所得税確定申告書 損失の申告書の書き方1。第4表はむずかしい。

あと一カ月もすれば、所得税の還付申告が始まります。

個人的にですが、年末年始の旅行から帰ったら、

即座に医療費控除の還付申告をします。

 

さて、確定申告というと、お客さんから毎年のことですが、

損失申告の書き方について、問い合わせがあります。

損失の申告書って、手書きで書くと難しいですよね?

説明書なんて、読んでいてもさっぱりわかりません。

 

そこで自分へのおさらいも兼ねて、以前作成した資料を使って、

損失の申告書の記載方法についてまとめておきます。

 

昔の資料です。

まだ僕が会計事務所1年そこらで、希望に燃えて頑張って勉強してた頃のものです。

ご参考までに。

前提

何回かにわけますが、今回は総合所得のみ場合です。

事業所得や不動産所得がマイナスの場合です。

 

給与所得や配当所得、雑所得や一時所得があれば、

事業や不動産のマイナスと相殺できます。

 

ざっくりこんな感じだとしておきます。

「㋐」や「①」などは、申告書の番号と連動しています。

第1表 収入金額と所得金額

収入は上記の文字の部分が、連動してきます。

今回は、事業と不動産がマイナスなので、それらを他の所得と相殺します。

 

㋐から㋘には、収入金額を転記します。

①から⑦までにも、素直に所得を転記します。

しかし、⑧(譲渡と一時)がある場合、⑧と事業や不動産のマイナスを相殺するのであれば、

第4表の損失の申告書で計算をします。

 

 

第4表 損失の申告書 通算の準備

損失の申告書って、ごちゃごちゃしてて、わからないっすよね。

どうしてこんなにわかりにくいんでしょう?

 

上記の①から⑦までの合計金額を「59」に書きます。

譲渡と一時所得は、500,000円の特別控除をした後の金額が、

「61」、「64」に来るように、差引金額と特別控除額を書きます。

右の金額が埋まれば、通算の準備が完了です。

 

 

第4表 損失の申告書 通算を行う

ようやく通算を行います。

上記の「59」、「61」、「64」の金額を転記していきます。

最終的に 59+61+64=−180,000円となり、

事業や不動産で生じたマイナスを、他の所得と相殺しました。

残りの−180,000円は来年に繰り越しします。

 

実際に、Ⓐの行で通算しているのに、通算前って書いてあるから、

新人の時、凄い混乱しました。

今これから通算しようね!ってことなんですが、

凄いわかりづらいです。

まとめ 注意点

会計事務所1年の時に、わからなかったことがあります。

そしてそれが通算時の注意点です。

 

・雑所得や一時所得の損失は、他の所得と相殺できない。

・しかし、雑所得や一時所得の黒字は、事業などのマイナスと相殺できる。

・譲渡所得と一時所得の黒字を、事業や不動産所得のマイナスと相殺する場合、

特別控除や1/2は行わない

 

まあ、税務ソフトならそこらは間違うことはありませんが、

すべて手書きっていうと、結構間違えます。

度忘れもします。

しかし、基本はやはり大切なんでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です