退職した後の健康保険。国保と任意継続のどちらが安いかざっくり計算してみた。
来年、仕事を辞めた以後に発生する支出を計算しています。
生きていくためには、ホントお金がかかりますね。
自己都合なんで仕方ありませんが。
さて、仕事を辞めた場合、誰しもが即座に手続が必要な事があります。
社会保険と国民年金の手続きです。
18年位前に、よく問題になりましたよね?
会社員を辞めた場合に、国民年金に加入するのを怠ったなどと。
国民年金は一律で現在は17,000円くらいですよね。
厚生年金より安いですが、その分将来の手取りは厚生年金より大きく少ないです。
あとは付加保険をつけるか、年金基金やイデコに加入するかは任意です。
問題は健康保険です。
任意継続か、それとも国民健康保険にしようか悩みますよね?
今日は自分の場合、どちらか負担が低いか比べてみます。
任意継続の場合
前提となる条件ですが、36歳男性の月収は大体30万だそうです。
僕はそんなにもらってないすがね!
賞与が夏冬合わせて4ヶ月でるとして、年収480万(給与所得330万)のモデルの場合です。
加入者は僕1人のみ。
↓協会けんぽの月額表です。
月収30万の人の場合、健康保険は29,310円です。
任意継続は会社と折半ではないので、全額自己負担です。
なお、保険料は退職時の月収が元となります。
約30,000円って、高いっすね。
国民健康保険の場合
国保の場合は、市町村によって異なります。
静岡県内でも、東部地区の方が高い傾向にあるようですね。
計算方法はヤヤコシイくくりがありますが、ここではシンプルに計算します。
僕は36歳なので、所得割と均等割のみです。
静岡市で加入した場合
静岡の健康保険に加入した場合です。
・静岡の所得割は7.72%。
・均等割は60,200円
・基準となる所得は3,300,000円-330,000円(基礎控除)=2,970,000円
よって、2,970,000円×7.72%+60,200円=289,484円です。
月額24,123円です。
草津市で加入した場合
滋賀県草津市で生活しますので、草津市の保険料を計算します。
・草津の所得割は8.5%。
・均等割は60,200円
よって、2,970,000円×8.5%+59,300円=311,750円です。
月額25,976円です。
まとめ
ええっ!
今まで任意継続の方が安いと思っていました。
任意継続だと29,000円。
静岡だと24,000円。
引っ越先の草津だと26,000円。
任意継続の方が高いですね。
国保の方が安く、そして来年は今よりも所得がきっと大幅に下がります。
国保のほうが無難ですよね。
国保にします。
今回は自分で計算しましたが、多くの市町村で計算シートがあります。
任意継続か迷う場合は、一度計算してみるといいですね。
必ず市町村のサイトから、計算シートをダウンロードしましょう!
所得割の率は毎年変わりますので。