給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書がとても難しい

先日国税庁のHPを確認した所、令和2年分の年末調整関係書類がアップされていました。

大学卒業以来、訳も分からず毎年、扶養控除申告書を提出していましたが、

以前とは比べ物にならない程複雑になりました。

 

中小法人の場合、社員からは書面での提出を求める会社も多いですが、

必ず提出が遅れる社員もいます。

 

ええ、僕も銀行員のときそうでした。

住所、名前、控除証明添付だけなんですが、面倒くさいですよね。

 

され令和2年の書式を見てびっくり!

会社から書面で「書いてきて!」って渡されても、これでは書く気になりません。

 

難しい年末調整書類

大学卒業後、銀行勤務へ就職して初めて迎えた年末年始。

当然のごとく、年末調整関係書類をもらいました。

しかし、一体何の為に必要な書類なのかは、全く聞いた覚えがありません。

 

いやいや、そんなん社会人なんだから、自分で調べろよ!

って思われますが、年末調整が一体何なのか?

よくわかっていない社会人の方も大勢います。

 

年末調整の正体を知っている事は、僕は常識的な事でもなく、

社会人として当然の事でもありません。

 

おそらくそれは、源泉徴収義務者である企業が社員に対し、

しっかりと説明した方がベターだと思います。

 

頑張って書こう!

と思っても、普段見慣れない専門用語があると、

人間頭に全く入ってきませんよね。

 

ITやwebの知識がない人に、ショートコードやCSSを、

永遠に唱えられても、全く聞く耳持たないのと同様です。

 

 

冒頭の書類の正式名称は、

「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」

というよう。

 

3つの申告書が、1枚にまとまっています。

 

「給与所得者の基礎控除申告書」の1つだけでも、

何だかよくわからない部分があるにも関わらず、

よくわからないものが3つも合体すると、僕だったら解読ができません。

 

国の経費削減の面もあったと思いますが、

やはりこれ1枚渡されても、なかなか理解が追いつかないような。

 

とりわけ社会人になって初めての年末調整の場合、

なぜ書く必要があるのかがよくわかりません。

国税庁HPで自動計算がベター

平成30年の扶養控除申告書では、国税庁のHPで自動計算ができました。

おそらく今年も同様になるのでしょう。

(でないと、大変ですよね。。。)

 

もはや扶養控除申告書等は、手書きで行うよりも、

よりwebで完結する方がいいでしょう。

 

読んでもよくわからない3つの申告書が合体した書類を眺めても、

多分、一向に状況は向上しません。

 

合計所得金額や控除額の計算欄も煩雑で、

これではよくわかりません。

 

よくわからず書かれた扶養控除申告書を預かる経理担当者は、

書かれた内容が良く分からず、余計に年調業務に手間がかかる事が多々あります。

 

丁寧な仕事を心がける人ほど、

「本当に扶養に入れていいですか?」

なんて聞いてくれますので、担当者にとっては手間そのもの。

 

電子媒体での提出はいろいろ壁がありますが、

扶養控除申告書については、自宅でwebで記入して打ち出しの方が賢いのでしょう。

会社は社員に対し税金の教育が必要

思えば大学を卒業して就職してから、職場で自分の税金関係について、

教わったことがありません。

ええ、会計事務所に転職してからも、教わっていません。

 

いやいや、そりゃ当然だって!?

社会人なので、自分でやるべきだ!

といった考えの方が自立しており、一般的なのかもしれません。

 

しかし、市役所で受ける事が出来る公的扶助制度のように、

そもそも知る機会がなければ知る由もない事が多く存在します。

 

国保や国民年金関係、社会保険関係についても、自ら申請が必要な制度の場合、

知る機会がなければ、その恩恵を受ける事ができません。

 

知らなきゃ受けれません!だとしたら、一体何の為の制度なのか?

その制度自体の存在意義が問われます。

 

社員の方に初めて給与を支給する時、また初めて年末調整を行う時、

社会保険や市民税を控除する時には、一体何の為に行うことなのか?

 

そんな社員教育も必要なんだと感じます。

まとめ

今後は扶養控除申告書関係はますます複雑になっていく為、

国税庁のHPから自動計算したものを会社に提出する方がお薦めです。

 

中小法人では、紙での提出がまだまだ多いと思いますので、

経理担当者の負担削減にならない事が必要です。

 

書いていて思い出しましたが、平成17年銀行に就職した時、

僕の就職先では、静岡の金融機関でいち早く401Kプランが導入されました。

 

今は401Kなんて死語であり、イデコ(確定拠出型年金)と言われます。

 

入社早々、401Kの説明を受講。

いやいや、わかりませんでした。

まず401Kを理解する為には、日本の公的年金制度を理解する必要があるんですよね。

 

そして、なぜわざわざ自分で運用するのかが全く理解できません。

たどり着く先には、日本の年金制度自体が理解できていませんでした。

 

だから「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」

って渡されても、難しいだろうなと感じます。

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