税理士が初めて税理士に個別税務相談を申し込んで実感すること。

先日の金曜は、京都の税理士さんの元で、

相続税に関する個別対面相談をしてもらいました。

 

税理士さんに相談するのは、人生初めての経験。

 

悩むんだったら、さっさと相談すればいいのに、

僕は申し込みフォームを開くのに、実は1週間も悩んでいました。

 

その主な要因は、「こんな初歩的な事を、税理士に相談していいものか。。。」

といった格好つけた雑念です。

 

しかし、相談してよかったと実感。

 

思い切って相談した理由は、当然モヤモヤをスッキリしたかったからですが、

税理士に相談する立場の気持ちを実感する、絶好の機会だったからです。

 

 

相談時間はあっという間

ここ数週間は、週に1回のペースで個別、メール、ZOOMによる

税務相談の問い合わせがあります。

 

毎回必ず僕の中で沸き上がる感情は、

「本当に僕の回答や受け答えは適切で、満足してもらえたかの?」

といった悩みです。

 

相談日まであまり用意できる時間がない場合は、

本当に相手の目線に立つことができたのか、終了して悩む事があります。

 

今回自分が税理士に相談して発覚した事は、

相談者にとって、相談時間は非常に早く感じるという事です。

 

僕は1時間の相談の予定でしたが、当日、時計をみてビックリ!

やや雑談を挟んだものの、あっと言う間に60分が経過。

 

僕は対面式やZOOMの相談では、大体どの方も2時間程度の時間を要します。

1つ1つ相手の理解度と質問を受け付けていると、

殆どの方が2時間ちょっとかかり、僕はしばしば疲労しています。

 

特にZOOMだと、いつもより声のボリュームが大きくなるので、

喉が渇き、終了後、ひどい頭痛がすることが良くあります。

 

情けないことに、回数を重ねても、緊張をしているんだと。。。

 

でも、相談者にとってみたら、聞きたいことは沢山あり、

2時間なんて、あっという間の時間なんですよね。

 

実際の相談では、容赦なく質問をされる方もしばしば。

(本当に自分にとって、いい勉強になります。)

 

僕も金曜日は税理士さんに、質問をズカズカ。

ええ、僕も自分が相談する立場になると、

同じ事をしているんですよね。

 

相談者にとって、相談時間はあっという間。

相談する方の心理というものが、とてもよくわかりました。

相談はあくまでも手掛かりをいただく事

僕はいつも相談を実施する時に、最終的な判断は、

必ず納税者自身で行うようにお願いしています。

 

最初の申し込み時にもそれを伝え、

実際の相談実施日にも再度伝えるようにしています。

 

今回自分が税理士さんに相談して感じた事は、

相談者である僕も、明確な答えを求めていたわけでなかったのです。

 

悩みを解決する為の、何か手掛かりが欲しいと思っていました。

 

助言をいただいた判断材料を元に、

自分でこうしてみようと思う事ができました。

 

もしかしたら、相談者の方の多くも、

明確な答えを求めていないのかもしてません。

 

また1回の相談で、最終的な結論が出るとは思っていないのかも。

普通の大人だったら、そう思うのが当然かもしれません。

 

相談者が選択可能となる、いくつかの方向性や判断材料を、

出来る限り多く提供する事の重要さを感じました。

こんな事を相談してあきれられたら、、、

と、僕は思って悩んでいました。

「こんな初歩的な事を相談して呆れられないだろうか?」

 

そう感じた思いは、今までも何度か相談者の方から言われた言葉でした。

僕も同じように感じていたなんて。。。

 

それでも相談した理由は、初歩的な事であっても、

過去の自分では経験した事が無く、方向性に自信が無かったからです。

 

個人の方からは、しばしば、税理士に相談していいのかわからない、

恥ずかしくて相談できない、1人で悩んでいた、

といった事をよく聞きます。

 

ええ、僕だって相談しづらかったですもん、恥ずかしくて。

税理士に相談しにくいという、確かな事実を痛感しました。

 

webだけで営業活動を運営するのであれば、

どれだけその「声をかけづらい」ハードルを下げることができるのか?

 

もう一度、相談しづらいと思う方の立場にたって、

web構築をしていく必要があると実感しました。

 

まあ、そういう事もあって、

かなーり緩いwebサイトや名刺を作ったんですがね。。。

怖がってチャレンジしないよりも

僕は今の所、相続税の受付はしていません。

開業当初から、相続税をやろうとは思いませんでした。

 

理由は、会社員の時の相続税の申告について、

トラウマとなる苦い経験があったからです。

 

誰だって、調査官の決定に納得がいかない事があると思います。

ただそれに対抗する事ができるのは、あくまでも税理士さんだけです。

 

でも当時の僕の身分はただの税理士試験合格者であり、

姑息な調査官をぶん殴る権限もなく。。。

 

怖さもあり、またそういう思いは2度としなくなかったので、

相続税の申告は行うつもりはありませんでした。

 

しかし、今まで何度か問い合わせもあり、

その機会を断る度に、何か心に引っかかるものが。。。

 

全く経験がない、勉強していない、実務がないのであれば、

断ることも当然なのかもしれません。

 

しかし、実務や個人レベルは低いかもしれませんが、

僕は一応、相続税法もとったし、経験や実務もあります。

 

だから何とも言えない、おまえの自分次第でしょ!といったジレンマが。。。

 

僕はただ怖がっていただけであり、逃げる事は人それぞれですが、

何となく心のウズウズ感を感じるのであれば。。。

 

相続は究極のスポット業務という、恐ろしい助言をいただきました。

 

相談業務というのは、相談者からの相談事項だけではなく、

何気ない一言が、本人にとって大きな助言になるのだと感じた瞬間でした。

 

まあ、僕はメジャーもスケールも、キルビメーターも無いけれどさ。。。

まとめ

自分が税理士として相談を受けるのであれば、

一度は税理士に相談してみる事も、大いに勉強になると実感しました。

 

対面、メール、オンライン等のいずれの媒体であっても、

相談者の心理を掴む事は、まず最初にすべきことだったのかも。

 

今後も相談業務を受け付けるのであれば、

今回の経験を血や肉にしておきたいと思います。

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