嘉義観光の街歩きなら嘉義公園がオススメ。歴史ある神聖な嘉義公園は日本の神社そのもの。
嘉義と言えば、台湾南部の入り口です。
有名な阿里山鉄道の起点であり、
日本でもヒットした映画「KANO」の舞台となった場所です。
2019年5月の1人旅の時に、
台南から台中へ向かう途中、嘉義に立ち寄りました。
嘉義へ訪問するのは3年ぶり3回目です。
前回は「KANO」の展示を見に行くため、
国立嘉義大学ランタンキャンパスへ。
この時は散歩がてら、嘉義神社へ行きました。
この5月中旬の嘉義や台中は、1時間ごとの強烈なスコールにより、
移動が本当に大変でした。
しかし、嘉義の街歩きなら、
嘉義神社は日本人にとっては外せないスポットです。
嘉義神社 基本情報
住所は嘉義市東區公園街42號。
嘉義神社は、嘉義公園、嘉義球場と一体となっています。
せっかくなので、訪問した時には、まとめて観光をしましょう。
僕が訪問した時には、大雨→晴れ→大雨→晴れの繰り返しで、
全くゆっくりできません。
8月はかなりカンカン照りのため、
晴れた日には穏やかに過ごせるはずです。
(蚊には細心の注意が必要です。)
↓地図です。
駅からはかなりの距離です。
途中、食事をしたり、檜村や監獄に立ち寄ったので、
嘉義公園に到着したのは、かれこれ2時間くらい歩きまわってからでした。
嘉義公園
天候が不安定だったんで、公園自体には人はいませんでした。
しかしこの公園、かなり広い公園です。
繰り返しになりますが、晴れた日にのんびりするのもいいかも。
早朝は運動するのも気持ちが良さそう。
ここをくぐると、嘉義公園に来た!という感じです。
雨が降っていましたが、
余計に神聖な気持ちになります。
外国に、日本の時代のものがあるって、
とても複雑な思いにかられます。
これは射日塔です。
雨だったのですが、水がしたたり美しかったです。
嘉義神社の資料館として、
昭和十八J18-嘉義市史蹟資料館が建てられていました。
以前訪問した時は、気付かなかったにかな。。。
日本風の建物で、嘉義公園の歴史が紹介されています。
1910年の日本統治時代に建設されたようです。
一通り公園内をぐるっと回りましたが、
日本のよくある神社そのものです。
公園内の雰囲気が、さながら日本の神社にお参りに来ているよう。
日本人にとっては、おそらく全く違和感がない場所だと思います。
社の跡らしいです。
戦前、ここも憩いの場だったのでしょうか?
日本人も台湾の方も、
みんな仲が良かったのでしょうか?
複雑な歴史背景はあったものの、同じ人間である以上、
互いに尊重し合い、いがみ合う事がなかった事を祈ります。
今は若者や現地の方の憩いの場所となっているようです。
時を経ても、大切に使っていただいていることに、
僕らは感謝しなくてはならないと感じます。
歴史ある場所が、今はいろいろな方が行き交う場所になっていることに、
不思議さと奇跡感を感じます。
迎えには嘉義球場が。
有名な「KANO」です。
僕も日本で映画を見ました。
映画を見るまで、日本の甲子園の歴史上、
台湾の農業高校が、甲子園に出場した事を知りませんでした。
戦前の出来事なので、当然ですが。。。。
しかし台湾へ旅行するのであれば、
台湾(台北だけではなく、全ての土地)各地と日本との、
歴史的な関わり合いは、学ぶ必要があると確信します。
まとめ
嘉義公園は、駅からはかなり離れています。
街散策が好きな人は、歩きながらゆっくり時間をかけて、
あまり時間がな人はタクシーが必須です。
嘉義はそれなりに大きな街だと感じます。
できれば、1日かけて観光する方ベターです。
おいしいお店、リラックスできる場所、歴史的な建築は、
自分自分の足で回って発見してみましょう。
今日の一言
the other way round:逆(裏返し)