独立当初の当初って一体いつまでが当初なの?
数日までから蝉の鳴き声が聞こえるようになりました。
滋賀県は静岡と同様に自然豊かで、空気も綺麗。
美しい田んぼもあり、蝉の鳴き声が絵になります。
で、えっ!もしかしてもう夏かしら?なんて、時の流れに驚きもしました。
そういえば、いろいろブログを読んでいると「独立当初は大変で。。。」
といった文言をよく目にします。
当初って非常に便利な単語で、
「まあまあ、当初だから暇だよー」
って大義名分となりますが、そしても僕はいつも疑問に感じます。
「独立当初」の当初って、いつからいつまでが当初なの?
当初の期間とは
グーグルによると、当初とは、はじめの時らしいです。
えっ!すっごい抽象的!
そういうってすっごい嫌。
何とでも言えてしまう所得税法第37条と同じくらい大嫌い。
そういう時は英語で考えてみます。
当初とは、at first や at the beginning を使いますが、あっ!同じですね。
当初って意味は、やはり「初め」という意味なんでしょう。
そこで気の弱い僕は不安に陥ります。
「当初は大変だった。」
ということは「当初が終わったら大変じゃ困るよね」的な事が頭をよぎります。
もしかして僕の当初はとっくに終わっているのでは?
概念は自分次第
そういえば、以前東京でセミナーに参加した後の懇親会で、
同じような質問をした事がありました。
僕自身は特段ITに強くはない為、とても素朴な疑問で、
「よくHPで見かけるITに強いって、何を基準にして強いんですか?」
と聞いてみました。
僕はあまり空気を読むことが得意ではないのか、
「あれ?何かまずい事聞いちゃった?」
と後悔しましたが、何となく会話をしていてその答えは把握できた気がします。
当初っていつまでが当初なのかと同様で、それは話し手が決める事なんだと思います。
1か月先でも、1年先でも、話し手である自分が既に確実に予定している事について、ingを使用するのと同様に、
自分がまだ初めたばかりと思えば、当初なのかもしれません。
当初の期間を決めるのは自分次第。
何だかそんな事を真面目に考えていると、怖くなりますよね。
だって1年経っても当初だったら、マネーフォワードでしっかり僕のこづかいを管理している
嫁に殴られそうですからね。
基準やものさしだって結局自分次第
僕はあまり人の目が気になりません。
他人はそれ程自分の事を気にしていない事は、36歳にもなればわかります。
しかし、見ず知らずの他人とは大いに比べてしまいます。
不運にもSNSが発達した現代では、他人の情報を把握する事なんて楽勝です。
そして他人と比べて毎日、イチイチ落ち込んでいます。
「幸せの基準は自分で決めるもの」
「最終的な成功は自分が決めるもの」
確かにそうなのかもしれません。
僕もこの年齢になり、それが1つの模範とすべき正解であると思います。
が、非常に難解な2元1次方程式でもあります。
ただ、人間そんなに「はい!そうです!」なんて、簡単な生き物ではないですよね。
例えば、辛い時や悲しい時に、「元気だそう!」なんて思い、
無理に楽しい音楽聞いて無理やり元気を出そうとしても、ぜんぜん元気になりません。
そもそも、そんなのはおかしいです。
それが可能であれば、嬉しくて楽しい時に、「悲しくなろう!」って思い、
無理やり悲しくなれるかって問うたら、なれるはずありません。
話し手にとって、あらゆる基準が自由なのであれば、
今はとことん他人と比べて、イチイチ落ち込もうと思います。
そういうのって、本当は精神衛生上よくないですよね。
しかし会社員だった時、他人と比較して、わざわざ一人で落ち込むことはありませんでした。
だから今はまだ、この上なく他人と比較しない限り、「幸せや成功は自分で決めるもの」
という境地に降りる事が出来ません。
まとめ
一般的に○○の当初というと、やはり1か月、2カ月のスパンのようです。
冷静に考えると、1か月くらいかなと思います。
○○して間もない時、と同じ使い方が可能なので、1か月でも長いくらいですよね。
そういえば、2008年に3科目目の簿記論に合格した年の試験は、
受験会場の大学で校舎を間違えてしまい、
今から問題配りまーす!の直前で着席した事がありました。
今後どういう人生を歩んでいくのであれ、そんな風に独立当初を振り返る事が出来るのであれば、
とことん他人と比べることも悪くないのだと感じます。
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