勤務税理士の思案7。ルールを守る意味。

普段税務の仕事をしていると、そのほとんどが決まりごとの世界です。

決まり事とは、「ルール」です。

時々、堅っ苦しくて、嫌になるときもあります。

 

税法の「ルール」って面白いですよね?

霞が関の人間は、頭がいいと本当に思います。

 

・「ルール」に従って所得を算出する。

・「ルール」を利用して、うまく法令の抜け道を探す

・「ルール」に従い節税を利用する

・「ルール」を知らずに税務署から指摘を受ける

 

「ルール」の使い方は様々だと思います。

しかし、よく疑問に感じました。

なぜそもそも、「ルール」など存在するのでしょうか?

rule

原始帳票のルールを無視する

仕事をしていて、よく頭を悩ませるのが、

上様や役員個人名で記載された領収書、請求書の存在です。

 

それらを平気で経費とする感覚に、

時々、どう指導をすればいいのか悩みます。

 

そのままでいいわけないですからね。

 

勿論、それらが直ちに否認されたり、却下した方がいいわけではありません。

しかし、何か事が起きた時、もっとも説得力がある存在は、

それらの原始帳票類と呼ばれるものです。

 

ある程度の年月、商売をしていれば、

領収書や請求書の存在が重要であることは、理解されているはずです。

そしてそれらに、一定のルールがある事も。。。

disorder

 

大抵の方はしっかりやっているものです。

しかし、ルールを無視して、帳票類はこれでいいや!

という流れを踏襲していく事は、とても不公平感を生じさせます。

 

何より、誰が支出したのか、パッと見でわからないものを経費にする感覚は、

経営するにあたって推奨される感覚ではないと思います。

それはホントに会社の経費?

目下、話題となっている会社の私物化ですが、

同族会社でありがちな事は、役員関連の費用です。

 

海外での視察なんかは、何だかよくわかならないものが混じっています。

これはホントに会社に置いてあるの?といったものまで。

 

「あのさ、これさ、私物ですよね?」

などど聞きはしませんがね。

一応は、法人の収益を上げるための支出ですからね。

 

個人事業の場合は、家事関連費用は、結構厳しく必要経費から除外されます。

事業の純資産に課税をし、家計の純資産に税金を課すわけにはいかないため、

事業と会計は明確にわけろという建前です。

 

家計と事業という混合がない法人課税の世界では、

特段の定めがなければ、支出は経費になります。

 

しかし、それが役員等の個人的な支出と判定されれば、

法人税、所得税、源泉税のトリプルパンチの発動です。

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ルールを無視していいわけがない

会計や税務の帳票類には、「書くべき事項」がルール化されてます。

また、数々の法令には、経費の計算方法が規定されています。

 

税金など払いたくない!

と唱える方もいらっしゃいます。

 

僕もできれば所得税や市民税、社保の天引きはされたくありません。

この業界、資格とっても、給与なんて上がらないっすからね。

 

しかし、だからといって、「ルール」を無視していいはずがありません。

 

・整然と駐輪された自転車置き場の通路に、駐輪する人

・平気で約束事や約束時間を破る人

・明らかに赤信号なのに自転車で渡る人

 

そんな人ばかりになったら、一生懸命真面目にやっている人にとっては、

みんな不公平感満載です。

 

「ルール」を守る意味、「ルール」を保つ意味とは、

公平性の均衡を保つ、公平性を維持する事だと思います。

まとめ

僕も一応は日々、真面目に生活をしています。

しかし、朝起きて、自転車に乗って駅に行って、

電車に乗って、歩いて勤務先まで行き、仕事して帰ると、

様々な「ルール」違反に遭遇します。

 

でも、他人が「ルール」違反をしているからといって、

自分がしていいわけありません。

不公平に感じますがね。。

 

だからこそ、「ルール」を守るという事は、

大切なんだと思います。

 

特に、税金が絡む事については一層。

 

 

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