恒春観光グルメ順興港口茶園。台湾茶好きは必見。港口だけでしか購入できない港口茶は順興港口茶園がおすすめ。
2019年12月31日、恒春半島ツーリング時の投稿です。
この日は恒春中心からバイクで山道を抜け、
東の満州と港口へ向かいました。
ええ、ここへ行くならばバイクしかありません。
感動した景色については既に投稿済ですが、
一体何の目的で港口へ行ったのかって?
勿論、海ではありません。
僕は台湾で生産されるお茶が大好き。
花蓮や台東では、蜜香紅茶、紅烏龍、蜜香紅烏龍が。
日月潭では、アッサム系の日月潭紅玉紅茶が。
いずれも台北ではお目にかかれない最高のお茶です。
そしてここ、港口では、港口茶が特産品。
お店の名前は「順興港口茶園」。
↓外観です。
順興港口茶園 基本情報
住所は屏東縣滿州鄉茶山路392號。
波乗り達が集う佳樂水海灘の側です。
周囲には複数の港口茶のお店が点在しますが、
発酵度が高い港口茶を求めてこちらに訪問しました。
なお、恒春に滞在した12月29日から墾田滞在1月4日までは、
台風のような非常に強風でした。
バイクの運転に自身は無い方は、バイク運転に細心の注意を!
↓地図です。
港口茶を購入
さて店内で港口茶を購入です。
棚を見てみると。。。。。
やっぱしそれなりの価格です。
ここでしか生産されないので、やっぱり高級品。
↓下段が通常の港口茶です。上段は10年熟成ものです。
勿論、試飲をします。
不思議なお茶の風味で、今まで経験した味ではありません。
色は凍頂烏龍茶のようです。
しかし味は、プアール茶と烏龍茶が半分ずつといった感じ。
脂っこい中華系の食事にもぴったりですが、
どちらかと言えば、日本食にかなりマッチするお茶です。
煮物や煮魚、小松菜等の煮びたしにはピッタリだろうな。
これは必ず購入です。
そして10年ものの発酵度が高い港口茶です。
店主の方は、「日本の方はこちらがいいかも」と言います。
価格もちょっとお高めですが、買う気マンマンだったので買います。
発酵度が高いという事なので、確かに味はかなり濃いです。
しかし、濃い味という意味での苦みなどは一切なく。
香ばしいほうじ茶でもなく、濃いプアール茶でもなく、
紛れもなく烏龍茶の味ですが、初めていただく味です。
こちらも和食には当然ぴったりです。
特に酢飯との相性がよく、甘いお菓子にもよく合います。
中華系のお菓子や和菓子の最中、あられ、大福には、
ピタッとはまってしまうお茶。
やっぱり購入してしまい、念願の港口茶を2種類購入しました。
ちなみに店主の娘さんが英語が堪能です。
娘さんがお茶をいれてくださり、お茶の説明を丁寧にしてくれます。
10年の発酵茶と通常の港口茶の違いも教えてくれます。
中学レベルの基本的な英会話ができれば、十分意思伝達は可能。
じっくりとお話ししながらお茶を楽しみましょう。
一つ心残りは、夏場であれば、港口茶のソフトクリームが買えたのですが、
残念ながら、12月末はやっていませんでした。
またのお楽しみです。
まとめ
今回は順興港口茶園を紹介しました。
台北や高雄などの都市ではもちろん手に入らず、
港口茶は恒春のお茶屋さん、または港口まで行き、
購入するほかありません。
台湾のお茶は地方ごとに全く種類や味が異なり、
非常に飲みごたえがある素晴らしいものです。
ええ、お土産にはもったいない。
恒春へ行くのなら、港口の順興港口茶園がオススメデス。