民間保険会社の医療保険は本当に必要か?

金融機関に勤務していた医療保険に加入して12年になります。

まだ若かった為、低解約返戻付で月額3,600円の終身です。

先日、お客さんから医療費控除の計算で保険会社からの保険金を差し引くのはおかしい。

自分で掛けたものが返ってきただけじゃないか。

それじゃ貯金してた方がよかったよ。と言われました。

僕も常々そう思っていました。

日本は高額医療費制度もあるので限度額を超えたら国が払ってくれますからね。

医療保険を払うなら貯金をした方が賢明かもしれません。

さてそうなると、民間の医療保険って本当に必要なんでしょうか?

 

公的医療保険制度の内容とざっくりと

日本は国民皆保険制度です。
すべての国民が国保、高齢者保険、会社の健康保険に加入しています。

僕が済んでいる静岡市では、お医者さんにかかった際には

中学卒業までは500円
それ以降69歳までは3割負担
70歳から74歳までは2割負担
75歳からは1割です。

公的医療保険はよくできた制度であり、収入に応じ月額の医療費が一定額を超えると、超えた部分は国が払ってくれます。
例えば僕のような現役世代(年収は内緒です)で概ね年収が500万円程ですと、月額の医療費が90,000円を超えれば高額医療制度が適用できる見込みがあります。

僕らの税金が払ってくれます。

ありがたいことです。

しかし注意点があり、

  1. 1カ月ごとに
  2. 医療機関ごとに
  3. 医科ごとに、歯科ごとに(1つの病院でも脳外科と歯科は別でカウント)
  4. 入院ごとに、外来ごとに(1つの病院の脳外科でも入院と外来は別でカウント)

というきまりがあります。

例えば、3/25から4/10までA病院とB病院の外来で10万かかったとします。
月をまたいでおりかつ複数の医療機関であるため、1か月ことに1医療機関ごとに集計すると適用できないかもしれません。
また自費は対象ではありません。

最近の医療保険の内容について

民間の医療保険の内容は近頃どうなんでしょうか。

どの保険も入院給付金の支払日数は概ね60日、多くて120日あたりです。
入院給付金も1万円もしくは5千円が主流のようです。

平均的な入院も31日と言われています。
入院給付金の支払日数は60日で十分そうですね。

また日本人が多くかかる病気に7大疾病というのがあります。(最近が10大疾病もききます)
7大疾病とは、

がん
糖尿病
高血圧疾患
心疾患(心筋梗塞など)
肝硬変
脳血管疾患(脳卒中など)
慢性肝不全

などをいいます。

7大疾病には手厚くカバーする保険も多くあります。
がんになってしまった、寝たきりになった場合は保険料が免除される特約もあり医療保険も複雑です。

また、がん保険は別途加入する方も多いですね。

ここ数年はいわゆる良性のガンでも手術給付金がある契約が人気のようです。
悪性でも良性でも、ガンと診断された時点で一時金として100万から300万を一括して受取る契約です。
治療や通院、入院をしていなくもあくまで診断が保険事故となっている契約ですね。

 

自分の医療保険について検討

医療保険は実際に病気になったとき、確かに役に立ちます。
しかし、注意点があるにせよ公的医療保険が存在する傍ら、民間医療保険に加入するメリットはあるのでしょうか?

僕が12年前に加入した前述の終身医療は、月額3,600円です。
入院給付金日額5,000円 手術給付金は入院給付金の20倍または40倍です。

12年で掛けた金額は概ね520,000円です。

例えば病気と手術で30日入院し、1,000,000円かかったとします。
保険金は5,000円×30日+5,000円×20倍=250,000円です。
そして高額医療制度により自己負担は90,000円とします。

単なる試算ですが医療保険に加入しなければ、実際に支出する金額は90,000円。

医療保険に加入していれば、実際に支出する金額は520,000円-250,000円+90,000円=360,000円です。

そう考えると、高額医療制度があれば貯金をしたほうがいい場合もありそうです。

 

まとめ

民間の医療保険が必要かどうかは実際に病気にかかり、その時高額医療費制度が適用される支払いができるかどうかだと思います。

家計との兼ね合いをみながら決めていくしかないですね。

ただ、医療保険もその時代に即したトレンドがあります。

安いからといって昔から続けている契約がいいのかどうかはわかりません。

10年、20年ごとに見直してみることも大切だと思います。

 

 

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