主夫的税理士生活「いただきます」と言っていますか?
先日嫁とハンバーグを食べに行ったとき、
僕と同じ年くらいの夫婦らしき人達が。
僕らのオーダーが先に到着し、
モクモクとランチを噛みしめていたら、
お隣の夫婦からこんな素敵な声が聞こえました。
旦那さんは、ちょっと大きめの声で、
「いただきます。」と。
いただきます。
最近、言っていますか?
いただきますを言わなくなった
僕は全然言いません。
いただきますって、そういえば、口に発することは殆どありません。
食事をし終えた後には、お会計の時に、
こちそうさまでしたと言うようにしています。
心を満足させていただいた感謝の気持ちとして、
必ず声に出すようにしています。
しかし、料理が提供され、食事を始める前に、
「いただきます。」
という事は、ずっと昔から口にする事はありません。
子供の時は、母親が作った料理を口にする前には、
必ず言っていた記憶があります。
さもなくば、怒られたから。
しかし、1人暮らしをするようになってからは、
そんな事もなくなりました。
ハンバーグを食べながら、あまりにもあっさりと自然に発せられた
「いただきます。」に、僕はすっかり打ちのめされたのです。
いただきますの意味
いただきますには、いろんな意味があると言われています。
・大地や作物への感謝
・海や山の幸への感謝
・命を捧げてくれた動物への感謝
・作ってくれた方への感謝
多分どれも正解なんだと思いますが、
僕は最後の作ってくれた人への感謝だと感じます。
1人暮らしの時、料理を作る事は、100%自分の為でした。
自分の為に作り自分が食らう。
それでも十分だったのですが、
今は誰かの為に作るようになり、作り手の気持ちがよくわかります。
たかだか2人分作るだけですが、
食材を買いにスーパーへ行くときでさえ、無心ではありません。
やはり何かしら、相手の事を考えています。
調理中も、何となく相手の事を考えて調理したり。
誰かの為に調理をするという事は、
気持ちを表現する方法の1つなんですよね。
料理する人は様々な感情が
そもそも、全て食べ終わって後に感謝の思いで、
「ごちそうさま」という方が、傲慢だったのかもしれません。
美味しい食事というのは、心が和むものです。
彩を工夫したり、季節によって食材を変えたり、
味付けを工夫したり、組み合わせを変えたり。
家庭内であっても、誰かに提供する料理は、
いろんな思いが込められているはずです。
母親ともなれば、様々な感情があるんでしょうね。
もう何十年も忘れてしまっていた、いただきます。
ハンバーグ屋の1件以来、僕は3食の度に、
いただきますを発しています。
まとめ
ここ数週間はバタバタしており、
満足に朝食や夕食の支度ができません。
「オレだって(珍しく)仕事してんだよ。」
と言いたくなりますが、主夫的税理士生活を送る為に、
ここはぐっと堪え時です。
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今日の一言
Let’s eat:いただきます