盾
以前、外注の話をいただいた時、
「ああ!収入的にはおいしい!」
と思い、喉から手が出そうだったのですが。。。
最終的には引き受ける事をしませんでした。
何となくですが、もし引き受けた場合、
一人で仕事をするのであれば、全ての処理を自分で行うという信念に、
矛盾するような気がしました。
ええ、中途半端は大好きですが、矛盾はちょっと。。。。
1年目なのに、その状況でえり好みしている場合か!
という意見も実際にあったのですが。。。
その後も、外注のお仕事は断った事もあるのですが、
一体、どうすべきが正解だったのか、未だによくわかりません。
有難いことは勿論なのですが、
僕の鬱陶しい信念が、そうさせています。
それでもやはり外せないこと
それから8月と年末年始の旅行と、
僕は2回、自分の鞘を外して何処にも所属しない時間を楽しみました。
どこにも属していないと、
驚くほど自分を俯瞰することができます。
ええ、自分が普段描いている鬱陶しい事が、
バカバカしく思えます。
一度鞘が外れてしまうと、もう戻らなかった鞘もいくつか。。。
しかし、それでもやはり、日常に戻ると、
鬱陶しいにも関わらず、捨てられない事も。。。
今の立場ではくそ生意気で、良くは思われないかもしれませんが、
今年はまだ、外注を受ける事はしません。
まとめ
開業後、僕の様な税理士にとっては、
外注やお手伝いは貴重な収入源という事は知っています。
難しい事は考えず、素直に引き受ければ楽なのですが。。。
多分引き受けなかった事を、後悔する日が来るんだろうと思います。
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