税理士事務所勤務11年。会計事務所職員としての反省点。

税理士登録して、独立しようかな?と思ってから、

お客さんからどの位報酬をもらっているか、気にするようになりました。

いやいや、常に気にしろよ!

って言われますが、仕方ありません。

僕はただのサラリーマンなので、売り上げを気にするような、

立派なリーマンではありません。

さて、売り上げを気にしてみて、もっとこうすればよかったと

反省した事、感じた事があります。

今後の糧にできればと思います。

reflection

ノルマを気にした時代

僕が銀行員の時、金融機関の役務収益やコア業務純益について、

まったく気にしませんでした。

そもそも、今の同様ですが、社員の立場である場合、

自分の勤務先のバランスシート、損益など全く気になんてしません。

 

そういう意味では、売り上げという数字は気にしていないのかもしれません。

その代わりに心をすり減らした事が、所謂ノルマでした。

今でも精神が追い詰められる人、恫喝される人もいるのでしょう。

 

結局のところ、銀行員の時は、売り上げと同様の数字的視点がありました。

営業職である人は、皆そうなのかもしれません。

 

しかし、税理士事務所へ転職して11年、そのノルマや数字的視点については、

全くと言っていいほど、無頓着となっていました。

contemplation

事務所報酬を気にしてみると。。

今年に入り、お客さんに対して何をして、いくら報酬をもらっているか、

自分なりにチェックするようになりました。

 

僕の勤務先は料金体系という概念がなく、ボスのさじ加減です。

なので職員が行っている仕事内容と料金を照らし合わせていると、

疑問に感じることも少なくありません。

 

その金額に首をかしげてしまう事も。

 

当然、その料金について口に出す人はいません。

お客さんからも、料金についてのクレームについては、

少なくとも職員の耳に入ったことはありません。

 

ただ、この8年間大いに感じたことは、日々行う仕事内容に対して、

顧客からの満足度が全くわかりませんでした。

自分の中でモヤモヤしていた大きな事は、正にこれでした。

顧客の満足度がわからない

以前の勤務先では、顧客への元へ訪問するスタイルが基本でしたが、

現勤務先は、基本的には内勤が主スタイルです。

(勿論、必要に応じて外出してますが。)

 

この基本スタイルについては、職員では変えようがありません。

 

しかし、顧客と直接接する機会が少なく、自分が行った仕事に対して、

お客さんが本当に満足しているのかが、全くわかりません。

 

毎月訪問する、顔を合わせるという事は、顧客に対してだけではなく、

会計事務所職員にとっても、大いに意義があることのなのだと思います。

神聖な蓮の前で

 

ここから生じる弊害は、仕事内容に大きな変化がない場合に顕著です。

日々の仕事が固定化され、ルーティンになってしまうと、

なかなか意欲が湧かない事があります。

時には自分が行った仕事は、本当に意義があるのかわからなくなることも。。。

 

とりわけ、20代中盤の若い職員がこういった状況は避けたいものです。

(過去、僕もそういった状況に陥りました。)

 

税理士、会計事務所職員に関わらず、顧客と対面するという事自体は、

いろんな意味で、今後最も重視される要だと感じます。

 

まとめ 会計事務所職員としての反省

会計事務所職員として、顧客の元へ訪問できなかったことは、

大いに反省すべきことです。

 

例えボスという全てを決める存在があるにしても、

こうした方がいいのでは??

と感じたことは、やはりガンガン唱えていく方がベターだったのだと感じます。

 

「ろくなことにはならない。」

という事は、会計事務所勤務であれば、容易に想像できるかもしれません。

神経を擦り減らすのであれば、精神衛生もよくないですしね。

 

しかし、組織が個人であれ、法人であれ、企業が栄えていくためには、

社員がどんどん新しいアイデアを放っていく事が必須です。

商品会開発とは、そういうものです。

 

知識やスキルを磨いていくだけではダメなんですよね。

 

それをしなかったことは、自分にとって大きな反省点であり、

真摯に受け止めるべきことです。

 

とはいうものの、それが過ぎた正義感と判定された場合は、

なかなか難しいことですがね。

 

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