台湾へ行く時に絶対に忘れてはいけない事。
昨日は1日かけて台南でアートを巡りました。
新しくできた台南市美術家、いまさら国立台湾文学館、
地方院、昔の警察署、そしてメインの奇美博物館です。
旅行というと、あそこへ行こう、今日はここへ行こうと、
果物食べようと、いろいろ楽しみ満載ですよね。
でも、台湾を観光する場合、
決して忘れてはいけない事があると思います。
昨日、初めて訪問した国立台湾文学館で、改めて
「台湾は日本の植民地だった」事を考えさせられました。
日本統治時代を忘れてはいけない
随分昔の話ですが、僕の大学入試センター試験の世界史は、
珍しく台湾の歴史が出題されました。
解説でも、島国の中華民国の歴史が出題される事は、
珍しいと言われていました。
当時は、台湾が外貨準備で大きく躍進していた時です。
受験問題も、時代を反映していたのでしょう。
誰だって、世界史で台湾や日本の歴史を学ぶと思います。
しかし、僕は全くピンと来ませんでした。
紙の上の勉強なので、日本統治と言われても。。。。
台北や高雄に行った時も、それほど深く考えた事はありませんでした。
ただ、東部の花蓮や台東の美しい自然が好きになり、
よく東部を旅行するようになってから、
恥ずかしながらようやく歴史について興味を持つようになりました。
東部に色濃く残る村
花蓮市内、鳳林、鹿野などは、日本の村があった場所であり、
古い建築物がしっかりと保存されています。
美しい鹿野はバスで簡単に行けます。
花蓮市内には、歴史を学ぶのに重要な将軍府などが。
鹿野には、広々したパイナップル畑のそばに、
日本家屋や神社が。。。
何が素晴らしいかとは、うまく言葉で言えませんが、
日本で生活をしていると、まず当時の事に触れる機会はありません。
それを知ったところで何なんだ!?と思うかもしれません。
ただ、美しい自然の中に、日本の村の名残を見ると、
きっと今までとは違った心境に陥ると思います。
それは決して、ノスタルジーとかレトロなどといった、
ポワーンとした言葉では言い表せません。
大変な時代があったから今がある
昨年、台北の軍事博物館に行った時、
戦時中の事について閲覧してきました。
また、昨日は国立台湾文学館に初めて訪問して、
ちょっと衝撃だった映像を目に。。。
日本語訳はないので、英語の文章を読んでいましたが、
いろいろ考えさせられる部分がありました。
映像と英文に釘付けになってしまい。。。
当然、内容についてここでは記載はしないでおきます。
1つ強く感じたことは、大変な時代を経験してきた人達が
いるからこそ、今の時代があるという事です。
家族でいうと、僕の場合、戦争を経験してきた、
祖母がいたからこそ、今の自分があるということです。
普段の日常では、常に忘れてしまいがちです。
もしかしたら、そんな事は知らなくてもいい事かもしれませんが、
歴史は繰り返すって言われています。
忘れてはいけない歴史、忘れてはいけない人の思いは絶対にあります。
それらは忘れていいはずなんて、絶対にないんですよね。
誰もが一度は学んでいるけれど、忘れてしまいがちな
「日本統治時代」を思い返してみると、
また1つ違った旅行になると思います。
まとめ
僕は税理士制度や、税理士先生に接したとき、
「ああ、嫌だな。合わないな。」
とずっと感じていました。
税理士区分や会費等なども、疑問に感じていましたが、
税理士制度だって、先輩方が守ってきた事の1つです。
良い悪いは別として、ずっと守ってきたからこそ、
日本の税理士制度があるのでしょう。
それを思うと、歴史と一緒だなと感じます。